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223 ◆KARsW3gC4M sage 2010/04/23(金) 23:38:10 ID:3nbd//LB





[ある二人の日常(1)]





「ねぇ竜児…亜美ちゃんのこと……好き?」
「当たり前じゃねぇか、どうしたんだよ」
「……本当に?」
「ああ、本当に、だ」
「そっかぁ、ふぅ〜ん」
夕食後、居間でのんびりとテレビを見ていた時だ、卓袱台を挟んで頬杖をついた亜美が俺に話し掛けてきた。
長い艶髪を人差し指にクルクルと巻いては解き、芸人の内輪ネタで盛り上がる画面をつまらなそうに見やりながら……。
『ふぅ〜ん』と呟いた後の会話は無い、いや…そう返されたら何を言えばいいやら…といった感じ。
俺は彼女の横顔を見ながら真意を探ろうとする、ここ四日間ほど亜美はこれに似た問い掛けを繰り返している。
色々と波乱に満ちた二年生が終わって今は春休みに入ったばかり、逆算すれば終業式があった日の夕方からずっと……様子がおかしい。
正確には反省会という名の打ち上げ会を皆でしたんだが、それが終了してからここに至るまで……だ。
俺に思い当たる節は無いが『怒ってんのか?』と聞いてみても『怒ってませぇ〜ん』とつっけんどんに返される、だが不機嫌オーラを滲ませている。
だが俺にはたった一つ解ることがあるのだ、それは亜美の態度が『ブラフ』だという事、彼女が本当に不機嫌なら我が家に来ないだろうから。
仕事が無い、もしくは終わったら約束した訳でも無いのに昼辺りにはちゃっかりと居間でダラダラ、昼飯ガッツリ晩飯控え目オヤツ付きといった具合だ。
ちなみに『昼飯ガッツリ』と言っても大河の三分の一、晩飯に至っては四分の一だ。けど間食は大河とまでは言わないが相当である、まあ蛇足だが。
大河と亜美が入れ替わったようにも感じる、が…彼女は俺の恋人なのだ常に居れて嬉しいし楽しい…それは間違いない。
どんなに忙しくても俺と逢う時間を作ってくれる、からかったり悪態をつきつつも甘えてきて甘えさせてくれる。
そんな幸せな日々は俺にとってこれ以上無い程に心が休まる、しかし……前述の通りな態度をされると心配な反面イラッとする、それが本音だ。
俺達は『横並び』でどちらかが先を進んだら手を取って引っ張り、壁にぶつかったら足掻いて蹴破って……そういう関係でありたい。
なのに……亜美のヤツはこちらの心配なんて何処吹く風、ヒラリヒラリと躱して翻弄する。


それがイラつく原因なのだ、だけど俺はそんな亜美に強く出れない……それは彼女が我儘に近い態度をするのには理由があると思っているからだ。
悪態をついた後の亜美は憂鬱そうで…悲しそうで寂しそうで、先の質問以外の会話は上の空。
ああ心配だ、俺はこう見えても気が気ではない、何を訴え掛けているのか気付かない自分を殴りたい。
「……悩み事かよ、この間からずっと……なんつーか変だぞお前」
意を決して彼女に聞いてみる、コイツだって子供じゃない…いつまでも不貞腐れていられない事くらい解っているだろうに。
………プライドが高いんだよ、どんな些細な事でも自分一人で抱え込もうとしやがる、何の為に俺が居るんだ……もし悩んでいるなら………言ってくれたっていいじゃねぇか。
「………生理中」
「アレはこの前来たって言ってたじゃねぇか、もう流石に終わってるだろ」
「……はぁ〜、じゃあ……風邪」
そんな風に彼女は溜息を吐いて見え透いた嘘ばかり言う、月のモノなら前回からの周期的にまだ先だし、風邪なら俺の家に来ないだろうが。
「私がずっとこんな態度の理由を知りたい?」
『勝手にしろ』と放って二、三分も経つと亜美がポツリとそう呟く。
「そりゃそうだろ、そんなツンツンされてたら俺だって……」
「最近、竜児が冷たいから」
俺がいかに心配し、イライラしているか語ろうとしたら亜美は遮るように言う、強くハッキリ…と。
正直…面食らった、まったく身に覚えが無いぞ、俺は普段と変わらず接しているつもりだ。
「だから……亜美ちゃんも、さ……竜児に対して冷たくしてやろう、って思っただけ」
卓袱台に頬をペタンと貼り付けて途切れ途切れに呟く。
「おぅ…俺の態度や接し方が冷たいと思ったのか?」
そう聞き返してみても彼女は反応を返さない。『当たり前、当然じゃん』と言わんばかりに…。
「……エッチしてくれない、キスしてくれない………亜美ちゃんが甘えても前みたいにドキドキしてくれないじゃん」
と言われたら前言撤回だ彼女の言う通り。
亜美が『アノの日』で出来なかったんだ、最後に致したのは二月の終わりだった確かにそれ以来していない。
キスは……終業式の前日だったな、 だが甘えてうんねんは間違いなく『身に覚えが無い』
「その……なんだセックスとキスの事に関しては……スマン、けど最後のヤツは悪いが身に覚えが無い、こう見えても俺は……結構常にドキドキしてる」


「ウソだぁ……この前だってそうだったし、ジュースを口移しであげようとしたら速攻で拒否ったクセに……」
つまり彼女の言う『ドキドキしてくれない』はそういう事らしい。
打ち上げ会の櫛枝からのサプライズ…亜美に一緒にストローで飲むかそれとも『口移し』にするかと聞かれた。
『お、おぅ…それはストローしかないだろ、亜美がしたいなら仕方無い、仕方無いんだ』
と俺は返事してハート型ストローで仲良くジュースを飲む道を選んだ、彼女的には不本意だったらしく……かなり気に食わなかったみたいだ。
「口移しがどうとか…ってあれはマジだったのか」
「マジの大マジに決まってるし、私は竜児に対して常に全力全開のフルスロットルだっつーの」
そう言ってプイッと顔を背ける、いじける。あの時は終始ニコニコしていた、でも内心ではかなり傷付いて怒り心頭だったんだから、そう遠回しに伝えてきている。
場の空気を壊したくないから解散まで我慢していた、と言いたいのだ。頬を膨らませてみて表してさえいる。
「俺は今、そんなお前が可愛くてドキドキしている…マジで」
そう、普段の『落ち着いた大人っぽい』川嶋亜美は鳴りを潜め、歳相応とは言わないが少し幼い、それは初めて目にする姿でいじらしくて可愛いドキドキする。
「ふぅ〜んそうやって誤魔化すんだぁ? やっぱり冷たい、亜美ちゃんに飽きたんだ、醒めたんだ……弄んだんだ」
ここで初めて彼女は食い付く、俺の言葉に微笑みつつ心にも無い事を口走る…素直じゃねぇ。
しかしこれは彼女の性格であり本当は嬉しい筈なのだ、口元がニヤついてるぞ?
「飽きてねぇし醒めてねぇ弄んでもねぇよ、むしろ毎日が新鮮で燃えてるしどちらかと言えば弄ばれてる。
普段と違って子供っぽくて可愛い、そういうのも悪くないと想う……だからドキドキしてるんだ」
「へぇ〜………ふふっ♪ ちなみにその"もえてる"ってぇ可愛いって意味の"萌え"? それともぉ…ムラムラするって意味な"燃え"?」
日本語って難しい、同音異義語がいくつもある、アクセントを変えて言っていても通じない事もある。亜美の場合はわざと聞いてるんだろうがな。
俺は『萌え萌えキュン』とかは言わないから想像すらしないだろうし、これもスキあらばからかう材料にしようとしているんだな?


木原や香椎に『竜児がぁ〜亜美に萌え萌えって言ってたんだよ』とか吹聴するつもりか、せめてからかうつもりなら俺に対してだけにしてくれ沽券に関わる。
「両方っ、萌えるし燃える」
まあ、でもどう転んでもからかわれるに違い無いから素直に認めておくに越した事はない。
「んふふっ…うふふっ♪」
彼女は俺の言葉に満足したのか機嫌を治し満面の笑みを浮かべて卓袱台越しに顔を近付けてきた。
「亜美ちゃんは正直者の竜児が好きだぞっと」
と、鼻を人差し指でツンツンと軽く突いてニコニコ、これには俺もおもわず笑みが零れる。
さっきまでのイライラは吹っ飛んで胸の中が暖かくなる、こうして戯れるのはいつ振りだろう。
付き合い始めた頃は暇さえあればこうして戯れ逢っていた、いつの間にかスキンシップは減っていき最近はまったくしていなかった。
彼女を抱かなかったのは……言ってみれば自惚れ、いつでも出来ると高を括っていた部分が俺にあって手を出さないままズルズルと…。
肉体的な繋がりより精神的な繋がりしか見えてなくて疎かになっていた。
ああ、だから彼女はそれもひっくるめて『冷たい』と言っていたのだろうか?
俺は彼女の性格からしてベタベタにくっついたら嫌がると思っていたのだ、この反応を見る限りではTPOを考えてすれば問題無いのではないかと思う。
だから俺も行動に移してみる論より証拠だ。
彼女の頬を両手で撫で、額同士を重ねてみる。
「あ…DVだDV…可愛い彼女に頭突きした」
軽口を言って彼女は嬉しがる、久々の愛らしい反応に俺は夢中になる。
「人様に誤解を招くような言い方すんな」
次に鼻先でつっつき逢ってみたり擦り合わせてみたり……亜美の頬が徐々に桜色に染まっていき上目遣いで見詰めて…。
頬へ手をあてがったまま人差し指を伸ばして耳を撫で、掛かった髪を耳の裏へ渡して再び撫でる。すると亜美も俺の頬を撫でてくれる。
「竜児ぃ…っ、この前は出来なかったけど…してみる? 口移し…」
しばらくそうして戯れ逢っていると彼女はうわずった声で提案した。
「亜美がしたいなら」
「竜児はしたくないの?」
すぐに返された言葉はそんな感じでここで返す言葉は決まっている、言わないとまた不機嫌になるだろうな。
「したい!」
即答したのは俺が久々の触れ合いに歓喜しているから……。


「実はこんな物があるんだ」
と嬉しそうに彼女がポケットの中からアメを取り出す、青紫色の小さな小さな可愛らしい包みだ。
「何味?」
「ブルーベリーヨーグルト、これハマってるんだよね」
彼女はアメを口に含んでコロコロと音を発てながらしゃぶり、四つん這いで俺の横に並んで座る。
肩をピッタリ寄せチラリと上目遣いで見詰めて俺の頬をそっと持ち、自分の方へ向かせる。
「ほらぁ…あ〜ん」
俺は彼女に顔を近付けて待受ける、唇を舌なめずりして…。
亜美が背伸びをして俺との距離を縮めてくるジワジワ焦らすように…、鼻先が触れたら僅かに顔をかしげて今度は唇へ…。
甘ったるいブルーベリーとヨーグルトの香りが鼻をくすぐり、爽やかな彼女の匂いに顔が熱を帯びていく…。
「はぁ〜いウッソぉ〜」
だが唇が触れる寸前で亜美はパッと俺から離れる、呆気に取られる姿が面白いのかクスクスと笑っている。
「そ、そんな…」
「えぇ〜? だって竜児の顔エロくなってるしぃ唇カサカサだもん、がっつかれて亜美ちゃんのかっわいい唇が傷付いたら嫌なんですけどー」
人差し指で俺の唇を左右に擦って彼女は新しい悪戯を思い付いたかのような笑みを浮かべる。
ニヤリ…と不敵に笑い俺の頭を左腕で引き寄せて右手で顎を掴むんだほんの少し乱暴に、今から何をされるのか想像がつかない。
「動いちゃダメ…ん……」
再び彼女の唇が俺に近付いてきて僅かに覗いた舌がチロチロと蠢く、甘ったるい飴の匂いと甘酸っぱい亜美の香りが濃ゆくなっていく。
そして唇にそっと触れた舌先が唾液の軌跡を残して伝い酔わせる、暖かく甘い吐息で狂わせる。
「ん、ふ…カサカサなら…んむ、キスする前にプルプルにしたらいいじゃん、ちゅ…ぺろぺろしてね」
そう囁いて亜美は甘く唇に吸い付き
『まだカサカサ…』
と言って甘える子犬のように舐め回して俺を潤していく、ツツッともどかしいくらいゆっくり…。
俺は微動だも出来ない、握った拳の中が汗ばんでいく、…欲情していく。
「ちゅぱっ、…んぅ? うふ……あむ、ん〜……ぴちゃ」
亜美は俺から目を逸さない、ジッと挑戦的な上目遣いで見詰め…時折『御褒美』と言わんばかりに優しく口付ける、一瞬だけ舌を潜らせてくる。
それを受入れようとすると彼女はサッと引いて唾液を含ませた唇で啄む。
『もうカサカサじゃないだろ』


と、目で訴え掛けても彼女は悪戯っぽく微笑むだけ…わざとらしく犬歯で甘噛みしてみたり舌先でチロチロと舐めて焦らす。
堪らず彼女を胸の中へ抱き寄せるとピタッと身体を寄せてきて一言。
「ぴちゃ……ちびトラの言っていた事ってあながち間違いじゃないわ」
頬をほんのり桜色に染めた亜美は強く唇を重ねて舌と共に飴を俺の口内に潜らせる。
濃厚な甘味は彼女の熱で増して…とても淫美で……絡める舌は背筋をゾクゾク震わせる程に情熱的だ。
「ちゅぱっ、ちゅ…ちゅ、ちゅく……んんっ、あふ…」
『味見』をさせたつもりなのか数十秒の口付けを終え、彼女は口を開く。
「竜児って確かに"犬"だよね、エロ犬……キスだけで興奮しちゃってるんですけどぉ、久し振りだし仕方無いかなぁ、
まあ亜美ちゃんみたいな存在自体が罪で奇跡な絶世美少女とキスとかしたらぁ〜男ならハアハアしちゃって当然みたいな?
自分を鏡で見てても見とれちゃうもん、わかるわかるー♪ ふふん」
ほとんど自画自賛じゃねぇか、大河が〜うんねんに掛かっているのは少ししかねぇよ。
「へっ…どうせ俺はエロ犬ですよ、キスしたらハアハアしてますよ」
「えぇーイジけないでよ事実じゃん、まあいいや………でさ……」
背伸びした彼女はコツンと額を重ねて俺に紡ぐ、頬を紅潮させ潤んだ瞳をウルウル。
「私は……"えろちー"だ、アンタとキスしただけで………全部は言わねーけど」
アイボリー色のカットソーから露出した肩、身体の線がクッキリなデニムパンツ、プルプルな唇、俺の視線はそれらに忙しく向けられて更に気付く。
胸板に押し付けられた乳がいつもより柔らかいことに……ノーブラ!?
「ちょっと亜美ちゃんの話はまだ終わってないんですけどぉ、エロ竜児。けど……いいや、続きしよっ」
その視線を知ってか知らずか亜美は俺に抗議しつつ膝の上に横向きに収まり足を投げ出す、両腕を首に回して身体を支えてくれば自然と俺の手は膝裏と背中へ……。
お姫様抱っこというヤツだ亜美のお気に入り、何度となくしているから勝手に身体が動くんだ。
「あ…。ちゅっ…ぱ、は…んんっ」
あとは種火が燃え上がるまで二人で溶け合うだけ、彼女がお膳立てするのはここまで…続きは俺がリード。
舌で戯れ口内で飴と共に舐め合う、甘い味と吐息に思考と身体を溶かしていく…そう、それだけ。


「くちゅっ…ぅうん、はっ…あっ、ちゅるっ……んっく。 はっ…はっ……はふ、ちゅっぱ、ぴちゃ…」
だけどそれ以上ってあるのか? これしかないだろ?
すれ違った気持ちを手繰り寄せようと亜美が手を伸ばしたなら自惚れていた俺は贖罪の代わりに彼女を愛する。
目一杯に愛情を載せて満足するまで…だろ。
その現れが彼女が息継ぎをする暇を与えずに口付けること、しっかり抱き抱えて交わすのだ。
小さく溶けていく飴と共に舌を巻き付かせて唾液を咀嚼し、贈り返して甘噛みされて啜って吸い付く、ヒクンッと身体と呼吸を弾ませられたら余計に夢中になる。
「りゅうひぃ…んんっ、はあはあっ…あぅ……あ」
エロ犬と笑われてもいい、膝裏の手は徐々にフトモモへ伸びて撫で揉む。
チロチロと誘う舌先をねっとりと舐め回したらすぐに甘く数回に分けて吸い付く、口内の奥へ侵入してくすぐる。
亜美が口付けから逃れようとする、それを押さえ付けてしゃぶり回すと柔順になって自ら舌を絡ませて甘える。
とうに飴は溶けて無くなっている、残った濃厚な甘味を二人で和らげていく。それと同時進行で俺の手は彼女の下腹部へ……。
優しく秘部を揉む、指に軽く力を入れて擦るように、掻くように…だがそれはすぐ亜美に止められる。トロンと蕩けた瞳で見詰めておねだりされるんだ。
「竜児ぃ…焦らさないで? 亜美ちゃんもう切ないの、だから……」
途中で彼女は耳元へ顔を近付けて囁く。
「一緒にぺろぺろしよっ? 竜児が遊んでくれなかったからだよ…ずっとムラムラしてたんだか、ら……我慢してたし寂しかったんだもん」
と…甘えん坊な言い方で、ゾクッと沸き立つ興奮を覚えて身震いする、そして俺もやっぱり男なんだと自覚する。
彼氏なのだから彼女である亜美の甘える姿はもちろん愛しいギュッと強く抱き締めてやりたくなる、同時に荒々しく交わり自分の色で染め上げてしまいたいと想ったから、だ。
この愛くるしい表情を快楽で蕩けさせたい、甲高い艶声で啼かせたい、汗ばんだ肢体を寄せてしがみつく彼女を組み伏せて野獣のように蹂躙したい。
最近は静まっていたそんな欲望が首を擡げて支配していく、欲望は強い欲求となり身を焦がす。
「…スマン、気付いてやれなかった。お詫びにオマエがして欲しいことは何でもしてやる、……俺もしたいし」


だが今は欲求を満たす時では無い、もっと先だ…まずは彼女を満足させてから。
そう自分に言い聞かせて俺は寝転がり亜美をと身体の向きを互い違いにさせて跨がらせる。
「あったりまえだし、亜美ちゃんを寂しくさせたお詫びは万倍返しでして当然っしょ、みたいな?」
と言いつつさっそく彼女はタイトなデニムパンツと下着を脱ぎ捨てて姦る気満々、秘部をグイッと俺の顔に押し付けた後………うわずった声でポツリと呟く。
「ほら舐めて…よ、早く」
俺の我儘お姫様はそう催促する、柔らかい石鹸の匂いに交ざった『女の匂い』は否応無しに雄の本能を呼び覚ませる。
「んっ! ふ…っあ、……くすぐったい」
力を込めた舌先でゆっくり秘部に沿って舐めてみると彼女は腰を捩らせる、俺は尻を両手で掴んで拘束する。
親指で秘部を拡げて膣口に口付ける、舌でチロチロとくすぐってやるとヒクッと反応を返してくれる。
「ちょっと濡れているぞ」
「スケベ…そんなこと言うなっての、…なんてね、ふふっ竜児のキスが気持ち良かったから…だよ」
と短い会話を挟んで俺達は愛撫に徹する、亜美はズボンの上から執拗にムスコを揉んで焦らしているだけだが。
「あ…っ、んん…あ、あっ」
クリトリスを優しく吸って舌の上で転がしてやると亜美の声に艶が入り始め、ムスコを揉む力が徐々に増していく。
そしてムスコが目覚めるのと彼女の指がジッパーに掛かったのはどちらが先か……同時だったかもしれない、小さな指が下着の上を這い僅かな隙間からムスコを器用に引っ張り出す。
「あは…可愛い、んくっ…少ししか勃ってなくね? せっかく亜美ちゃんがもみもみしてあげてるのに…
っふ……あん、やっぱりこうしてあげないと…ダメ?」
裏筋をねっとりと舐めあげた彼女は鈴口をチロチロ…次いで優しく啄み細い指が睾丸を摘んで転がす、俺の弱点を熟知しているのだ…これは堪らない。
下半身から伝わるむず痒い感触はまだ快感とは程遠い、だがムスコが完全に目覚めるには充分で……ジワジワと血が通う、俺は愛撫に集中して気を紛らわす。
彼女が意地悪しているのは解っている、より感じる部分は責めずに焦らしているからだ。逆に俺は彼女の敏感な部分をねちねちと責めて抗議代わりに……。
「あんっ…んあ…ああっ! ぴちゃぴちゃ…ちゅぷ、ひあぁっ」
クリトリスを吸って舌先で小刻みに弾いて…な。

硬くなって自己主張する彼女の弱点その一点を初っ端からイジメてやるんだ、わざと匂いを嗅いで羞恥を誘う…でも亜美も慣れたものだ。
「ちゅばっ! ちゅっっぷ、はふ…ちゅくっ…ちゅっ! んふふっ…っ…んぁ!」
俺の考えなんてお見通しとばかりに急に彼女は愛撫に熱を込める、ムスコの頭を含んで強く吸い付いてベロベロとしゃぶり回す…おもわず腰が浮いてしまった。
それを見逃す筈がない…亜美は唇で圧迫しながら短く速く抽送して熱い唾液の海へ引きずり込む、膝を立てて腹に力を入れていないと堪えられない。
「はふぅ、…きゃふっ! ぢゅっっ…ぷっ……ちゅぷちゅぷっ…あ、は…」
亜美は膣内を指で弾かれるのが好きなんだ、それに加えてクリトリスを吸ってしゃぶってやると…背中を反らして可愛い声で啼いてくれる。
膣壁がギュッと中指と薬指を締め付け美味しそうにしゃぶりつく様は堪らない、それにこうするとムスコが強く吸われて蕩けそうになる。
「んぐっ…んっんっ…ふ、ちゅるっ」
ムスコを根元まで呑み苦しそうに喘ぎながら喉で圧迫される、そう…油断した頃に。
膣に挿入したような気持ち良さに喘いぎ身震いしてしまうのは仕方無いだろう。
こういう愛撫をしてくれる健気さは嬉しい、しかも自分から進んでしてくれる。
亜美はこう言ったら怒って罵倒してくるが実はかなり『スケベ』なんだよ、俺との行為を嬉しそうに楽しそうに悦ぶし……人前でも誘ってくる、流石にそれは冗談らしいが。
……今だって尻をふりふり、指をもみもみ、ムスコをちゅぱちゅぱ……腰をヒクヒクさせながら秘部を押し付けてくる。
ここからでは伺えないが蕩けた笑みを浮かべた彼女はとてつもなく……エロい、行為中に両手両足を組み付かせて甘えられると最高に幸せだ。
そう考えるとムスコにより血が通う、ジワリと先走った体液を啜られ乳を飲む幼児のように吸われその毎にムスコがヒクヒクと跳ねてしまう。
「は…、ふふふ♪ またおちんちんがおっきくなった…、んくっ……ねぇ…もっと"いいこと"してあげよっか?」
亜美が愛撫を止めて俺の方へ振り向いて囁く、あの蕩けた表情でやらしい笑みを浮かべて…。
「いいこと? 何だよ気になるじゃねぇか」
『いいこと』それが何なのか分からないが期待してしまう、胸でしてくれるのだろうか? 確かにあれは気持ちいい、大きなプルプルマシュマロに包まれるのはクセになる。

「すぐに分かるって、竜児も気に入ってくれるよ」
と言って彼女は俺の身体の上から退いて向き合って馬乗りになる。
「まぁ実を言うと竜児をイジメたくなったの、ねぇ…していいよね? てかヤダなんて言わせねぇし……亜美ちゃんを寂しくさせた罰ゲームだし」
俺を動けないにするとネタばらし、彼女がカットソーを脱ぎ捨てると豊かな乳も一緒にプルンと震える、もちろん俺の目は釘付けになる。
やっぱり予想通りノーブラか………と思ったが半分正解、半分間違いといったところだ。
彼女がそれを畳の上へ放る様に魅入られていた、意識せずにする仕草が妙に艶めかしく感じる。
「ああこれ? ヌーブラだよヌーブラ、垂れたら嫌だけど…竜児がドキドキしてくれるかなぁ〜って」
俺の視線に気付いた亜美は恥かしそうに笑ってカミングアウトする、ああ確かにノーブラは無いよな乳首が透けてなかったし。
残念でもあり嬉しくもある、ヌーブラなんて無いよりマシみたいなもんだ実質ノーブラだ。
「正直ノーブラかと思っていたからな」
「はぁ? んなわけないじゃん人を痴女みたいに言ってさぁ、ヌーブラもブラだしぃ」
亜美の言葉は言い訳にしか聞こえない何故なら顔を真っ赤にして一息に言ったから、狙ってやったが言われるのは恥かしいらしい。
「おぅ、そうだなそうだよなぁー」
とわざとらしく同意すると彼女は唇を尖らせてムスッとする、いかんやり過ぎたか。
「…竜児が泣いて"亜美様ぁ〜お許しください!"って言うまでイジメてやる」
顔を真っ赤にしたままボソッと呟いて亜美は身体を寝かせてピタッと密着してくる。
反射的に彼女を抱き締めようとした瞬間、両腕を捕まれて畳の上へ押さえ付ける。
「ダメ…亜美ちゃんをバカにしたから罰ゲームを追加、自由にさせない」
上目遣いで見詰めながら彼女は首筋に噛み付く、痛くは無い……だが歯形が残る程度の絶妙な加減。
秘部をムスコに密着させ胸を押し付けて乳首同士を擦り合せながら彼女は幾度も位置を変えて俺に噛み付くのだ。
首と肩に歯形とキスマークを残し頬や耳を舐めていく、甘噛みされたと思ったら啄まれて吸われ…舐められて。
もどかしいが気持ちいい…それは認める、甘酸っぱい亜美の匂いがフワリと漂ってきてスベスベの肌が汗ばんで擦れる…俺の好みを熟知しているからこそ出来る『焦らし』だ。





「クスッ…ほら動かないの、次したらもっと意地悪するから」
彼女は淫美な笑みと上目遣いで俺から理性の糸を解いていく………。



続く


234 ◆KARsW3gC4M sage 2010/04/23(金) 23:48:44 ID:3nbd//LB
今回は以上です、続きが書けたら来させて頂きます。
では
ノシ



222 ◆KARsW3gC4M sage 2010/04/23(金) 23:37:30 ID:3nbd//LB
皆さんお久し振りです。
新たに ちわドラ! を書いたので投下させてください。
前作の感想をくださった皆さん、まとめてくださった管理人さんありがとうございます。
さて、このSSは以前に投下した[伝えたい言葉]及び[言霊]の続編で亜美×竜児、エロ有りです。
苦手な方はスルーしてやってください、では次レスから投下します。

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