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410 名無しさん@ピンキー sage 2010/02/13(土) 19:28:56 ID:hdHToC6A




期末テストも終わり、テスト休みに入った竜児達はまた亜美の別荘へ旅行に来ていた。
男子は竜児、北村、能登、春田、女子は大河、実乃梨、亜美、奈々子、麻耶と総勢9人の大所帯だ。
夏ではないので海で遊ぶことは出来ないが、近くの観光や別荘内で思い思いに楽しんでいた。ただ春田辺りは「あ〜みちゃん達のせくし〜ビキニが見れなくて残念むね〜ん」等と言っていたが。


「いやあ、高須よ。海水浴が出来ないと何かやることはあるのかと心配していたが、いやはやこれが中々楽しめるものだな!」
「おうっ!北村。都会と違って空気も美味いし、食べ物も料理しがいのあるものばかりだ。おっ、春田そこのキノコ取ってくれ」
竜児ご自慢?の鋭い目利き(物理的にも)によって選りすぐられた野菜達が綺麗に刻まれていく。
今日の夕食担当は、竜児を中心とした男子メンバー。特に竜児は張り切っていて、あれやこれやと指示を出す。そんな時、密かに女子メンバーが集まっていることなど知るよしもない。

さて、なぜ今回海水浴も出来ない季節に別荘に来たかというと、女子達のある陰謀があったからだ。
それを知るには旅行の数日前、スドバで極秘会議が行われていた所まで遡ることになる。


「さてさて、テスト前の忙しい時期にお集まりいただいたのは他でもありません」
集められた女子達に向かって、いつになく真面目な口調で亜美はこう切り出した。
「皆さんにはそれぞれ、好きな男子がいると思います!今の片想いままでいいのですか?私は嫌です!」
「う〜ん…私も出来れば告白したい…かな?」
意外にも菜々子がこう反応した。すると、亜美は
「でしょ?だから私に提案があります!」
「ばかちーの提案?はっ、どうせろくなもんじゃないわ」
「タイガー、文句なら後で受け付けるわ。」
いつもなら大河に噛みつき返す亜美だったが、今回は自信があるのか軽く受け流してこう言った。
「テストが終わったら、私の所の別荘に行かない?そこでみんなで告白するの。ヤって既成事実作っちゃうの。もちろん、誰が選ばれても恨みっこ無しだからね」
その瞬間、周りは水を打ったように静かになった。
文句の1つでも言おうと構えていた大河も
「…北…村くんと、き、既成事じゅ…つ…」
と耳まで真っ赤にしながら呟いていた。
「どう、みんな?決して悪い話じゃないと思うんだけどな」
言った本人も恥ずかしかったのか、軽く頬を染めながら亜美はみんなに訊ねた。


「わ、私は乗るよ!その話!私だって既成事実作っちゃうもん!」
麻耶が顔を真っ赤しながらも賛成を表明した。
「私も、亜美ちゃんや麻耶、みんなと一緒にしよっかな」
「あーみん…それはダイエット戦士たる私に対する宣戦布告だね?受けてたつよ!」
「菜々子も実乃梨ちゃんもオッケーね。で、タイガーはどうするの?」
「…うん。私もヤるわ!ヤってやるわ」
「…大河…なんかその言い方怖いよ」
大河の何か間違ったやる気に、菜々子が若干戸惑っていた。
「よしっ!全員参加ね。それで…」
「あみちゃーん。なんで俺はここにいるのー?」
欲望渦巻き始めた女子達の中に、何故かストローを加えているのんきな春田が混じっていた。
「あ〜春田くんには私達のお手伝いをして欲しいのよ。ほら、春田くん年上の彼女いるじゃない?だから安心して話せるしね」
「あ〜瀬名さんのことねぇ〜確かにオレには瀬名さんいるしぃ〜全然オッケーだよ〜みんなには幸せになってもらいたいからねえ〜」
バカに任せるのは心配もあったが、今は猫の手も借りたい状況な為に選り好みはしていられなかった。
「ありがと〜春田くん。お礼は期待しててね〜」
「うっひょ〜!お礼楽しみだぁ〜」
こうして乙女達の戦いが始まったのだった。

時は戻り、亜美の別荘。
「いやマジで高須は料理上手すぎだろ?俺、今度教えてもらおうかな」
「おうっ!これくらいなんでもねえよ。能登も基本さえ抑えておけばすぐ出来る」
竜児と能登が、夕食後の食器洗いをしながら雑談していると
「ねぇねぇ、2人とも〜今さぁ女子達シャワー浴びてるんだってさぁ〜覗こうよぉ〜」
春田が小声で話しながらやって来た。
「俺は今、三角コーナーの滑り取りに忙しい」
「えぇ〜高っちゃん連れないなぁ〜能登は行くっしょ?麻耶ちゃんの体つききになるっしょ?」
「き、木原の体…い、いや、ダメだ。これ以上嫌われると思うと…」
竜児は三角コーナーに夢中で話などあまり聞いていないし、能登に至っては最初は乗り気だったものの、麻耶に嫌われると思ったからか、徐々に顔から生気を失い最終的にはキッチンの隅でいじけるように座り込んでしまった。
「春田よ、ズバリ個室のシャワーは覗けないと思うが」
「えっ?そうなの〜残念ショ〜」
北村はシャワーを浴びて来たからか、トランクス1枚という女子が見たら顔を赤くしてしまいそうな出で立ちで春田にツッコミを入れていた。
「北村、また女子に裸見せるつもりか?早く着替えてこいよ。風邪引くぞ」


「おお、高須。洗い物やらせて悪かった。では、俺は着替えてくるとしようか」「えぇ!北村、女子に裸見せたのか?」「いや、実は…」
そんな夏の思い出を話していると
「あ、みんないたいた。って祐作は?」
シャワーを浴びてきたからか、薄いピンクのキャミソールに黒の短パンといったラフな格好の亜美が声を掛けてきた。
「…お、おうっ!北村は今着替えしに行ってるぞ」
普段とは違った色っぽい亜美に竜児は目を反らしながら答えた。
「そうなんだぁ。あっれぇ〜高須くんなんで目を反らしちゃうの?もしかして亜美ちゃんのお風呂上がり見て欲情してる?」
「ばっ…そんなことねえよ。それより何か用があるんじゃねえのか?」
亜美のちょっとした誘惑にどぎまぎしつつ竜児は話を反らした。
「あっ、そうそう。みんなシャワー浴びて来たら下のリビングに降りて来てね。ちょっとしたゲームやろうよ」
「ゲームか、いいね。なにやるの?」
「もう、能登くんったら。ハヤい男は嫌われちゃうよ。それはリビング来てからのお・た・の・し・み。じゃあみんな、待ってるね〜」
亜美は人差し指をピコピコさせながらリビングへと去っていった。
「高っちゃん。ゲームたのしみだね〜」
「おうっ!待たせるのも悪いしさっさと浴びるか」
「…ハヤイ…嫌われる…」


「能登なにやってんだ。遅い男も嫌われるぞ」
「…えっ、マジで?」
能登の意識が飛んでいたのを戻しつつ、3人はシャワーへと向かっていった。



「…みんな行ったみたい。よし、さくっと準備しちゃいますか」
「あーみん…こ、こいつはどこに置いたら良いのかねぇ…」
「あ〜実乃梨ちゃんそれは隅の方に…照れちゃってかわい〜」
「そ、そんなことないぜ〜!ただ見るのは初めてでさ」
「私も初めて見たわよ。っていうか奈々子、良くこれ買えたわね」
「うん。サイズがわからないから困ったけど、ネットで買えるからね」


準備が終わった頃、シャワーを浴び終わった男子メンバーがリビングへとやって来た。
「おう、待たせちまったみたいで悪いな…って、このカーテンで仕切られた部分はなんだ?」
竜児はさっきまでなかったカーテンが気になり尋ねると
「今は気にしないで。ほら、みんなこっちに来てるからはやく」
「お、おう…」
奈々子にはぐらかされてしまった。

「じゃあ、みんな集まったし何のゲームしよっか?」
亜美はそう切り出すと、ぐるっと全員の顔を見渡した。その時、春田と一瞬アイコンタクトを取ると
「は〜い〜、俺はお〜さまゲームやりたいなぁ〜」

「「「お、王様ゲーム?」」」
男子メンバーは声を揃えて驚いていた。
「…春田。いくらなんでもそれはねえだろ…」
竜児が呆れながら言うと
「い、いいんじゃない?王様ゲーム」
「き、木原…マジかよ…」
「あら、私もちょっと興味あるわ。せっかくだしやってみましょうよ」
「香椎まで…ホントにいいのかよ…どうする、北村」
「ふむ、俺も興味ないと言ったら嘘になるしな!ここは多数決でもとってみるか。では、王様ゲームをやりたいやつ手を挙げてくれ」


「…おうっ!…マジかよこれ…」
手を挙げなかった竜児が周りを見ると… なんと竜児以外の全員が手を挙げていた。
「ズバリ!王様ゲーム決定だな。高須は嫌かもしれないが、まあ楽しんでくれ」
「いや、俺は構わねえけどよ…マジでわけわかんねえ…」
春田や能登、北村が王様ゲームをやりたいのはわかる。だが女子メンバー、あの大河でさえやると手を挙げていたので、竜児には意味がわからなくなっていた。 「じゃあ、今から割り箸持ってくるね。でさ、ちょっと提案があるんだけど」
「ん?なんだ、亜美」
「王様を紙のクジで決めた後割り箸の番号を男子と女子で分けない?男子の何番と女子の何番でみたいにさ」
「ふむ、確かにこういったのは異性で楽しんだ方が盛り上がるな。みんなもそれで構わないか?」
「「「異議なーし」」」
「了解!じゃあ亜美ちゃん割り箸持ってくるね〜」
こうしてメンバー達の(一部除く)欲望渦巻く王様ゲームがスタートするのだった…





417 名無しさん@ピンキー sage 2010/02/13(土) 19:47:05 ID:hdHToC6A
以上です。

後半は明日の夜にでも投下出来ればとおもいます。


409 名無しさん@ピンキー sage 2010/02/13(土) 19:27:09 ID:hdHToC6A
たびたび失礼します。
バレンタイン当日編と平行してやってるのを投下します。

タイトルは
能登「…女って…怖いよ…」(前編)
です。

前半はエロなしで、若干キャラ崩壊ぎみですが…そこは目を瞑ってくださいまし。


では、7レスほどお付き合い下さい。


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