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329 ◆KARsW3gC4M sage 2010/01/07(木) 03:55:08 ID:A1pxuRgZ




[キミの瞳に恋してる(11)]




『優しくしてくれるなら…いいよ』
彼女はそう言った、確かに言った。顔を赤らめ、恥かしそうに口元を手で隠して目を逸らし甘く囁く。
俺はおもわず生唾を飲み込んでしまう、彼女の口内で果てたムスコはとうに復活し痛い程に勃起してて……、
女の子特有の甘酸っぱさと『発情した女の匂い』にクラクラしてるし、可愛い仕草や言動でムラムラ。
密着した肌が汗ばんでしっとりして吸い付いてきて興奮しているのだ。
そんな理性を保つのがやっとな俺にはトドメの一言という訳で…うわずった声で念の為に問い掛けてみる。
「本当に俺が貰って良いの? 木原は後悔しない?」
ここまで来て聞くのは鬱陶しいかな、いや…聞くべきだよ、だってお互い『一度』しか無いものを捧げるのだから。
正確には俺は『男』で痛くも無いし快感のみ、彼女は『女』で初体験だと痛いに違いない、だから俺が気遣うのは当然。
「後悔するなら好きになんてならないもん……、ばか…ちぶちん…そんな事を聞かないでよ、………能登に貰って欲しいし」
木原は瞳を潤ませて俺の頬を撫でる、声も身体も震えていて…小さく見えた。

「うん、ごめん…わかっているけど聞きたかったていうか、…じゃあ…その……挿入るよ?」
身体を起こし両手で彼女を開脚させて腰を割り込ませる、陰毛が薄らと生えてきたとはいえほぼ無毛状態の下腹部に目を奪われた。
愛液で濡れ、濃いピンク色に充血した秘部にムスコを擦り付ける、それは誰に教えられた訳で無く自然に…。
こうしないと挿入る時に引っ掛かりというか抵抗を感じるだろう、だから愛液を絡めて挿入易いように……。
「ふあっ……、んっ…ん……は」
秘部に沿ってムスコの先を擦り付けるといやらしい水音がするし、木原の甘い吐息が漏れて堪らない。
さらに言うならこれだけでも気持ち良い。敏感な粘膜同士が擦れるのだから当然、だがそれ以上に視覚的効果もある。
まだ誰も汚していない無垢な部分に俺の欲望丸出しな部分が触れ、僅かに埋められ、擦っている。雄としてこれ以上の興奮出来る要素は無い筈。
背丈の差が殆ど無いと言っても良い俺と木原だけど、今の彼女は小さくて華奢で可憐で、ものすごく淫美で…。
そんな姿を魅せつけて誘われたら張り詰めたムスコがヒクヒクと跳ねて、もう我慢出来そうに無い。
「いくよ…」

「うん…来て? ……あ…んっ!」
ムスコの根元を持って膣口に押し付ける、緊張しているのだろう彼女は強張っていて…なかなか挿入ていかない。
ぬるぬるして捉えどころも無い、だから何回もムスコの先を押し付けてみて焦って…少しテンパる。
『あ、あれ? 挿入らない、え、合っているよな、ここで間違い無いよな?』
と心の中で焦っていた。
「ふあっ!」
だけど急に…今まで感じた事の無い火傷しそうな熱さと…締め付けられる刺激を感じた。
…ヌルンって挿入った……、マ、マジで、こ、これが木原の……ヤバッ!
「く…ふっ…っ…」
「あふっ!」
そのまま一気に彼女の膣内にムスコを埋める、ゆっくり挿入るよりは負担が少ないだろうから。
彼女は甲高く啼いて背中を逸らせる、続いてブルッと大きく身震いした。
「だ、大丈夫? は…痛くな、い?」
「う、うん…少し、だけ…んぅ、そ、その…あんまり痛くないか、も」
だけど予想と違ったのは彼女が痛みを訴えかけてこなかった事。
チラリと繋がった部分を確認すると薄ら血が滲んでいて、それは純潔を奪った証左で…。
だがトロンと熱に浮かれた目付きの木原は気持ち良さそうで……混乱する。


彼女が嘘をついてないのは間違い無い、だけど痛がらずむしろ順応しているのは何故か。
そういえば稀に初体験で痛みが無い娘が居るとかって聞いた事がある、つまり木原は……レアケースの一人なわけか?
「あ、ぅ…っは! っんん!」
だがそんな邪推はたちまち霧散してしまう。熱く蕩けそうな木原の膣内の気持ち良さを味わうのに心を奪われて…。
愛液でトロトロに蕩け、かつプリプリで柔らかい膣肉がムスコに絡み付いて、心地よい締め付けで包むんだ。
大きく息を吐きながら彼女の膣内に…より奥へ…挿入ていく。
身体の震えが止まらない…、膝や腰がガクガクしてむず痒くて…グッと腹に力を入れて耐える。そうでもしていないと達してしまいそうだ。
「くぅ……あっ、あ…の、とぉ…はぅ…はぅう」
そのまま身体を倒して木原に覆い被さり、顔を覗き込む。頬を撫で、枕の上で乱れた髪を手櫛しながら…。
甘く啼きながら俺にしがみついてブルブル震え…発情した息遣いで喘いでいて、さ。
俺…まだ突いても無いじゃん? 挿入ただけ…でも凄く気持ち良さそうにしていて…もしかしてだけど木原って…。


『好き者なんじゃね?』
とか思ってしまう、すぐさまその考えを捨てようとも思った。けど無理だ…。
だって…俺は『雄』なわけ、愛しい彼女が言葉はアレだけど……実は『淫乱』だとか思っちゃうと……。
まだ童貞と言っても過言では無い俺が木原を『淫れ』させているという事実はそれだけで堪らない。
「へ、変だよぉ…あぅ…あ…あのね……多分キモチイイ…よく解らないけど…トロンってなっちゃう…よぅ……は、ぅ…」
木原が囁く…甘く甘く…雄の本能を揺すぶる媚びた艶声で…誘う。
「んくっ…そ、そうなんだ? うん…じゃあ動いたらもっとキモチイイ…かも? してみる? ね…良いよね?」
俺は生唾を飲み込んで、彼女に問い掛ける…。
いや問うただけ、返答なんて待ってなんかいられない、形だけ、体裁だけ取り繕って…俺は腰をゆっくり引く。
「んあ…あっ…あっ……はっ…はあ」
柔肉に包まれたムスコが擦れる、ピッタリ吸い付いた彼女の膣肉がギュッと絞まる、敏感な部分に…絡み付く。
凄いよ、一気に突いたり引いたりなんて無理、ゆっくりゆっくりと味わうしか出来ない。

ムスコの頭が抜け出る寸前まで引き抜く、そして再び彼女の膣内へ挿入ていく…。
狭く…いや『キツい』っていうんだよな、初めてだから解んないけど…熱くほぐれてトロトロな膣内を掻き分けて……。
「んあっ! …あ………はっ! はぅ…はぅ………う、ん…」
押し返されそうな肉厚に埋める感覚は鋭くて、おもわず腰が引けてしまいそうになる。
勢い余って一気に挿入てしまう、するとコリコリした肉の壁にぶつかったような気がする。
すると木原がビクッと身体を跳ねさせて甲高く啼いた、彼女は恥かしそうに口元を両手で隠して俺をジッと上目遣いで見詰める。
キッと猫目と眉を吊り上げて抗議と好奇を含んだ視線で……可愛いヤツ。
「あ、ぅ…やぁあ………はっ! ばかぁ……そんな事…や…め……ひあっ!」
根元まで挿入て彼女の膣内を探ってみる、下腹部同士を密着させて腰を捻る…一回、二回。
「ね…木原、どんな感じ? 痛くないんだよね…は…あ、教えて欲しいんだけど」
俺は彼女の耳元で問う、優しく優しく壊れ物を扱うように慎重に…。
「き、聞かない、でよ……やだ…ぁ………あっ…あ……、言わないも、ん…んっ!」

問いの返事に木原は身体で反応する。一瞬だけ膣がキュッと締まって、同時に体温が微かに上がる。
つまり…それは俺が聞きたい答そのもの、だけど…俺は直接聞きたい…言葉として。
だから口元を隠す彼女の手を引き剥がして布団に押え付けて、思い切りムスコを叩き込む。
彼女の細い身体が跳ね、背中が反って、頬が紅潮する。白い首筋に吸い付いて求愛しながら何度も突き上げる。
「っあ! んくっ! ひあっ! は…あ…はあ、っん……ぅ…う…」
目尻に涙を溜めた彼女が押し殺した声で喘ぐ、加虐心をくすぐる啼き声に魅了され、甘酸っぱい彼女の匂いを嗅ぎながら蹂躙する。
「言えないんだ? 恥かしい? じゃあ二人で言えば恥かしくないよ、うん…俺はキモチイイ。
凄くキモチイイんだよね、暖かくて柔らかくて…うぁ…ほら…キューッて締められて、さ」
頑に『感想』を拒む彼女に意地悪したくて、羞恥を誘う言葉を囁きながら木原の膣内をムスコで掻き回す。
何だろうね、そうだ『余裕』が生まれたっていうか…うんイジメたくなるんだよ。
可愛さ余ってみたいな…、でも本当に泣かれたら困る、不本意だ。だからか自然と拘束する手を緩めてしまう。

『ヘタレの意気地無し』だからね俺は…彼女に対して臆病になる、ここまでなら大丈夫とか、ここからは駄目、そんな線引きがまだ出来ない。
「あ、ぅ…のとぉ…ごめんね。私…は、初めてなのにキモチよくなってる…、うぅ…キモチイイよぅ。えっちな娘でごめんね……」
と、心境が変化するタイミングで木原はしおらしくそう言うんだ、胸が締め付けられるような声で喘ぎながら言う。
「いいよ…これも木原の一面だし、もっと見てみたいし? えっちな木原が嫌いとかじゃないから…むしろ……好きだ」
ギュッと互いの身体を抱き締め、汗ばんだ肢体を絡ませる木原と短い口付けをする。
深まっていく愛情を届けて、贈られて…嬉しくて戯れて…。
「あ、あほ…ばか……全部好きになってよ」
俺は彼女と額を重ねてジッと見詰める。モジモジ照れ照れな木原が目を合わせるまで…。
そして数十秒後…チラリチラリと真っ赤な顔をした木原が俺を盗み見て…呟く。
「つ、続きしないの?」
そう遠回しに催促してくる、だから俺は行為を再開する前にこう返す。
「木原がしがみついてるから動き難いんだって……ちょっとだけでいいから力を抜いてよ」

腰に絡み付く足で動けません、なんてのは嘘で…ちょっと意地悪したいだけ。
彼女の可愛い反応が見たいのよ…俺だってしたいけど我慢してる、だって照れ照れな木原にはその価値があるからな。
「こ、このまま……じゃ無理?」
ためらいがちに彼女は聞いてくる、背中に回した両手の力を強めておねだり。
「出来ないことは無いけど…木原はこの姿勢だと腰とか痛くない?」
そう、俺はともかく木原がキツいんじゃないの? 俺が上体を寝かすという事は行為を続けたら彼女の腰に体重が掛かるのだ。
「うん大丈夫、次からは能登がしたいようにしてもいいから……今だけ、今日だけは…このままで……幸せな気持ちを味わせてよ」
その言葉に俺は胸がキュンとときめく、可愛い過ぎだろ!
「あ…ちんちんおっきくなった…あ、は……ねぇ能登……

   大好き
  
        …だよ」
彼女は先の言葉に続けて耳元で紡ぐ、愛しそうに…短く…ハッキリと。
「き、木原…俺もお前の事が好き、マジ大好きだ、から…」
そう返すと彼女は満面の笑みを浮かべて俺の首筋に鼻先を擦り寄せて甘える。
それが一段落つくと彼女は秘部を俺に擦り付けて催促……本当に自分勝手なヤツ。


でも、そこが可愛いし俺は大好きなんだよ。
「ん…あ、あう。はう…はう…は…ぁん」
ゆっくり抽送を再開し、彼女の『麻耶』を改めて味わう。もうただ一言しか言えない『キモチイイ』
膣ってまっすぐの筒みたいなイメージがあったんだ、けど実際には全然違う。
複雑に入り組んでいて、ヒダが絡み付いて…吸い付いて…揉まれて。挿入る時と抜く時で違う顔を覗かせる。
ギシッギシッとベッドが軋む音に混じって抽送する時にくちゅくちゅ…と彼女が発情した証の水音が響く。
比喩無しに火傷しそうな熱さで、唾液よりぬるぬる…汗ばんでしっとりした白い肌に朱が差して見たことの無い木原の蕩けた表情。
甘酸っぱい彼女の匂いと『発情した雌』の匂い…それらに雄の本能を呼び覚まされる。
経験済みの友達が『想像していたより大したこと無い』なんて言っていたけど、俺は違うね。
メンタル、体感、それらをこんなに刺激されて時間が経つのを忘れて没頭できる最大の愛情表現……これが『セックス』なんだ……って。
「くふぅっ…! う…んん! あっ…は…はあ! や、やだ…なに……凄、いよぅ!」


木原の膣内は挿入ると押し返されそうな程に弾力があって、引き抜くと纏わりついて離してくれない。
敏感なムスコに文字通りピッタリと吸い付き喰い付いて快感を全身に巡らせる。優しく羽毛で撫でられるようなむず痒さに似た震えを伴って…。
フェラチオとは違った快感、自分が気持ち良いように動けるから止まらない。
短い感覚で抽送してみたり、彼女の奥へ力一杯ムスコを叩き込んだり、円掻きするような腰遣いで熱く柔らかい膣肉を掻き回してみて夢中で貪る。
「やぁ…あ、のとぉっ! あ…くっ! い、いいよぅ! あ、ぅ!」
そして木原も俺に合わせて躍る、絡ませた肢体を支えにして腰を振って、捩って、押し付けて…。
ギュッと閉じた瞳から涙を零して、荒い息遣いで甘く喘ぐ。さっきまで無垢だった木原が情愛で淫れていく様に俺は絆される。
打ち付ける腰が止まらない、止めようとしても無駄。時折、小さく切なそうに俺の名前を呼ぶ彼女を抱き締める。
熱くなって蕩け、一つに融けて…二人で身体を震わせて未知の快感を覚えていく。
「きは…らぁ! はあ! はあっ! 木原っ!!」

射精の欲求を耐えながら激しく彼女の秘部を蹂躙する、パンパンと強く腰を打ち付けて……。
「はぅ…う! ら…め……きゃふっ! そんなにしたら……やあぁっ…蕩けちゃうよぉ……ああっ!!」
彼女の膣奥へムスコを打ち付け、擦り付けてみるとキュンキュンと強く締められ、緩められて……揉まれる。
熱い愛液が溢れて、ビクビクと腰や肢体を震わせて…更に激しくサカる木原が愛しい。
それが堪らなくて僅かに開いた唇を重ねて舌先を潜らせる、すると彼女はいつもより積極的に舌を絡ませてくる。
「んっくぅ! ふ…くふぅっ! ちゅばっ!」
鼻息荒く強く激しく吸い付いて、啜って…舌を噛んでくる。俺が圧倒されるくらいに…。
そして俺の背中に爪を立てて掻き抱いて、巻き付かせた両足で腰を引き寄せ熱と柔らかさを伝えてくる。
激しい求愛を繰り返す木原の華奢な身体にムスコを叩き込む、何度も何度も…。疲労して腰や膝がガクガク震え始めても止めれない。
それは欲求を解消する為か、それとも情愛の熱に浮かされてなのか。解らない…解らないけど……サカる木原に魅せられ欲情して本能のまま貫く。
「あふぅっ! ら…ぁ、あっ!! ひゃうっ!!」

「く…ぁ…あ! も、もう限界か、も……イキ…そう……!」
膣へ小刻みな抽送を繰り返しながら俺は彼女の耳元で呻く、腹に力を入れ続けて耐えるのも限界だ。
「う、うん! いいよっ…ふぅっ! ふっ! いつで、も……あっ!!」
彼女はギュッと抱き締める力を強めて何回も頷いてくれる、だけど…俺は迷っていた。
ほら…避妊してないし、このまま射精すると…。だから理性がほんの少し本能に打ち勝つ。 ヘラヘラ笑って『出来ちゃった』では済まない。
「っ…う! ちょ…木原…マズいって! ヤバいって!!」
そう考えて彼女の膣内からムスコを抜こうとする、だが木原は巻き付かせた両足から力を抜こうとはしない。
むしろ足首を交差させ背中に立てた爪を食い込ませてガッチリ組み付く。そして憂いた表情で一言ポツリと紡ぐ。
「あぅ…"このまま"…だよ?」
これだけは流される訳にはいかない、なら…と抽送を止めようとする。
だけど…やっぱり無理で腰がバカになってて彼女を求める。柔らかくて熱く…締められて揉まれて絡み付かれて…気持ち良くて勝手に身体が動く。
「はっ! はあ…!能登だって…"このまま"がい、いいよね、ねっ? いいんだよ? 一回だけ、なら…っん!」

熱に浮かされてトロンと蕩けた目付きの彼女は男が抗えない魅力的な言葉で誘い、甘く喘ぎながら自ら腰を振って俺から再び理性を奪おうとしてくる。
それは何かを『狙って』紡ぐ言葉じゃない、愛情を載せて紡ぐ…想いの発露なんだ。多分。
…確信は……自信は無いよ、それは俺の思い込みかもしれないけど…俺は勇気を出して『迷い』を放棄する。
汗だくで絡み合い、互いの熱を貪って戯れ…後は頂点を目指して本能の赴くまま……乱打するだけ。
「はっ! はっ! のとぉっ…のとぉっ!!」
イヤイヤするように頭を振ってねだる姿は『勢い』を緩めるなと…俺に訴えかけている。
とうに達する一歩手前というか半歩前、腹筋がヒクヒク痙攣して腰を含めた下腹部にむず痒さが走っていて……。
それでも達せずにガツガツと突き続けているのは、この射精直前の総毛立つ快感を少しでも永く味わいたいから。
悦んで涙を零し身体を捩らせて震える木原の可愛い姿をずっと見ていたくて、ちなみに初めての癖に何でこんなに余裕があるのか。
俺が『ヘタレ』で『可愛いくない』からに決まってるじゃん、ヘタレだからこういう時だけでも強気の彼女より優位でいたいとか想っているとか。



ごめん…嘘です、強がってみただけです。ただ単に力を込め過ぎていて抜くタイミングが掴めないだけです。
「っう! はっ…きは…ら…!!」
徐々に気持ちだけ先走っていき、焦って彼女の膣内の肉感、愛液の蕩ける熱さ、そういった感覚的なものだけに集中しようとする。
そうしたら……イケそう、なんだかんだ弱いんだ俺は。どういった理由であれ木原の泣顔を見ると……気が引ける。
「っ…はぅっ! あ…はぁ! あふっ! んんっ!」
そんな時だった木原がある行為に移る、そう…彼女が唇と舌を這わしてきた。首筋、頬、鼻、額…下方から上方に向かって。
「んぅうっ! っは! うぅっ!」
『吸い付かれる』とか『舐められる』なら経験がある、何ら変わりない? いや違うのマジ。
別物だよ…たっぷり唾液を含ませたプルプル唇が軌跡を残して這う、たまに軽く吸われて啄まれる。肩より上へ縦横無尽に這う。
ムズムズするし…ああ、でも、でも……堪らなく気持ち良いんだ。背筋から全身へゾクゾクと快感の奔流が巡る。
「あぅ…んっ! はっ…あく……ちゅっ! んん…むっ! はあっはあ……はむっ!!」
木原もこうする事が楽しいんだろうな、夢中で口付けてくる……そして。



「うあっ…あ…あ……っふ! うぅっ!」
耳たぶを噛まれた、甘噛み…でさ。何回も何回も唇ではむはむ…って。これがきっかけで全身から力が抜けて俺は達する。
「ん、ふっ…あ……あぅ…うぅんっ」
彼女の最深部でムスコが暴れる、ビクビクと脈動しながら射精する。
少し酸欠状態に陥って耳鳴りがする、熱い…木原の膣内がやたら熱く感じる。
二人して乱れた呼吸で喘ぎながら身体を震わせて甘受する、性の営みを終えた達成感と満足感に溺れる。
押し付けた下腹部がジンジン疼く、動けない…敏感になっていて引くことも進むことも無理。
射精を終えて『敏感』だからか、ヒクヒクと痙攣する膣内がもたらす心地よい刺激ですら鋭くて……。
「能登っ…ふぅ、熱いよ、能登のちんちん熱いよぅ、せーえきも……ヤバいくらい」
木原が俺の耳元で優しく紡ぐ、愛しそうに掻き抱いたまま。
「凄いね…えっち……凄くキモチよかった…んだと思う。うん……」
と、感慨深そうに彼女は続けて……一回ブルッと肩を震わせた。
「う、うん…木原もキモチよかった? 俺……癖になりそ、うだし」
そう漏らすと彼女はグッと俺を抱き直して紡ぎ返してくれる。




「私も………。 ねぇっ……大好きだよ、……ばか能登」
.....
....
...
..
.
俺が童貞だった証なんてもう残っていやしない、クシャクシャに丸めた大量のティッシュと共に無くなっちまったよ。
感動はもちろんしたし、自信がついたし。『木原麻耶』はもう俺のだ…なんて自惚れるつもりは無いけど…うん、手放したくなくなる。
ずっと一緒に居たいと願う気持ちが強くなって、結ばれて…ほんの少しだけ残っていた『すれ違い』が埋まって重なった。
「はいはい、ちょっくら失礼しやんす。これは私からの心ばかりのサービスだ。受け取りたまえ」
と…想いに更けるのはこれくらいにして。今の状況をだな。
えっと…今日、俺達は二年生としての一年間を終えました。
さっきまで終業式だった。そしてジョニーズに居るわけ、打ち上げだ。
クラス全員では無い、ほらファミレスは貸し切れない。このシーズンだと予約もいっぱい。
なら仲の良かった奴等で何か所かに分かれて『反省会』というわけ。建前は『反省会』本音は『打ち上げ』
『学校側に迷惑を掛けない程度でね、問題になったら来期の査定に響くんです。先生…マンションのローンが払えなくなります』


と、独神ことゆりちゃんに具体的に釘を刺されたら皆従う。
三十路独身が住宅ローンの払いで苦しむ姿を想像したら可哀相だから。
俺と木原に高須、亜美ちゃんに奈々子様、櫛枝、タイガー、春田と北村。このメンツがジョニーズの端二席を陣取っている。
と、言っても櫛枝はバイト中じゃないのにもかかわらず、トレイを持って俺と木原の座る席に来た。
ゴトンと鈍い音をたてて置かれたのはアップルジュースの入ったピッチャー…だ。しかも二つ。何事だよ?
ああ、ちなみに二席の振分けを簡単に言うと
『俺と木原、高須と亜美ちゃん』『他5名』
配慮されている、イチャつくなら別の席で……って言われた。
「え、えっと…櫛枝、これって何?」
当惑する木原が櫛枝に問い掛ける、いや彼女だけでは無くこの席に座る高須カップルも俺も…疑問を込めて櫛枝に視線を投げ掛ける。
「んぅ? 何って私から君達へのプレゼントだよ。へっへっへ……特別だよん」
ニヤニヤ笑いつつ櫛枝はブレザーの内ポケットから何かを取り出し、並んで座る高須達のピッチャーに刺す。
「ちょ…実乃梨ちゃん……これって……マジで存在していたの?」
「お、おぅ……」


亜美ちゃんが目を見開いて口を開き、高須は感嘆の声を漏らす。
「あ、あはは…へぇ〜…えっと」
俺は状況に付いていけずに笑って誤魔化す。だってハート形のストローって…ベタじゃん、てより……何処で買ったんだよ。
ああ…ツッコミたい、まずはそこを聞きたい。更に言うなら皆困ってるじゃん。
木原は『あぅあぅ…』と恥かしがり、高須は固まり、亜美ちゃんは…あれ?
何か凄く嬉しそうなんですけどっ!? 指先でストローを突っ突いて高須に目配せしているよっ!
「ねぇえ〜竜児ぃ〜せっかくだしぃ? んふふっ…一緒に飲もうか?」
「お、おぅっ!? いや亜美…人前だぞ? あのなぁ…って!?」
『このアマぁ…俺に恥をかかすな』
と、顔を真っ赤にして高須はキレているわけじゃない、恥かしいのだ。
その姿を見て亜美ちゃんはヤツの頬を両手で撫でながら顔を寄せる。
「じゃあ…口移し? うふっ♪ やだぁ〜竜児ってぇ……ダ・イ・タ・ン☆」
う、うわ………なんちゅう……羨まし……ゴホンッ! けしからんっ! 実にけしからんなっ!!!
人がいっぱい居る、俺達以外にもっ! なのに…なのに…マジでイチャつきおって……くああああっっっっ!!! 羨ましいっ!!


ちくしょう! 俺だってしてみたいよ、でも木原は恥かしがり屋だから……しないよ絶対にっ!! 悔しい!!
結局、高須はすぐに折れて言い訳しつつ亜美ちゃんと仲良くストローを咥える。
「亜美が……したいなら仕方無い、仕方無いんだ」
と言いつつ、ニコニコ笑顔の亜美ちゃんと仲良く顔を寄せて………ああああっ!!
おもわず見入ってしまう、ガン見じゃなくチラチラと。うぅ…ガチで悔しいっ!
他のメンツ達もニヤニヤしながら生暖かく見守って祝福、そして俺に目で訴えかける。
『ほら…オマエらもしろよ』
したいよ、出来ないんだよ、俺は指を咥えて見ているだけ。木原は嫌がるし、その前にストローが無い。
いっその事、一気飲みでもしたろうかい? えぇっ! 俺ってヤツはどこまでヘタレなんだよ!
そう自嘲しつつ頭を抱える、燃え尽きて灰になりかける。そういえば木原は…………。
「ふ、ふんっ! 何よ能登は亜美ちゃん達をガン見してさっ! わ、私はしないもん……うぅ……しないもんっ!!」
顔を真っ赤にした彼女はプイッと顔を背けて俺に釘を刺す。恥かしがりの照れ屋だから……ツンツン。悔しいかな可愛い。
ちょっと元気が出た。


「っ…そ、そんな目をしたってしないっ! 恥かしいじゃん、あぅあぅ…バ、バカ………能登の癖に……可愛くなんてないんだからっ!」
でも期待しちゃうよ、目で訴えかけてみるとキツい言葉で返される。グサグサと胸に突き刺さる。
「うぅ……だよね、しないよね」
俺はガクッとうなだれてポツリと呟く、付き合えただけで幸せ、これ以上は望むな……とイジイジしてみる。
「うぅ………わ、わかったわよ、死にそうなカワウソみたいな顔をしてっ!
す、少しだけならしてあげる、能登がしたいなら……あぅ………べ、別に私はしたくなんてないしっ!」
彼女はキッと猫目と眉を吊り上げてカバンの中から何かを取り出して素早くピッチャーに刺す。
えぇっ!? 木原も持ってるのかよストロー。しかもハート形………。女子の間で流行ってんの?
俺の心中はドキドキ、ワクワク。何故、彼女がストローを持っているかはともかく、諦めなくて良かったと自分を褒める。
「ほら…早く、私だけじゃ飲めないじゃん、バカみたいじゃん。
あぅ…の、能登ぉ………」
さっきまでの威勢は何処に行ったか、彼女はストローを咥えて不安そうに俺をチラチラ伺う。ああ………。



これだ、俺が木原を好きになったのはこの目だ。勝ち気でわがままな感じの猫目、気が強そうに見える木原の目。
けど心の奥底では気付いていたんだ、俺を見ている時は……いつもキラキラしていて愛しそうで、時に不安そうで哀しげで。
修学旅行で言い争った時だって…怒っているようで……哀しげに揺れていた。
俺は気付いていた、彼女の容姿や性格……もちろん大好きだ、でも一番初めに好きになったのは……。
この寂しく揺れる瞳、楽しそうに輝く瞳、不安と幸せを映す大きい瞳。
「うん…、ありがとうな」
俺は木原に頬を寄せてストローに唇を近付けていく。
好きになった? 違うね過去形じゃない、進行形だ。木原にだって言わない俺だけがこの気持ちを独占してやる。
俺は……ずっと、二年になった時から今も


『キミの瞳に恋してる』






終わり!



352 ◆KARsW3gC4M sage 2010/01/07(木) 05:32:14 ID:A1pxuRgZ
以上で完結です。途中、連投規制されて時間がかかってしまいました。
長い間お待たせしてすいませんでした、また支援ありがとうございました。
また何か書いたらお邪魔させていただきます。
では
ノシ

328 ◆KARsW3gC4M sage 2010/01/07(木) 03:54:18 ID:A1pxuRgZ

皆さんお久し振りです。
大変お待たせしてしまいましたが[キミの瞳に恋してる]を書き終えましたので投下させてください。
前回の感想を下さった方々、まとめて下さった管理人さんありがとうございます。
※能登×麻耶で能登視点、エロ有りでキャラが明らかに原作とは違います。
苦手な方はスルーしてやってください、では次レスから投下します。

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