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◆KARsW3gC4M 2009/10/20(火) 22:12:45 ID:+ekoRl5C


[キミの瞳に恋してる(7)]

木原ってマジ可愛いヤバい。
見た目はもちろん、何が可愛いかといえば…行動と言動が可愛い、クラクラするくらい可愛い。
俺の言う事、する事に素直に反応して照れたり怒ったり…いや怒ったフリか?
本人は誤魔化しきれていると思っているんだろうけどバレバレ、もう…胸がキュンキュンして堪らない。
まあ…そう気付いたのは日曜日だ。それまでの俺ならある意味で『素直』に、ないし、『穿った見方』で返していたが、今ではすぐに解る。
お互いに素直になろうと努力しているからだ。
木原が俺に好意を抱いていて、俺も木原が好きで…両想いじゃん。
毎日が天国です、目が合えば恥かしそうにはにかんでくれるし、授業中にこっそりメールしてみたり…ヴァルハラッ!
一緒に昼飯を食って、まどろんで、他愛の無い話しをして…放課後は……なあ?
デート? 的なアレですよ。駅前をブラブラ、スドバでダベって、公園でまたダベって……。
なんてね…実は微妙に違う。
スドバで〜からが違う、つまりあれだ………ごめんなさいイチャイチャしています。控え目にだけど。

月曜日から数えて四日間、今日は木曜日。
今日も今日とてイチャイチャチュッチュッするだろう、ハグしたりキス止まりだけど、それがいい。
それより関係が進むのはまだ先だ多分…と悠長に構えていたのは学校が終わるまで。
……どうも今日は何かが起こる予感がする、木原の様子が変なのだ。いつもより微妙にソワソワ、落ち着きがない。
一緒にスドバに居るんだが、誰かにメールして顔を真っ赤にしたり真っ青にしたり、携帯に向かって頷いたと思ったら僅かに頭を横に振って否定…ポチポチと返信っと。
「木原って面白いよな」
俺は頬杖をつき紙コップのアイスティーをストローで啜って、彼女に語りかける。
「え、あ…あはは! うん、何が?」
メールに意識が集中していたのだろう、彼女はビクッと身体を震わせた後、慌てて顔を上げて聞き返す。
「いやぁ…何っつうか反応が解りやすいみたいな? メールを見て何を考えているか行動に現われているよ」
あ、ちなみに相手をしてくれないからイジケて愚痴っているわけじゃない。
見ているだけで飽きないし、一緒に居るだけでも楽しい。
でもまあ…なんだ、やっぱり眺めているだけだとちょっと俺も暇なわけで…。

「マ、マジ? ウソだぁ…わ、解っちゃったわけ? 私の考えていること…」
携帯のフリップを閉じて顔を真っ赤にした木原が俺を見返す。
「うんうん解るよ、何となくだけど」
実は何も解らん、けど…からかい半分でニヤニヤ笑いながら返す。
すると彼女は落ち着きなくティースプーンでカップの中をカチャカチャ掻き混ぜつつ、俺をチラリチラリ見てソワソワし始める。
な、何だ? 何か言いたそうにしている、デジャヴ? この前もこんな事が………。
「あ、あのね………能登の家に………行ってみたいな…」
意を決したのか、はたまた仕方無くか…それは彼女しか知りようが無い。
だが俺にはそんなの関係ねぇ、事実は一つ、シンプルにたった一つだ!
木原が恥かしそうに俯きつつモジモジしながら『おねだり』している、なら俺は断る理由も無いし、むしろ大歓迎だ。
「うん…じゃあ今から来る? ちょっと散らかっているけど…」
予想外なのは毎度の事、もう慣れた。散らかっている、と言ったのは社交儀礼だ、良かった部屋を片付けておいて…。
「行く…、行きたい、な。うん…」
彼女は自分に言い聞かせるように頷く、そして俺をジッと見詰めてくる。

「ん。よし出ようか? あ…何かお菓子とか買って行く? 多分、何も無いんだわ」
そう言いつつ俺は立ち上がる、もちろん彼女がアップルティーを飲み終えたのを確認してだ。
「ううん、大丈夫。ほら…あまり食べると…う、えっと……とっちゃうから」
木原は最後の方を小さな声でゴニョゴニョ呟く、まあ…聞かれたくない事なのだろう。
俺だって人並みにはデリカシーがあるつもり、だから聞き返したりしない。
手早く店を出て、先を急ぐ。どちらからとも無く指を絡ませて繋いだ手、ああ…やっぱり良いわ、こういうの。
まだ付き合ってはいないけど…、ねぇ? 全まで言わなくても解るよね?
いつもなら、あれこれ言いつつ歩くのだけど木原はガチガチに緊張しているみたいだ。
繋いだ掌が汗ばみ、心なしか力強く握られている、俯き唇を真一文字に噛み締め、右手と右足が同時に出ている。
俺も緊張…しているにはしている。けど彼女程では無い、かといって余裕ってわけでも無い。
ただ『何をして過ごそうか?』なんて事を考えつつ、木原をエスコート。
気分的には『彼氏』になってしまう、直になるんだけどな、ん? てか待てよ。

そういえば、いつ頃までこういう関係でいれば良いんだ?
気持ちはお互いに解っているのに『宙ぶらりん』な友達以上恋人未満な関係を…。
俺は木原が望むなら今すぐにでも……なんて想うんだけど。互いの理解を深めるのに『線引き』はしているのか?
………してなくね? あ、だよな。
二人して重要な事を忘れていた、しないといけないのか、それも解らないけど…一応はしとくべきだ。
例えばの話だけど俺が『ちゃんと木原を大切にするから…』なんて言って、付き合う前から……SEXをしたい、とか伝えたら?
彼女は受け入れてくれるのだろうか? あくまで仮定の話だけど。
付き合う事を『前提』になんて言ったら線引きなんて無意味、俺としてはしっかりしておきたい。
木原が大切だからこそ、誠意を持って接したいのよ。
だけど…わざわざ聞くのは良い事なのか、それとも空気を読むべきか?
すぐすぐ答なんか出るわけない、と言っちまえばそれまでだが…。スパスパ決めれるかよ。
うぅ…態度、おおっ! 態度で示そう『行き過ぎ』なら諫める勇気も必要だ、ヘタレた姿ばかり見せれるか!
男らしさも見せないと…うんそうしよう。

そう出来るのがベスト、一応は保険として言っておく。毅然とした態度を示しつつ『空気』を読もう。
「あ…ここが俺ん家、っと…オフクロが居るけど大丈夫?」
心の中で決意表明をして間も無く自宅に到着、玄関脇のカーポートを横目で見てそう聞いてみる。
「だ、だだ…大丈夫、挨拶…"おかあさん"にも挨拶したいしっ!」
オフクロの部分だけ妙に強調して話す彼女、……まあツッコミは無しにしておこう。

.
「「………」」
木原がオフクロに『挨拶』をした部分は省略しとくよ、まあ…なんだ予想通りだ。
顔を真っ赤にして言う事はカミカミ、ぺこぺこと何回もお辞儀して…と。
彼女の名誉の為に言っておく、オフクロは大喜びだ。
『まあまあまあ! うちのバカ息子にこんな可愛い彼女がっ!』
とか宣いやがった、何を言ってるんだ、まだ付き合っていない。
説明するのは面倒なので黙っておいた。
で、大喜びのオフクロが用意してくれたのは某有名モロゾフのチョコ、美味しいと評判な洋菓子類、
何やら難しい名前な茶葉の紅茶。ガチに値段が高いとか。
『とっておき』みたいよ、わざわざ言ったりはしなかったけど…。

ちなみに俺の部屋の中で二人してガチガチに緊張して固まっているのは何故か?
緊張…とは違うか、まあ…気まずいというか、木原に見られたのだ…隠し忘れた『エロ本』をね。
ガラステーブル越しに彼女と対面して座って、その下にあるブツを発見されたわけよ。
『の、能登は男の子だしぃ、こういうのを読んでたっておかしくない!!』
と力説、いやフォローされて落ち込む。ちなみに表紙はメイドさん、入手先は高須氏から。
『もう必要ない』
だって…。高須の言った感じは嫌味ではなく『お裾分け感覚』だった。
高須は『いいやつ』だからね。
木原は気になるのかブツをチラリチラリと何回も盗み見ている、俺としては隠したら負けのような気がする。
「能登ぉ…わ、たし……眠たくなってきちゃった…んだけど」
永い沈黙を破ったのは木原だった、頬を赤く染めて途切れ途切れに呟く。
「へ?」
「あーえっと…ち、ちょうどベッドがあるし…お、お…お昼寝とか? したいなって!」
おもわず呆けた声で返してしまい、彼女は慌ててベッドを指差して…テーブルから身を乗り出して俺と顔を突合わせる。

グッと寄せられた木原の顔は紅潮し、僅かに潤んだ瞳の奥で戸惑う俺の姿が揺れる。
「いっ、一緒に"お昼寝"…しよっ?」
そう誘われ、ジッと上目遣いで見詰められると俺には拒否する事は出来ない。
いくら俺でもこれは解る、つまり…色々な意味で木原に『誘われている』のだ。
「しちゃおうかっ!」
先程の決意なんてあっさり覆してしまう、いや…大丈夫。
これは『 お 昼 寝 』なのだ、見誤らなければどうという事は無い。
『たまたま偶然』に手が彼女の身体に触れてしまうかもしれない、だが狭いシングルベッドに二人、これは不可抗力だ。
へへへへ…おっといかん、いいか俺は誠実でありたいの、わかる?
彼女に俺の想いをしっかり伝えたいわけ、その過程でよろしくない事態が発生するかもしれないが、調子に乗らなければ大丈夫。
ちょっと浮かれているだけなのだ、木原だって解ってくれるさ。
そう自分を理論武装し、二人してモジモジ…言ったきりで行動に移せない。
恐らく木原は俺の行動待ち、そして俺はだな…やっぱり期待しちゃうわけで……『前屈みにならないとバレる』状態なのです。
だって男の子だもん。

簡単に言うなら立ち上がれば彼女に見られてしまうのだ、邪な考えを抱いているのを…。
それを許容してくれるか、それはさっきも散々考えた事で今さら。
早い話、俺は揺れている。
『手を出すか否か』
やたら自身の中でテンションが上がっていて、同時に冷静で倫理を思考していて…。
だが答は数秒もしない内にまとまる。お手付き一歩手前、今の関係では背伸びだが許容範囲内。
『ギリギリの一線は越えない』
これなら……いける!
「あ、…昼寝するなら制服は脱いだ方が良いよ。シワになるし…」
名案だ、前屈み的な問題は彼女が制服に気を取られている内に移動すれば解決。
「え、も…もう脱ぐ、の? う……マジ?」
「は? だってシワになるし寝にくいっしょ、普通じゃね?」
あれ? …何か会話が噛み合ってないような。
「さ、最低…ちょーがっつきまくり…エロ野郎。あ…ぅ、わ、わかった…わよ。その代わり能登も脱いで?」
「? …もちろん」
木原は怒ったような声色をしつつ、熱っぽく俺を見詰めてそう言う。
やっぱり会話が噛み合っていない、俺はブレザーを脱いだ方が良いよ、と…言っているんだけど。

「さ、先にベッドの中に居て。見ちゃ……絶対に振り向かないで?」
ああわかった、可愛い奴め……照れ隠しだな。毎度の事だ、可愛い可愛いよ木原。
「うん、じゃあ…お先に」
こうなったら仕方無い、前屈みでベッドまで進もう。木原は俺が行くまで目を逸らさないだろうし…。
極力バレないように微妙に背を向けていそいそとベッドの上に乗り、彼女の指示通り学ランを脱ぎ捨てる。
「ぜ、全部…脱いでよ。は、早くっ!」
そのまま布団の中に潜ろうとすると後ろからそんな声が掛けられる。
「え、全部って、……っ!?」
そこまで言って俺は致命的な間違いに気付く、噛み合わない会話の意味、説明不足な自分の言動に気付く。
学ランを脱いで、なお……残っている物。カッターシャツ、ズボン、靴下………そして下着だ。
俺は『制服』を脱げ…と確かに木原に言った、もしかして木原は意味を取り違えて……全部脱ごうとしているのか?
「あ、あはは…制服だけで良いよね?」
俺は理解したフリをして、当たり障り無いように聞いてみる。
「う…パ、パンツまで脱いじゃ……、って何を言わせるわけ?」

ああ…正解、間違いない。木原は俺の言葉を勘違いしている。
久々の暴走モードだ、今さら覆す事は出来ない。何故なら今になって正せば、彼女の勇気を無駄にしてしまう。
恥をかく、彼女にしてみれば『穴があったら入りたい』状況になる。
それが…原因でようやく融解してきた『ギクシャク』がまた復活するのは…嫌だっ!
だけどそれで良いのか俺。今ならどうにかなる、このまま進めば木原に無理を強いるんじゃないか?
「だ、だよねー」
だが俺は失言を正すまでには至れなかった…。どんなに頭で考えても本能では欲しているのだ。
性交まで辿り着かなくても、好きな異性の温もりを欲している。
迷いつつも手は勝手に動く、シャツを脱ぎベルトのバックルを外しズボンを脱ぐ。
靴下もインナーのロングTシャツも脱いで下着一枚に…。
「目を閉じて、振り向かないで、いいって言うまで…見ないで」
布団の中に潜り、彼女に背を向けるとそう言われ、彼女が立ち上がる音がした。
部屋を歩く気配がして、カチャ…と金属音、ドアの鍵を閉めた音だろう。
数秒するとカーテンが閉められた音がして、その後は無音になる。

間も無く衣擦れの音が聞こえ始めた…、スッ…スッ…と布同士が擦れる音で、それは木原が脱いでいる証だ。
ブレザーのボタンが机か何かに触れたのか、高く短い音を立てて響く。
ジッパーを下げる音……そして数秒を置いてパサッ…と床に落ちる音がして…否応にも興奮が高まっていく…。
こんな一連の流れ、…たかが衣擦れの音、視覚を封じ、聴覚のみだからか堪らなく艶めかしくて…。
「まだ……まだ駄目だから…」
俺の背後で木原がそう呟き、掛布団に手を伸ばしたのを気配で感じ取る。そして…数秒…いや数十秒の後…動き始める。
キシッ……。ベッドが二人分の重みで軋む、半裸の背中が外気に触れて身震いする。それは木原が掛布団を捲ったから…。
俺の胸は期待で高鳴る、巡る血流の音が聞こえてくるような錯覚すら覚える。
恐らく彼女は片膝をベッドの端に載せて、片手で掛布団を捲って俺を覗き込んでいる。
それが何故解るか、簡単だ……彼女が愛用している香水の匂いを強く感じるからだ。
香水ってのは一般的に血管が太い場所、つまり血流の強い場所につける。
首筋、手首、耳の裏、人によっては胸元……彼女は首筋と手首につける癖がある。

それを知ったのは抱き締めた時、頬を寄せた時と同じ濃さの甘ったるいベビードールの匂いが……鼻をくすぐる。
自身の数十センチ後ろで彼女が寄り添うように寝転び、背中を指でつつく。
「いいよ…。こっち向いても……」
待ちに待った言葉、それはどこか強張っていて同時に甘い、初めて見る生の異性の身体…期待と不安が入り交じって胸が締め付けられそうだ。
ゆっくり身体ごと彼女の方に向き、目に入ったのは紅潮した顔を布団の端から覗かせている姿。
鼻から下は布団の中、それより下は見せまいと掛布団を両手で内から握り締め、指先がちょこんと覗いている。
落ち着き無く揺れる大きな猫目が俺を見詰め、青いストライプの敷布団に散った長い髪が艶っぽい。
「ね、寝るのにメガネは必要無いよね?」
魅入られて…息を呑む俺にそう言って木原は右手でメガネを外す。
ベッドの木枠の上にソレを置き、またジッと熱っぽく俺を見詰める。
僅かに見える白く華奢な肩、オレンジ色の下着の肩紐、ぼやけて鮮明には見えない。
けど…正真正銘、彼女が『制服』を脱いだんだと実感出来る。

「きは…木原、寝るなら、さ…もっと近くにおいでよ、その…枕を一緒に使おう」
ここからは俺が勇気を出す番だ、自身の頭を横たえていた枕を彼女と半分ずつ分けて使う。
それと同時に両手で彼女を引き寄せる、ビクッと身体を震わせて瞼をギュッと閉じたまま…身を任せてくる。
服の上からでは感じられないきめ細かい肌は暖かくて…柔らかくて…手の平に吸い付いてくる。
息遣いに合わせて彼女の身体は震え、時折目を開けて不安そうに俺を伺う。
「能登…もっとギュッてしてよ寒く…て寝れないんですけど、ん……もっと」
でも勇気を出して彼女は俺におねだり、強く抱き付いて頬を寄せて密着。
だから俺は願い通りに抱き締める。もちろん下半身も当たるから彼女に断りを入れる。
「ご、ごめん。……あの、俺…こういう事は初めてだから…う…シモ系の話だけど…興奮してて…悪気は無いか、らっ……うぅっ!」
異性との触れ合いに興奮し、痛い程に張り詰めたムスコに淡い刺激が加わる。
「気にしてないから、仕方無いもん男の子なんだし。てか……わ…わわ……すごっ」
木原が背中から右手を外して下着の上から…形を確かめるように撫でている…んだ。

「う、硬ぁ…お父さんのはこんなのじゃ無かった……、んぅ、え…え? ピクピクして…る」
興味深そうに握ったり、揉んだり……てか……すげぇいい。自分で触るより……気持ち良い。
「ふ、…んん。お、俺も触ってもいい…よね? 昼寝の前に……そのさ…うあ、ちょ…」
そして興味があるのは俺も同じ、だから彼女に聞いてみる。けど…全てを言い終わる前に木原がムスコをギュッと握る。
「ん、…してみたいの? エ…あぅ、エッチな事をしたい?
奇遇だぁ……私もしてみたい…かな? 能登の……事を知りたいな」
照れた顔をして上目遣い、彼女は肢体を擦り寄せて紡ぐ。多分、木原は初めから『コレ』がしたくて…俺の家に。
そうとしか思えない、今日の行動を思い返すと合点できる。
彼女の精一杯の勇気、女子から誘うなんて恥かしいだろうに……。
他人が見れば『駆け足』なのだろう、けど…俺達は『俺達』だ。遅かれ早かれ男女の関係になる。
『こうなりたい』と前からずっと想っていたんだ、二人共。互いの気持ちを知って四日目…早いのか遅いのか考えるのは愚問。
互いに惹かれて一緒に居れば自然とする行為なんだ。

まだ越えれない一線は確実にある、だけど気持ちは繋げれる。その為に必要な契なんだよ。
俺は確かに圧倒されている、彼女の新たな一面を見て……揺すぶられている。
男として彼女と更に進んだ関係を見たくて紡ぎ返す。
「俺は木原が好きだからしたいよ、疚しい気持ちが無いだなんて言ったらウソになるけど……あ、く…
マ、マジだし…軽いノリとかじゃなく…て、大切にしたいから知りたい、だから…出来るところまでしてみたい」
「うん…わかったよ、私は能登を信じる。は、初めては…まだあげれない、けど…ギリギリまで…なら"いいよ"
"大人のスキンシップ"を二人で試そ?」
照れた微笑み彼女は瞼を閉じてゆっくり顔を寄せてくる。
甘い彼女の吐息が俺を酔わせ、紡がれる言葉に背中がゾクゾクする。
頑張ってリードしてくれる姿はいじらしくて、甘える姿が愛しい。
愛情は言葉では表現出来ないししたくない、だから行動で伝える。
頬を撫で、亜麻色の長い髪を手櫛して耳を撫でる。
優しく瑞々しく柔らかい唇を啄む、何回も何回も口付けの雨を降らせる、彼女の緊張を和らげたくて…。
「ん…ふ、は…ぅう。ちゅ…く、の…とぉっ…はふ」

木原が両腕で俺の頭を抱き締めてそれを甘受する、嬉しそうに、熱っぽく、啄み返してくる。
「っん、ふ、あ…、は……んんっ」
優しく唇を口付けし一度だけ力強く重ねる。ブルッと彼女が歓喜で震え、寄せた肢体で掻き抱く。
長い爪が少しだけ頭皮に食い込む、柔らかいフトモモが俺の腰を引き寄せる。
「ねっ…、もう一回…しよっ」
唇を離すと木原は額をコツンと当てて呟く、熱に浮かされた笑みを浮かべ、甘えた声でおねだりしてくる。
それだけでも堪らないのに、きめ細かいすべすべのフトモモが、手が、腹が、胸が…ギュッと密着し絡み付く。
俺は彼女の背中を背骨に沿って左手の指先でなぞる。右手は…もっと下へと伸びていく。
「次は木原からして欲しいな、どんな風にしたらいいのか教えてくれよ」
「んあ…、ふ…、くすぐったい…し…んんっ。ふふっ…私はこういうキスがしたいの」
彼女は舌舐めずりをして真っ赤な顔で悪戯っぽく見詰め……ゆっくりと唇を寄せる。



続く

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