無題 part34 700

切り取った四角い空から滴る雫
目に映るもの全てが世界じゃなくていい
雨に打たれながら眺める街並みも
切り取った四角い月も
全て真実じゃなくていい

太陽が燃え尽きて
月が海に落ちたら

切り取った空から
色が消えたら

全て夢だったんだと
四角い世界を眺めながら
僕は眠りにつけるから

感想

766 :>>699〜 ◆gwnULb/9mw :2005/06/23(木) 15:43:38 ID:j3naj5j8
【中略】

>700
B。「本当に」町並みを雨に打たれながら眺めていたのか
野暮ですが、気になりました
「雨に打たれる」ということと、その中で「町並み」を「眺める」ということの
嘘っぽい、夢っぽい図案に触れて書いているのだろうとは思います
他の背景も、読んでてすうっと夢心地に入れるものですが
一連の言葉はまだ、そこに入るための踏み切り台のように見えます
なので墜落しないよう、特に細心の注意を払ってほしいです
一気加速した二連以降には生々しい力があって素晴らしいです
2005年11月16日(水) 18:50:00 Modified by teruakiniiduki




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