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勝手にチワドラP〜2S会話編〜 2009/05/07(木) 01:47:30 ID:cHTP4yu4



「らく〜じゃって…最近出来たアミューズメント施設じゃん。
もしかして、竜児行った事あるの?」
「いや、ない。チケットは貰いものだ。
能登から貰ったんだ。自分が持ってても行く相手が居ないから、とか言って。」
高須が使う事になったら、その娘の友達紹介してね…とかも言ってたが…
「ふ〜ん。能登君がねぇ〜

「話は変わるが、亜美の仲の良い友達って言うと…
やっぱり、木原と香椎か?良く一緒に居るし。」
「え?うん。そうかな。
あと、実乃梨ちゃんに、まあ、ここだけの話、タイガーも入れてやっても良いかな。
これ、内緒だからね?」
「………そうか。」
「でも、どうして、急にそんな事聞くの?」
「え、いや、特に意味はない。」
「ふ〜ん。変なの。」
能登には、悪いが、紹介は諦めて貰おう。…無理だ。
「ところで、亜美は行った事あるのか?ここ。」
「ん?無いよ。でも、どんなトコかは大体知ってる。
雑誌なんかで特集組まれたりしたし。
何ていうのかな、今、話題のデートスポットって奴?」
「おう。そうなのか?」
「そっかぁ、らく〜じゃのプラネタリウムかぁ〜
竜児とは、ゆっくり時間をかけて…って思ってたけど…良いよ。
お互い、知らない仲じゃないもんね。」
「おう。え?何が?」
「ん〜。竜児も、そのつもりで、覚悟しておいてね、って事。
亜美ちゃんをそこに誘うなら。」
「何だか、よく解らないけど…
じゃあ、出発するぞ。」
「おう。」
「………。そんなにしゃくれてねぇよ。」
「あははは。まあ、良いじゃない。
ほらほら、行くんでしょ?」
何か、妙にテンション高くなったな……
こいつが、こういうテンションの時って、大概、何かを隠してるんだよな…

***

なるほど。何を隠していたのかは、すぐに解った。
こういう場所だったのか。此処は。

プラネタリウムだから、当然と言えば当然なんだが…
薄暗いのは、まあ解るとして、赤っぽい照明に、何だか良く解らないお香。
何を炊いてんだろう?詳しくは解らないが、アロマ的な何かか?
加えて、低反発のふかふかシート…
つまり、そういう場所だった。
「今の竜児とあたしには、お似合いのトコじゃない?」
隣に座した亜美は、全体重をかけて寄りかかり、べったりと俺の肩にくっ付いている。
この、いかがわしい空間で、そんな事されると、
触れ合う肌の温もりとか吐息とか、そういったものが…
って、おい。目ぇ瞑るんじゃない…
気持ち良さそうだな…くそ。俺も気持ち良いよ…ちくしょう、わりぃかよ!?…悪いんだろうな。
白状するなら、さっきからずっと気になっている事がある。
気持ち良さそうな寝顔の少し下…
「ねぇ…さっきから、どこ見てるの?」
「お、おう。……飲み物買ってくる。」
「そういうのは入る前に買っとくもんでしょ?
それに水筒に、ホット烏龍茶入れて持って来てるんでしょ?知ってるんだから…」
「………」
コイツの事だから…わざと見せつけてんだろうな…
泰子の服を貸したのは失敗だったか…
出来る事なら、一生、記憶の引き出しにしまっておきたい、一枚の写真の事を、ふと思い出す。
若き日の父母の写真。
こうはなるまいと、反面教師にし続けてきた男は、
右腕で母の肩を抱き、右手で母の乳を揉んでいたっけ…
なんだよ…すげぇじゃねぇか。
ある意味で、偉大な父だったんだな。竜某は。
天上に燦然と輝く星々は、どんなに手を伸ばしたところで、
決して、届きはしないけれど、
そこに在る地上の星は、望めば届く。伸ばせば届く。
「なぁ、亜美?」
「………」
「……お〜い。あぁ〜みぃ〜」
「………」
寝てやがる。おいおい…
眠くなるのは解る。寝不足の上に食後。
暗いトコで目瞑って、人を枕にしてりゃあ、そりゃあ。一発だろうよ。
もしかして、寝言で会話してたんじゃないだろうか?あり得るな。

まあ、寝ちまったものは仕方ない。じゃあ、寝てる間にいただいてしまおうかな。
などと、思えるのはそれこそ竜某の様な人間であり、俺には荷が重い。
かといって、このまま何もしないのでは、俺だって、少しは情けないと思う。
「亜美…寝てる奴が悪いんだからな…
だから、前借り…させてくれよな。」
俺は寝ている亜美の、特に柔らかな部位の感触を、
星空そっちのけで、上映時間めいっぱい堪能する事に決めた。
ぷにぷにぷにぷにぷにぷにぷにぷに………

***

地上数十Mの地点から、見える風景は…どうしようもなく亜美だった。


起き抜けの一言。
「………あのさぁ…前から気になってたんだけどさ」
「ん、なんだよ?」
「もしかして、竜児って不能?」
「…なッ!?おま…いきなり何出すんだよ!?」
「だってさ…チャンスだったでしょ?
亜美ちゃん寝てたんだから、好きにして良かったのに…
それなのに、ほっぺって……」
じぃ〜っと、下腹部を凝視してくる。
「使えないの?それ。」
「変な事言うな、失礼な。ちゃんと使えるよ。」
「ふぅ〜ん。じゃあ、亜美ちゃんに魅力が無いって事?」
「…何言ってんだ?
お前に魅力がないんだとしたら、
俺は、お前の為に日々犠牲になっている熱帯雨林、ひいてはこの地球に対して顔向け出来ねぇよ。」
「エコ野郎め。もういい、わかった。
一度、ちゃんと、ゆっくり、お話しよっか?ね?竜児。」
「お、おう…。機嫌なおせよ…。俺が悪かったよ。」
「べっつにぃ〜亜美ちゃん超ご機嫌だしぃ〜
そうだ、あの観覧車に乗ろうよ。あそこなら、2人っきりでお話できるでしょ?」
「………」
「…まあ、ホントに怒ってる訳じゃ無いんだよ。
竜児があたしの事、大事に思ってくれてるのは解るから。
でも、触れてくれなきゃ、やっぱり嫌なの。それは解ってくれるでしょ?
だから、お話しようよ。お互いに気になる事を全部出しきったら…
きっと、次のステップに進めると思うんだ。
あたしは、進みたいの。竜児と一緒に。」

唐突な観覧車搭乗は、まあ、こういう訳である。
「じゃあさ、てっぺんに着くまで、あたしが質問しても良い?
下りは、あたしが答えるから。」
「おう。」
「じゃあ…ずっと気になってたんだけどね?
竜児はさ…あたしの容姿について、全然コメントしてくれないよね?
内側を見てくれてる事は、凄く嬉しいんだけど…容姿はどうなの?
可愛い事は自分で解ってるよ。一応、プロだし。
でもね、竜児の好みかどうか…それが知りたいの。
例えば、短い髪が好きなんだったら、髪、切りたいし…さ。」
「可愛いと、思ってるよ。反則な位可愛いよ。好みだよ。超、好みだよ。
髪は、それ位の長さが好きだ。他も、全部、好きだ。
初めて、お前と会った時、危うくファンになるトコだったよ。
速攻で打ち砕かれたけどな。」
「そか…嬉しい。ありがとう。
今まで、言われた、どの可愛いより、一番、嬉しい。
まあ、ぶっちゃけ、何万回言われたかは覚えてね〜んだけど。なんて。」
「お、おう。」
「やっぱり、竜児は特別だよ。」
「俺だってそうだよ。亜美は特別だ。」
「ッ…もう…亜美ちゃんを悶え殺すつもり?
……次の質問、いくね?」
「おう。」
「竜児はあたしの仕事の事、どういう風に思ってる?」
「大変な仕事だって思ってる。」
「違うの。そういう事じゃなくて…続けて欲しい?それとも辞めて欲しい?
たまに聞くんだ。自分の彼女がモデルやってるの嫌だって話。独占…したいらしいんだ。
それに、前みたいに忙しくなったら、今みたいに時間作れないかも…上手い事、調整するつもりではいるんだけど。」
「亜美はモデルの仕事好きか?」
「うん…好きだよ。嫌な事もいっぱいあるけど…お仕事だもん。」
「じゃあ、頑張れ。自分が思うようにすれば良いと、俺は思うよ。
偉そうな事、言ってるけど、俺はまだ見つけてないんだ。自分がやりたい事、好きな事。
だから、そういう風に一生懸命に頑張ってる奴が羨ましいし、尊敬もしてる。
だから、応援するよ。亜美の仕事。」
ピッ…カシャッ…
「お、おう!?何だ?」
「写メ」
「見りゃ解るよ」
「今、この瞬間を永遠に残しておこうと思ってさ。

これを見ればこれから先、どんな事があっても、きっと頑張れる。」
「……いや、そんなモン一人で抱え込むなよ。
頼れよ、俺を。その都度、頼ってくれ、頼むから。」
「……良いのかなぁ〜?そんな事言っちゃって。
本気にするよ?1日に何十回も電話かけるよ?深夜でも…早朝でも、電話かけるよ?」
「望むところだ。」
「そっか。うん。それじゃあ、この写メは、もっとイイコトに使う事にするよ。」
「…魔除けとか言うなよ?」
「ん〜ん。オカズにする。」
「………。お前は下品だ。」
「え〜どうしてぇ?これ位、普通だと思うよ?」
「んな訳ねぇ。普通でたまるかよ。」
「普通だってば。全然、普通。
あたし、カマトトぶる女って嫌いなの。
え〜亜美ちゃん、何の事だか、わっかんなぁ〜い。
とか、言った方が良かった?」
「…やめろ。うら寒い。」
「でしょ?あ、ほらほら、見てよ。もうすぐ、てっぺんに着くよ?
じゃあ、観覧車のてっぺんで、恋人同士がする普通のコト…しよっか?
もう、三回目だし…上手にリードして?ん…」

………………

「なあ亜美?」
「なぁに?」
「呼んだだけだ。」
「うわ…何それ…
竜児ってさ、格好良い事言うくせに、たまにヤバイ位ガキだよね?」
「…悪かったな、ガキで。」
「拗ねないでよ。
でも、そういうトコ、あたしにしか見せないよね?
実は、ちょっと優越感感じてたりしたんだよね、ちょっと…だけね。
そういう、しょうもないトコロを見せてくれたから、好きになっちゃったのかも。
竜児の素顔はあたしだけが知ってるんだぞ、ってさ。」
「…つくづく、お前が言うな、って感じだな。
こっちの台詞だよ、それは。」
「…お互い様だと思うよ?
あたしたちって、結構、似たもの同士なのかな?
前に、あたしと竜児は対等だって言ったの覚えてる?」
「おう。別荘の洞窟での話だろ?」
「そ。対等だから、たまには、竜児のわがままに振り回されたい、とも思うんだ。
竜児の欲望を全部、この身で受け止めてあげたい。みたいな。
亜美ちゃん、ホントはドMなのかも…」

「…複雑な女の子だよな、亜美は。」
「かもね。だから、竜児にしか務まらないの。あたしの相手は。」
「光栄だよ。お姫様。
でも、喜んで、苦労する。それだけの価値はある…だろ?」
「……結構、覚えてくれてるんだね。あたしが気まぐれに言った事も、そうじゃない事も。」
「おう。」
「…だったら、責任取らないといけないね。いい女にならなきゃ。」
「そんなに気負うなよ。今まで通りで良い。いい女だって思ってるよ。
美人で意地悪でちょっとアホなお前が好きだから。」
「うん。ありがとう。
でも、褒められてるのか、微妙…」
「褒めてるよ。」
「でも、これからもっと、いい方に変わっていける。そう思うんだ、あたし。
さ、もう半周したしね、交替しよっか?ずっと亜美ちゃんのターンじゃ悪いし。
竜児から、亜美ちゃんに聞きたい事ない?何だって答えるよ?」
「おう。それじゃあ、ちょっと気になってた事、聞いてみるかな。」
「うんうん。何?」
「亜美はさ、よく自販機の隙間に挟まってるけど…あれって一体何なんだ?」
「え?…ん〜何って言われてもねぇ〜
あそこ、何だか落ち着くの。居心地が良いって言うのかなぁ〜」
「そういうもんか?」
「うん。そういうもの。
ねぇ、隣に座っても良い?」
「おう。」
「じゃあ、少し寄って?…うん、ありがとう。」
「…おう!?」
「あたしは、何かにこうやって、もたれかかるのが好きなんだ。
自販機の代わりとか言ったら、嫌な気になるかも知れないけど、
これから、ココをあたしのお気に入りの場所にしたいな。ダメかな?」
「良いに決まってるだろ?隣に居てくれって言ったのは俺の方だ。嫌な訳がない。」
「…暖かい。」
「…そりゃどうも。」
「ぷっ…照れてやんの。」
「うるせぇ…次、聞くぞ?」
「はぁ〜い。」
「俺の事、好きだって言ってくれたけど、いつから好きになってくれてたんだ?」
「…気になる?」
「なるよ。」

「…最初からだよ。」
「…初めて会った日は、思いきり酷評された記憶があるけどな、俺は。」
「え!?うそ、マジ?あれ、聞いてたの?
あの時、席、外してなかった?」
「北村と見てたよ。一部始終。全部。」
「…その事は、もう忘れてよ。
あぁ、聞いてたんだ…見てたんだ…
そりゃあ、いくら誘っても乗って来ない訳だよ。」
「…あれ、誘ってたんだ…
からかってるだけだと思ってた。」
「からかうだけなら、わざわざ別荘に誘ったりする訳ないじゃん。
好きだから、に決まってるでしょ?
あたしは、あのストーカー男から守ってくれた時から竜児が好きだったの。」
「俺、あの時、大した事はしてないぞ?
暴れたのは亜美だった気がするんだが…」
「その後よ。その後、腰をぬかしたあたしを家に上げてくれて、いっぱい慰めてくれたじゃない。」
「そう…だったか?
「覚えてないの?まあ、しょうがないよね。
あの頃は、竜児の視線はあたしに向いてなかったんだもん。
異分子の事なん、−ッ!!……んむぅ………」

「お前が、こういう事しようとしたから、頭の中ぼ〜っとしちまって…
だから、あの時の記憶が曖昧なんだよ。 覚えてないんじゃねぇ、曖昧なんだ。」
「四回目…てか、今のちょっとズルくない!?」
「ズルくねぇ。」
「…ズルいよ。ばか…」
「……泣くのはズルじゃねぇのか?
解った、解ったから。悪かったよ。」
「ホントに悪かったって思ってる?」
「おう。」
「じゃあ、あたしのお願い…ひとつだけ聞いてくれる?」
「…お手柔らかに頼むよ。」
「………抱いて欲しい。」
「な…お前、何言って…まさか、ここでか?」
「あっちの方向に、お城みたいな建物が見えるでしょ?
あそこに連れて行って欲しいな。」
「…いいんだな?」
「いいよ。竜児はどうなの?」
「ブレーキ効かないかも知れないぞ?」
「覚悟してる。」
「わかった。行こう。」

この時、俺は、とんでもないルートへのフラグを立ててしまっていた。
ここから、他のルートへの分岐は、多分無い。エンディングに向かって一直線。亜美と、二人で。

クイックセーブ。

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