東京ラーメンwiki - ラーメンの種類

麺・スープ・具


ラーメンの種類とは、主に、丼の中に入る、
麺・スープ・具により決定付けられます。

しかし、実際には麺によるラーメンの種別の分類は昔からあまり行われておらず、
主に、当サイト、別ページでも紹介しておりますように

タレの種類による分類
出汁(スープ)の種類による分類
・具材による分類(定番レア

の、スープとタレによる分類がほとんどです。

実際には、麺の特徴により、
ラーメンの個性が作られる場合も多いのですが(極太麺や極細麺など)、

麺に関しては、食感のみに影響し、味自体を大きく変えないこと、
また、麺の種類の選択も、あくまでスープの要素でラーメンの種類が決まって、
そのスープに合う麺を選択している場合がほとんどですので、
一般的に、ラーメンの分類上、麺での分類はまだ行われておりません。
ですので、ここで麺に関しての特徴は解説してしまいます。


小麦粉を原材料とし、かん水(鹹水)というアルカリ塩水溶液を添加するのが大きな特徴。
そのため同じ小麦粉で作った麺でも、日本のうどんや中国の多くの麺料理と異なる独特の色・味・食感をもちます。

細長い麺(麺は中国ではイタリア語のパスタと同様に、小麦粉を練った食べ物のことを指す)が用いられ、
ほとんどの場合、製麺機で製造されるため、製麺会社が製造するのが一般的。
ただし、90年代以降小型の圧延機などが流通するようになり、現在では、自家製麺を行うラーメン専門店も徐々に現れています。
材料による区分

風味を増すため蕎麦粉や唐辛子などを混入したり、工場生産の場合、プロピレングリコールを添加して食感を良くしているものも。
また、かん水独特の臭気と苦味を嫌って、かん水に代えて鶏卵をつなぎに用い、「無かん水麺」あるいは「玉子めん」「鶏卵めん」等と称したものもあります。
形状による区分

ちぢれを作った麺を「縮れ麺」と称し、ちぢれのない麺を「ストレート麺」と称することがあります。
また、麺の太さによって「太麺」「中細麺」「細麺」などと称することがあり、
これを組み合わせ、マニアがラーメンの麺を評する際に「中細ストレート麺」などと称することもあります。
しかし、これらの区分は全て感覚的なものであり、例えば「何ミリ以上だと太麺」といったような明確な基準があるわけではありません。

一般的には、
九州系のトンコツラーメンには細麺が使われることが多く、
醤油ラーメンには中太麺、
麺の食感を楽しむことが多いつけ麺では、太麺が使われることが多いです。

他の分類の可能性


上記通り、
これまで一般的に世間で認知されている分類は紹介しますが、
現在ではまだラーメンの種別としての分類には使われていませんが、
他に今後新しい区分が生み出されることはあるのではないかと思われます。

あくまで、現在までのよく知られた分類は上記くらいのもの、
というだけでして、ラーメン自体は日々進化し、また歴史も100年と少しの浅いものですので、
これからも進化・発展していくものと思われます。

当wikiでもラーメンの進化に合わせ情報を提供していこうと思います。


タレの種類による分類