日本茶インストラクター協会、南風サロン - 茶の統計

全国における茶生産120年のデータをまとめてみました。



1969年のデータは怪しい・・・と思うけど。



1947年のデータは怪しい・・・と思うけど。



近年のてん茶の伸びはスゴイですね〜。



抹茶入り〇〇という商品を見かけますが、抹茶の利用はコ​スト的に難しいでしょうから実際は"粉末茶"、その原料​になっているのが「かぶせ茶」でしょう。
「かぶせ茶」の生産量が伸びている背景には、茶の多用途​利用があると考えます。



番茶も近年伸びています。
ドリンク緑茶(ペットボトル)の需要の伸びと関係するの​ではないでしょうか。



玉緑茶は大正末期に開発され(この説については疑問ですが・・・)、昭和7年(1932)に「玉緑茶」と命名さ​れました。



第一次世界大戦の頃までは烏龍茶も作られていたのですね〜。



明治初めに紅茶の生産が始まったけど、生産量が伸びたの​は世界大恐慌の後、それから戦後の一時期だったのですね。

ちなみに、グラフの背景は熊本県山都町、"矢部茶"の茶園です。


written by お茶の虫