苦しみの日々にさようなら
軽やかなステップで道をすすむ

殺したこころを吐き出した
まっくろい心臓に
どこまでいけばおわるの と
たずねながらないていた

そんな日々にさようなら
夢みたいに咲く花の道をすすむ

小さな庭の
死んだわたしと
その隣りの あなたのからだ
皮膚の下をはしっていた血がようやく
光を浴びた今日、みつけた
白い頬にさすひかり
あたたかなみどりの道

生きていた日々にさようなら
この道はきっときれい


スレッド35
レス150
作者 なまえはいらない


193 名前: 名前はいらない [sage] 投稿日: 2005/12/03(土) 00:15:57 ID:qNzCNK71
>150 道

晴れ晴れとした雰囲気と
どんよりとした雰囲気が交互に出てきて面白いです
それだけにラストで「え、死んじゃうのかよ」と若干ガッカリした気分になりました
「殺したこころを吐き出した」「小さな庭の死んだわたしと」などの
ホラー(?)な表現は個人的に好きです  C



199 名前: 名前はいらない [sage] 投稿日: 2005/12/03(土) 00:52:05 ID:uH9quqIn
>150 「死んだ」というのは最後の最後までばらしてしまわないほうが
いいかなと思いました。私もこれ好きです。 B−
2005年12月03日(土) 14:41:45 Modified by teruakiniiduki




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