日本茶インストラクター協会、南風サロン - アドバイザーの集い 2013
2013年2月2日(土) 美里町の元気の森「かじか」で今年初めてのアドバイザーの集いがありました。
午前中は、お茶に合う田舎おやつの作り方を美里町の方に指導していただき、午後は、アドバイザーのスキルアップを目標とした年間講座計画について話し合いました。
まずは、おやつ作りから。
「いも団子」と「石垣まんじゅう」の2種類を地元の方に教えていただきました。どちらもさつま芋を使ったお菓子です。
指導してくださった方は、普段は目分量で作られるそうですが、今日は参加者の為にあえて分量を書いてくださいました。
いも団子は、甘く煮たさつま芋をつぶしてそば粉を混ぜ、丸めてきな粉をまぶします。
石垣まんじゅうは、さつま芋をサイコロに切り、小麦粉や米粉を加えてまとめたものを蒸します。
蒸し器に入れて待つこと10分〜15分、石垣まんじゅうが蒸し上がりました。
いも団子には緑の葉を敷いて、お茶に合うおやつの完成です。
おやつ作りと平行して市来さんが作っていたこんにゃくも出来上がりました。
「かじか」のキッチンで作っていただいたお昼ごはんと、出来立てのこんにゃくでしばし休憩。
体だけでなく心まで温まるようなおいしい昼食をいただきました。
午後は、まずリーダーの市来さんから活動についての報告や現状説明を受けました。
支部活動は多岐に渡り活発ですが、アドバイザーの皆が参まって、顔を見て話せる機会が最近減っていて残念です。参加しやすい形になっているかな? ということで、どんな分野に興味・関心を持ち、どのようなことを学びたいのか、出席者一人一人の意見を聞きました。
アドバイザーとしてのスキルアップを目標に、アドバイザー会員対象の勉強会をアドバイザー自身で計画しようとまとまりました。
アドバイザースキルアップ勉強会の提案
3月 インストラクション、お茶のマナーについて
(インストラクターを目指して?)
7月 釜炒り茶の製造工程とお茶の栽培について
(芦北町)
10月 蔵出し茶、合組みについて (茶商)
11月 急須の素材(材質)の違いによる味について
(2011年にインストラクション向上研修会で
実施しましたがアドバイザーも試す)
この日習ったお菓子は、素朴で比較的簡単に作れるものでしたので、お茶を使ってアレンジできないかも検討しました。
試飲したお茶は、やぶきたと在来種の釜炒り茶(芦北告茶)、焙じ茶(五ヶ瀬)です。
お茶に合うおやつを提案するだけでなく、どのようなお茶を合わせるのか、お茶選びとセットで、お茶の楽しみ方を提案できるような活動につなげたいと思います。
アドバイザーのスキルアップに、バラエティに富んだ人材が揃っているインストラクターの皆様のご指導、ご支援をよろしくお願いいたします。
日 時:2013年2月2日(土) 10時〜15時
場 所:元気の森「かじか」(美里町払川)
参加者:アドバイザー6名
市来、江越、梶原、加納、冨田、江藤
written by Eto