アミダくじで決まった、窓際のいちばんうしろの席
教室の隅っこで
先生からいちばん遠いこの席
週３の先生の授業
大嫌いな数学
大好きな先生
黒板に書かれる白い数字さえ愛しくて
チョークすら羨ましい
先生の、白いチョークになりたい
でも先生は黒板消しを持っていて
文字でいっぱいになった黒板を消してしまう
消されたくない
消さないで
私はここにいるの・・・
先生からいちばん遠いこの席に

スレNO.31
レスNO.462
投稿者: MIND



この作品への批評
495 名前： サリドマイド106 ◆xrBNRIUWXY [sage] 投稿日： 2005/09/13(火) 08:04:48 ID:vQiXPqEL

>462　Ｂ

素敵だ。上手だ。先生という題ではその素敵さにかげりが出てしまうから　もったいないなあ。
固有名詞で読みたい。しかし匿名掲示板とはいえ電子掲示板だからなあ。仕方ない。　いや、ワザとか？
若さの表現は幼さを恐れる若者には嫌がられてしまうし、僕もそうだ。でも、この作品が素敵であることは止まない。
「先生の白いチョークになりたい」　んん？既視感が沸々と沸いてくる。どっかでこれ読んだかな。