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174 N+8f9z+y sage 2010/10/25(月) 01:02:03 ID:r7D3mfCX



みんな幸せ〜番外編〜



「ねえ、竜児。これみて。」

目の前に“ぬっ”と現れたのは大河のノートパソコンの画面だった…。

「てか、夕食の準備中だ、邪魔だからどけろ。」
「だ〜、いいからみなさいって言ってんでしょ、犬。」

はいはい。と返事を大河に適当に返しつつ、今までしていた作業を中断して竜児は居間に向かった。

「で?何なんだよ?」
「これよ、これ。」



http://zexy.net/contents/lovenews/article.php?d=20... (元ネタはmixiニュースから)



「草食男子と恋愛する方法だ?」
「そうよ、まるでどこかの誰かさんのことを書いてるみたいだったから…。」
「誰かさんって誰だよ?」

「お〜、こりゃあ確かにどこかの誰かさんそっくりだわ。」
「そうね〜。」
「櫛枝、川嶋おまえらいつの間に帰ってきてたのかよ。」
「そうだよ〜、おいらは部活から帰ってきて、あ〜みんは仕事帰りだっけ?」
「そうだよ、実乃梨ちゃん。あ〜、ここの部分なんかそのまんまね。」

『いいムードなのに、なかなかキスをしてくれない。強引さがない!(28歳)』

「いや、だから誰かさんって誰だよ?」
「「「はあ〜」」」

とため息を3人同時に付き…

「あんたの事よ、この鈍犬!」
「高須君以外にだ〜れが居るんだい?」
「ここまで来ると天然以上の何かね…。」

と3人に言われても気づかないのが高須クオリティである。

「は?そもそもなんで俺なんだよ?」
「だって〜、チビトラは知ってると思うけどストーカー事件の後に高須君とこの居間で2人きりになって私が迫ってたの覚えてる?」


あ〜、そんなこともあったわね、えろち〜。」
「ああ、あの時の事か?」
「ぬお〜、高須君とあ〜みんの間にそんなことがあったとは〜、高須君?私は…、私は遊びだったって言うのか〜〜〜。」

とバットを握っていた。

「いや、まて櫛枝。そこは追って離すから落ち着け。それと俺は一切川嶋に手を出していない。」
「チビトラはえろち〜言うな。で、実乃梨ちゃんは初めてこの事聞くんだっけ?大丈夫よ、その時は私から迫った訳だから。まあ襲ってくれなかったのが残念だけど。」
「な〜ら大丈夫だ〜。納得したよあ〜みん。まあ高須君もかなりの鈍感だからね〜。」
「結局あの後大河の機嫌が悪くて大変だったがな。」
「そ〜いや、高須君さ、大河の身の回りとかを甲斐甲斐しく世話してたよね?」
「おう、それがどうかしたか?」
「と言う事は校内で男子からかなりの人気がある大河を襲おうと思えば襲えたよね?」
「そう言えばそうね〜、でも襲わなかったのってひょっとしたら釣り竿が不全だったからとか?」
「み、みみ、みのりん…?ばかち〜?」
「な、川嶋?俺はそこまで不能じゃないぞ。それと『大河を襲えた』というのは無理だったな…。第一そのときには櫛枝って決めていた。第二に大河を襲おうとして実行に移すだろ?間違いなく俺の存在自体が危ういかこの世から討滅されてるよ。」

「あ〜、それは言えてるね〜。」
「なんとなくわかるわ…」

と2人とも苦笑する。

「そういうことだ。多分櫛枝が振ってくれてなきゃ大河の気持ちには気付かなかったな。」
「ちょっと、竜児?」
「あ〜、こればかりは反論できねえべ。大河。」
「そうね。」
「え〜、みのりんにバカチ〜まで…」
「まあ、こればかりは仕方ないな。」


「あ〜、それとここもそのまんまだべ。」
『優しさと優柔不断は紙一重のようです…。』
「そこもか?」
「あ〜、分かるかも。」
「うん。亜美ちゃんもなんとなくわかる。」
「だって私が大河の星割っちゃた時とか…」
「みのりんの事が好きなのに世話してくれたし…。」
「私の正体知っても普通に接してくれたし…。」

「まあお前らの言いたい事は分かった…、じゃあ夕飯の支度してくるわ。」
「待ちなさい、竜児。」
右手をがっちりと握ってくる大河
「そうだぜ〜高須君」
そして後ろからがっちりと胴を抱いてくる櫛枝
「た・か・す・くん。少し動かないでいてくれるかな?」

そして左側の腕を自分の胸におしつける川嶋

「え〜、と。この先なんか嫌な予感しかしないんですが?ん?『女性側が草食男子にアプローチする方法』『自分の感情をストレートに伝えたうえで、彼の気持ちを確認するのがベストです』か…。」

「そういうことよ、竜児。」
「高須君覚悟しな〜。」
「亜美ちゃんがたっぷり高須君のこと好きだってわからせてあ・げ・る。」

「というわけで、みのりん、ばかち〜。」
「エクストリーム寝場所確保やっちゃうか〜、ちなみに真上が高須君を襲えるベストポジションだぜい。」

「え、ちょ、まt。ぎゃああああ」

そしてこの日は竜児の右側が大河、左側が櫛枝、そして思い切り抱けるポジションを川嶋が取ったという…。



P・S 

「ところで、櫛枝?」
「おまえ、エクストリーム寝場所確保ってアンサイクロペディアからパクッたのか?」
「てへへ、バレた…?」

といったやり取りがあったとかなかったとか…。




177 N+8f9z+y sage 2010/10/25(月) 01:17:30 ID:r7D3mfCX
投下終了です。しばらくSSを作ってないためクソ品質ですが、楽しんでいただければ何よりです。
では夜も遅いので失礼します。


173 N+8f9z+y sage 2010/10/25(月) 00:58:25 ID:r7D3mfCX
どうもお久しぶりです。8月1日〜下旬まで外房の海水浴場でライフガードをし、
その後ライフセービングの大会で忙しかった上に規制でなかなか投下できませんでした。
駄文・ニュースネタとなっておりますがよければどうぞ。
次レスより投下します

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