日本茶インストラクター協会、南風サロン - 面白かった!?学校お茶講座

平成25年11月22日熊本市立泉ヶ丘小学校5年生2クラスでお茶の授業を行いました。


今回の授業はお茶の基礎知識や淹れ方を教えることはもちろんですが
次の週に学校行事で来賓のお客様においしいお茶をお出しすることが
出来るようになることも大事な要素でした。


そこで事前に小学生用のお茶パンフなどを配布しておき、各自目を通して
おいてもらうことにしました。お茶についての関心を少しでも喚起しておく
ことを狙ったものです。




さて、今回の授業の流れは最初に約15分お茶が「出来るまで」と「お茶の力」という
内容で御船町の野口さんにインストラクションを行ってもらいました。


このインストラクション、知る人ぞ知る、インストラクションコンクール全国大会に
出場したほどのもので、エンターテイメント充分の内容なのです。


一回目、謙虚な野口さんは子供たちを怖がらせてはいけない(?)と、
肝心のコスチュームは身につけず普通の服装で臨みます。





話しの内容を紙芝居風に自筆のスケッチブックに描いてユーモラスに
かつ分かりやすく表現したもので、子供たちも関心を持って聞いています。


これは最初の1クラス目の分ですが、2クラス目ではもう少し自分を出して
欲しいと思い、皆の前で「コスチュームを付けてやってよ」とリクエストしました。


さあ、これが新学校茶講座キャラクター「茶レンジャー」の姿です。





このキャラクターで現れたとたん、わーっと歓声が上がりました。


同じ内容を行うのですが子供たちの食い入るような目つきが違います。





前の画像と比べるとなんとなく子供たちの目つきが違うように感じませんか。
これは少し難しいことを言うと、コスチュームを付けることによる「異化」作用により
子供たちが強烈に引き込まれていったと考えることが出来ます。

それはともかく、ななめ後ろから見ると「ジェイソン」に似てなくもないけど・・。
夜道で出会ったらちょっと怖いかな・・。


でも正面から見るとちょっとかわいいところもあるし、終わった後には子供たちから自然に拍手が起こりました。
とても印象に残る魅力的なパフォーマンスでした。


そしてその後に淹れ方のポイントを説明して、大塚さんによるお茶の出し方の
マナーの説明です。





ここでも子供たちはよーく説明を聞いています。
自分たちがお茶を出さなくてはならないという目的があるので、真剣に聞いています。


その後は各自での実習タイムです。
お菓子も付いています。





そんなこんなであっと言う間に(少し時間超過して・・)終わりました。


最後に復習用に一煎パックを全員に配り、ちゃんと予習、復習まで出来るように
配慮いたしました。