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394 98VM ◆/8XdRnPcqA sage New! 2010/02/12(金) 23:25:47 ID:1PByHx4g



「ねぇ、りゅーじ。 これ、なに?」
「おう。さっき届いたんだが… まだ開けてねぇ。 差出人不明なんで不気味で…よって、おまっ なんで開けてる!!」
「いいじゃない、中身確認しないと…」
「お前には危機意識ってものはないのか。」
「あ、チョコだ。」
「………なに?」
「デコぽっき○だわ。」
「本当だな… な、なんで?」
「そりゃバレンタインだからじゃないの?」
「いや、そうだけどよ。 でも一体誰だよ…。」
「私に聞かれてもわかるわけ無いじゃない。 心当たりないの?」
「いや、高校卒業してから、そんなに懇意にしてる女子はいないな…」
「みのりん…のわけないわよね…」
「川嶋だったらもっと高級な外国製のチョコだろうし…」
「りゅーじ、あんた、チョコくれそうな相手って、みのりんかバカチーしかいないの?」
「自慢じゃないが、居ない。」
「………妻になる身としては良い事なんだろうけど…あんまりもてないってのも、なんか情けないわね。」


     落書き     ルペルカリアの外れくじ


この春、結婚する予定の二人は現在同棲中。
2月14日といえども、それほど特別というわけでもなくなって、大河からは、ごく普通にチョコが手渡された。
そのお返しというわけでもないが、今まさに豪華な夕食が用意されつつある。
高校を卒業し、それぞれの道を歩み始めた今。

「香椎とか、木原ってことは無いよなぁ… 物的には木原っぽいが…」
「こんなに手の込んだ事するわけないでしょ。 っていうか、今頃能登といちゃついてるんじゃないの?」
「うーん。 でも、義理だろ?どうせ。 だったらよ…」
「はぁ、あんたね、義理にこんなに手間かけるわけないでしょ。 これ、めっちゃ時間かかってるわよ。」
「そ、そうなのか? だったら、ますますわからねぇ……」

実乃梨とは時々会っていたが、他の高校時代の友人とはなかなか会えない日々。
こんな時でなければ、香椎や木原の名前は出てこない。

「ま、あんたがわからなくちゃどうしようもないわ。 まったく、気の毒な女よね、こんなアホ犬相手じゃ…。」
「な、なんだよ。 っていうか、お前、これ本命だとしたら、どうなんだよ。」
「べ、べつにどうってことないわ。」
「どうってことないって…」
「しっ、信じてるもの…」
「おっ…… おぅ…。」
「………」
「………」

「あ、あったかいうちに食おうぜ。」
「そ、そうね。 うん。  そ、それにしても、やっちゃん、早出なんて残念よね。」
「ああ。 なんでもバレンタインイベントとかでな。 まぁ、しかたねぇさ。」
「………」
「……テレビでもつけるか。」
「う、うん。 あ、そういえば今日バカチーが生放送出てる筈。」
かつての級友の川嶋亜美は今や人気女優で、卒業以来一度も会ってないし、また、連絡も無かった。
そのせいか、大河がテレビの向こうの彼女を見る時は、ほんの少し、ほんの少しだが、寂しそうな顔になる。



食事が終わったころ、テレビに川嶋亜美の姿が大写しになる。
こういうトーク番組に亜美が出演するのは珍しく、今日のスペシャルゲスト扱いだ。
二人組みのお笑い芸人がインタビューアー。
正直、画面的に亜美とは不釣合いはなはだしい。

『亜美ちゃん、今日はバレンタインデーだけど、亜美ちゃんもチョコとか送ったりするの?』
『えー、あたしですかぁ? うーん。 実は今までチョコって送ったこと無いんですよねー。』
『へー。 義理チョコも?』
『はい。』
『うっは、じゃぁ、もし亜美ちゃんにチョコ貰えたら、それってすっごい事?』
『あはは。 どうなんでしょうね。』
『ちょーだい。』『バーカ、なんで亜美ちゃんがお前なんかにチョコくれるんだよ、鏡みてこい。』
『そんなの、わかんねーだろ。 男は顔じゃないよねー、亜美ちゃん。」
『あははははは。』
『………』

「あいっかわらず、外面は完璧ね。」
「ああ。 こうしてると本当に天使みてぇなんだがなぁ…。」
「まぁ、顔がいいのは認めるわ。」
「顔じゃ、お前だって大差ないと思うけどな…。」
「……どういう意味? ってか、なんで胸を見る。」
「いや、見てねぇし。」
「嘘付け、確かにチラ見した。」
「してねぇって。 っていうか、俺は控えめなの好きだぞ。」
「…っ!  …そ、そう。 なら、いいわ…。」
「やれやれ… …お、そうだ、さっきのチョコでも食うか?」
「……うん。」

『うふふふ。 でも、実は今年初めてチョコ送ったんですよね…』
『な、ナンダッテーーーーーーーーーーー!!』
『マジすかっ!』
『はい。 あ、でも、片思いなんですよ。 っていうより、その人もうすぐ結婚しちゃうんですよね。』
『ええーーーっ 不倫! 略奪愛!!』
『あははは。 違いますよ。 あたしなんて全然相手にされてません。 でも、自分にけじめつけたくって…。』
『うっそでしょー、亜美ちゃんのこと振るなんてありえねー!』
『絶対その男おかしいって!』
『そんな事無いですよ〜。 あたしよりいい女なんていくらでも居ますって。』
『ない。ない。ない。 それは無い。』
『あっ、でも、それって亜美ちゃんはフリーってことだよね。』
『そうですね。 でもしばらくは恋はもう勘弁って感じかな。 あ、この場借りていいですか? 一言。』
『いいですとも、いいですとも。 亜美ちゃんのいう事なら何でも聞いちゃいますって。』

『えっと、突然チョコ送って、ゴメンね♪ …………お幸せに………。』
『………』

「………りゅーじ。」
「お、おぅ…。」
「あんた、そのチョコ絶対残すんじゃないわよ。 必ず、一人で全部食べなさいよね。」
「おう… そう…だな。 きっと、すげー美味いんだろうな。」

                                                              おわり


396 98VM ◆/8XdRnPcqA sage New! 2010/02/12(金) 23:28:54 ID:1PByHx4g
いじょ。
お粗末さま。 マジ落書きレベルですまそ。

ほぼ会話のみで。
台本形式ってむずいよね。

393 98VM ◆/8XdRnPcqA sage New! 2010/02/12(金) 23:24:53 ID:1PByHx4g
こんばんは、こんにちは。 98VMです。

>>347
お題が出題されていたのですねー。 見逃しました(><)b
というわけで、落書き投下。

【田村くん】竹宮ゆゆこ 28皿目【とらドラ!】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1263...

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