NPO法人日本茶インストラクター協会南九州会員による活動情報および日本茶情報サイト

来年度は全国お茶まつりが熊本で開催されるということで、その準備が進められています。
しかし、熊本県支部の会員の半数近くは全国お茶まつりが何なのか、ご存じないと思います。
そこで、『第61回全国お茶まつり滋賀大会』についてご報告します。
全国お茶まつりとは、茶生産技術の改善と高品質茶の生産による消費の拡大を図り、茶業の発展をめざすことを目的に、主要茶生産県と日本茶業中央会などが主催して、毎年持ち回りで開催されている。



『第61回全国お茶まつり滋賀大会』は、11月25日に甲賀市のあいこうか市民ホールで開かれ、全国の茶産地から関係者が参加していた。
滋賀県での開催は39年ぶりという。

【1】大会式典
大会式典は、大会会長の嘉田由紀子滋賀県知事のあいさつで始まった。



「滋賀と言えば近江米、近江牛、近江茶、三大特産品の一つである。805年には伝教大師最澄が中国より茶の種子を持ち帰り、滋賀の比叡山に植えたと伝えられ、815年の嵯峨天皇の滋賀県の韓崎行幸の際には、中国から帰朝した永忠が天皇に茶を献じたと伝えているように、茶については1200年の歴史がある。
転換期であり成熟期の現代社会において、茶はその機能性から健康化学に優れるばかりでなく、精神的な面ではやすらぎを提供できるアイテムである。これらの効能を広く紹介し、お茶文化の発展に寄与する大会としたい」という。

また日本茶業中央会長の柳沢伯夫氏は、「食品の安全・安心については消費者の高い関心が示され、特に今年は食品の偽装表示問題が社会問題となっている。茶業に携わるものは品質が高く、安全なお茶づくりを国内外に発信していかなければならない」とあいさつされた。

全国茶品評会褒賞授与式では、全国茶品評会で入賞した個人・団体が表彰された。
熊本県内からは産地賞に天草市(釜炒り製玉緑茶の部)が輝いたほか、特別賞としては全国茶商工業協同組合連合会理事長賞に川上誠一さんが表彰された。
流石、インストラクター!

大会宣言では、「茶文化の向上に努め、環境に配慮した茶産業を推進し、安心・安全な国産茶の生産・流通に努め、消費者ニーズに的確に対応した表示の適正化を推進します」など4項目が決議されている。

【2】品評会出品茶展示会
全国茶品評会出品茶が全て展示してあった。



一等一席の農林水産大臣賞を受賞した茶については、生産者の写真とプロフィールを紹介してあった。




【3】茶消費宣伝
大会会場周辺の市役所駐車場などでは茶消費拡大イベントが開かれ、約100店のテントが並んでいた。
主催者のテントでは茶の新技術や茶産地の紹介パネルが展示してあった。





また、滋賀県内の主要茶産地がブースを設けて、リーフ茶のおいしさを味わってもらう試飲会など産地のPRに努めていた。







お茶席も設けてあり、お茶の淹れ方教室のブースでは滋賀県支部会員が活躍していた。



来年の全国お茶まつりでは、熊本県支部がこの消費宣伝活動を担うことになる・・・

【4】茶業関連機械資材展示
乗用型茶園管理機械や製茶機械の展示があった。
注目すべきことは、加熱蒸気を用いた新しい「炒蒸機」という機械の展示があったが、この機械により釜炒り茶と同様の香味が醸し出せるという。
静岡などのブランド力のある産地が釜炒り茶の生産に取り組むとなると、釜炒茶についての認知度が高まるというメリットがあるかもしれない。
しかし、従来の釜炒り茶産地はどちらかといえば知名度がないので、販売面では苦戦を強いられることになるのではないか、と危惧してしまった。

最後に、滋賀県の荒茶生産量は763t、熊本県の1760tの半分以下という現状にも関わらず、今回のお茶まつり大会が盛大に開催されていたのは半ば驚きであった。
来年度の熊本大会はヒト、モノ、カネの点でかなり無理をしなければならないと聞いている。
茶産地としては必ずしも大きくない滋賀県が、予想以上の実績をあげられたのは「産地」としてのまとまりがあること、そして茶産地としての体制がきちんとできていることにあると思われる。
会場となった甲賀市は滋賀で生産されるお茶のほとんどを生産しているし、滋賀県茶業会議所という組織が設置されている。
茶産地は中山間地域に散在し、茶業会議所のような生産から流通までを統括する団体もない熊本県とは大きな違いである。
また、県知事や関係者の挨拶には「茶は三大特産物の一つ」と紹介されるように、茶の生産量が余り大きくない割にはその認知度が大きいことに驚かされた。
さて、残念であったのは表彰式の際、玉緑茶を「ぎょくりょくちゃ」と読み上げられたことである。
「玉緑茶の生産地は主に九州」ということから滋賀ではなじみのない茶種かもしれないが、消費者から認知されていないというのは主産地、つまり玉緑茶生産量で全国第2位である熊本県などのPRが足りないということだろう。
考えさせられる出来事であった。

Written by 普Q員

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