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725 名前:しんしん :03/12/03 20:26 ID:27IQXNm2
少女は空をみあげた。真っ赤な太陽と目があった。
遠くにみえる家族で遊びにいった海。とても綺麗な青
大地には様々な草木が輝いている。鮮やかな生命の緑
「あっっ!綺麗な花嫁さん」少女は思わず声をあげる。
汚れをしらない白いウェディングドレス
手にはいつももっている傘。お気に入りの黄色のカサ
はやく帰らないと夜になっちゃう。漆黒の夜になっちゃう

少女はこの世界のすべての物を美しいと感じた
この世界に生まれてとても幸せを感じた

少女は家にかえるとカバンから絵の具を取り出す
「今日見た物より、どんなものより綺麗な色をつくるの」
  全てのチューブから鮮やかな色を絞り出す
  この世界で一番美しい色を作ろうと全てを混ぜる

  パレットの上にはこの世界の色「灰色」がある
  これが世界の本当の色だ。混沌の色だ
  これが世界の真実だ


756 名前:抑揚 :03/12/04 13:29 ID:x72I5vUc
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B;ひょっとしたら一番評価Aに近い人かも。
まぁ言葉のセンスと背景の描き方がまだ未熟感あり。
話を構成する能力に長けているので、詩というカテゴリに拘らなくてもいいかも。
例えば、どんなに優れた映画のワンシーンでも、
そのまま文章として書き出したところで、詩としての評価は「?」だと思うのだよ。
この詩はそれに近い部分もある。まぁ「詩とは何か」に発展するとスレ違いなので、
単純にオレの評価はAの可能性を秘めたBってことで。
2005年09月17日(土) 16:04:39 Modified by shi44




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