Outlook 添付ファイルが消えたりWinmail.datに変わる

対象ソフト	Microsoft Outlook

現象：

添付ファイルが届かない
添付ファイルが消えてしまう
添付ファイルが Winmail.dat になる

Outlook でメールを送信すると添付ファイルが消えたり Winmail.dat に置き換わる現象についての記事です。

関連情報・対処方法

M・・・Microsoft サポートオンライン

◇ M Outlook で受信した電子メールメッセージに添付ファイル Winmail.dat が含まれる (2002/2003) - 278061

「Outlook では、Winmail.dat ファイルにリッチテキスト形式 (RTF) の命令が格納されます。Microsoft Outlook リッチテキスト形式を使用している場合、および Microsoft Word を電子メールエディタとして使用している場合に、この形式が使用されます。」

「Outlook で受信…」というタイトルですが、Outlookから送信した場合にWinmail.datが添付されるという記事です。
解決方法のところには載っていないのですが、Microsoft Word を電子メールエディタとして使用する設定も解除しておいたほうがよいでしょう。
次の手順で設定します。
メニューバーの〔ツール〕→〔オプション〕をクリックし、オプションダイアログの〔メール形式〕タブを開きます。
「電子メールの編集に Microsoft Word を使用する」という項目のチェックボックスをオフにして、〔OK 〕で閉じます。
※Outlook2003の場合は「電子メールの編集に Microsoft Office Word 2003 を使用する」という名前になっています。

◇ M 電子メールの添付ファイルが一部の受信者に表示されない (2003/2007) - 830302

「添付ファイル付きの電子メールメッセージを Microsoft Outlook を使用していない受信者に送信すると、受信者が電子メールメッセージを開いたとき、または電子メールメッセージに Winmail.dat 添付ファイルが存在する場合に、添付ファイルが失われていることがあります。」
「この問題を解決するには、電子メール形式をテキスト形式または HTML 形式のいずれかに設定します。これらの形式は添付ファイルを TNEF 形式にエンコードしません。」

◇ M Outlook 2007 でメールを送信すると、受信者側に Winmail.dat というファイルが添付される (2007) - 941245　

「この問題を回避するには、次のいずれかの方法で設定を変更します。」
「方法 1 : 送信する電子メール形式を変更する」
「方法 2 : レジストリでエンコードを設定する」
「Outlook 2003 以前のバージョンにおいても、TNEF 形式のメッセージで送信を行うことがメッセージの最適な送信方法であると Outlook が判断する場合、Winmail.dat ファイルを送出する場合があります。」

◇ M Outlook 2007 を使用して電子メールメッセージを送信すると、Winmail.dat という添付ファイルが電子メールの受信者に表示されます。 (2007) - 958012

「この問題は、受信者が使用しているソフトウェアが特定のメッセージ形式をサポートしていなかったり、電子メールメッセージに含まれる特定の機能をサポートしていない場合に発生します。」

Outlook2007 限定の対処方法です。
①「Fix it で解決する」と②「自分で解決する」の２つの方法があります。
②では、修正プログラム(957692)をインストールし、それからレジストリ編集を行います。①は、この一連の作業を自動で行うものと思われます。
マイクロソフトでは、この修正プログラムの適用を推奨していません。