流星

暗闇に包まれた寒空の中で
突然彼は生まれ
あっという間に一生を終えた

君は暗黒の中で輝くカゲロウを見たか
いっしゅんだけ輝きながら彼は落ちていったのだ
はかなく宇宙との境目で彼は燃え尽きたのだ

なぜその短い一生を生きるのだ
君はなぜその短い一生を生きるのだ
短い命に意味はあるのか
君の存在に意味はあるのか

その隣で妹は手を合わせながら何かを言った

そうか
君は神になりたかったのか
願いを託されて神になったのか
遺骸はなく君の魂だけがこの世で生き続けるのか

決して短くはなかったのだ

スレNO.17
レスNO.885
投稿者:てるあき ◆DDfwggPC.. (現在は新月てるあき ◆aglqL.ViKQ に改名)


批評
911 名前:終焉 ◆MiBZ1CkJ0A :04/12/15 23:23:22 ID:WyuoYhYe

>885
あれ!?なんか急に俺のつぼが出てきた。
俺の感性だから知らないけど・・・
この短くも長い一生を終えた見たいなのがいいです。
え〜とちょっと感動したんで、
B+です。甘いとかそういうのではなく、
良かったのでこの詩一度目を通すと良いと思います。
2005年09月24日(土) 09:26:20 Modified by teruakiniiduki




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