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○ージ sage 2009/09/21(月) 21:34:17 ID:7uUh3gsU

「本を借りて来たのか? 珍しいな」
「まだ途中までしか読んでないけど、主人公が誰かさんに似てるのよ。名前のせいかもしれないけど」
「へえ」
 竜児は、テーブルに積んであった本を取り、読み始めた。
「うっ、ある意味俺に似てるか。なんだか、ヒロインまで大河に似てる気がして来たぞ」
「全然、似てないっ!」
「でも、小柄ででどこかドジで、実はかなり強そうで、ついでに胸が……」
「うるさいうるさいうるさい!」
「……」
「ふん。あたしはゲームでもしてるから、竜児は読んでて」

 〜数時間後〜

「ゲーム飽きたぁ。ねえ竜……うわ、泣いてるし。キモ」
「う、うっせー」
 大河がゲームをやめて振り向くと、竜児が本を持った手をわなわなと震わせ、凶悪な目を真っ赤にしていた。
「あ、あのさ。大河、居なくなったりしないよな?」
「なな、なによいきなり。竜児がごはん作ってる間は、毎日……」
「たたた、たいがーーー!」
「うわわ。ちょっと、竜児、りゅりゅりゅry」
 竜児は本を閉じると、全力で大河にのしかかるようにして抱きしめた。
 さらに(貧)乳を何度か揉んだ後、スカートの中に手を入れて、強引にキスを迫った。
「イ、い、淫行〜〜〜〜〜!!」
 頭の上で、インコちゃんが名前を叫んだ、の、かもしれない。
「あ」
「ばーか」
 ちょっと嬉しかった、と、大河は思ったけど黙っていた。

「で、竜児はこのラストを見て、感動のあまり襲って来たってわけ?」
「わりぃ」
「そりゃあ、あたしはチビでドジで可愛いかもしれないけどさ、似てないし、腕が機関銃になって空飛んだりするわけないでしょ。ったくもう(ぶつぶつ)」
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