最終更新: text_filing 2010年11月28日(日) 02:25:07履歴
49 嵐はもうすぐ sage 2010/10/02(土) 16:07:15 ID:w1F0XYK5
大河はその日、珍しく一人で目を覚ました。
毎朝、竜児に起こされている大河にとっては画期的なこと、と言えるかもしれない。
もっとも結局のところ、自分で起きたという訳ではないのだが。
「ぅわわわわぁ。眠い……」
大河は目を擦りながらベッドから身を起こした。
枕元のナイトテーブルに置かれた時計に手を伸ばす。
二、三度伸ばした手は空中を彷徨って、ようやくそれを掴んだ。
引き寄せて見ると、時間は6時半。
いつもより全然早い。
「私……、なんでこんな早くに」
大河は時計をもう一度ナイトテーブルに時計を置く。
ベットに背中から倒れ込む。
ぼふん、とベットが気持ちいい。
(ああ、睡魔が私を誘ってるわ……)
ここら辺、二度寝をする根性はたくましい。
眠たい時、寝られるうちは寝る主義なのである。
竜児にしてみれば、動物みたいなもんだ、とでも言うだろう。
ーーガン!
眠い時は寝る。それが一番。
ーーガガン!
そう、その方が人間の体にとって一番いいに決まってる。
ーーガガガンガン!
だがら私は一分一秒でも長く寝ようとーー
ーーガンガガガガンガンガッッッガ……
「うるさいわねッ!」
大河はベットから跳ね起きて叫んだ。
うるさくて寝られたもんではない。
「ええ!? 人が寝ようとしているって言うのに!」
大河は顔をブンブンと振り回す。騒音の元を見つけると、それは窓だった。
こんな状況、前にもあった。
「竜児?」
大河はベットから足を下ろして、窓に近寄る。
そして、それが竜児の立てた音でないと気付いた。
そもそも、今はあのマンションには住んでいないのだ。
「……嵐?」
*** ***
『ーー現在、南シナ海で発生した台風18号は、昨日深夜から本日未明にかけて、進行方向を大幅に変え、現在関東を横断しております。現在関東甲信越の以下の地域で大雨・洪水警報が発令され、一部の地域では河川の氾濫などがーー』
TVのお天気姉さんがモニタの地図を指差しながら喋っている。
その様子を、竜児は右手でリモコンを持ったまま、呆然と見ていた。
『おい、高須? 聞いてるか?』
左手の携帯から、北村が言った。
「お、おぅ!? 悪い。なんだって?」
『しっかりしろよ、こんな台風直撃なんて滅多にないんだぞ』
「おぅ……。にしても、凄い雨だな」
竜児は目の前にマンションしか見えない窓に目をやる。
見えるのは建物だけなのだが、それで激しい風と雨が窓を叩き付けているのがわかった。
『ああ、凄い雨だよ。聞いた話によると、地下鉄も今止まってるらしい』
携帯越しの北村の声も、この古いアパートの防音性能のおかげで、消されがちだ。
「それは凄いな」
『しかも街を流れる川も、警戒水位まで達したらしい。
木だって倒れているみたいだし、いつぞやみたいに、またまた本気で嵐だ』
「それで、学校も休みか」
竜児は同じことを繰り返しているTVを消した。
これ以上見ても、何も新しいことは得られそうにない。
『当然の処置って奴かな。そもそも先生方さえ学校に集まれる状況じゃないんだ。
大人しく家で嵐を過ぎるのを待つのが得策だと思うよ』
「わざわざ、ありがとな」
『いやいや、これもクラス委員長の仕事だよ。じゃあこれ、連絡網に回して欲しい』
わかった、と竜児は答えた。
連絡網というやつは、年度始めに用意はされるものの、使わないで済むことが多いのだが、今年は珍しく使うことになるらしい。
『明日には台風も過ぎ去るし、学校も再開すると思うが、まぁくれぐれも気をつけてな』
「おぅ。北村も、気をつけろよ」
『俺は外に出ないで勉強でもするつもりだ。部活もないし、時間があるからな』
「そうか」
そんなやり取りで、竜児は携帯を切った。
突然の休日である。
やることと言ったら、それこそ勉強くらいしかないのではないだろうか。
掃除は休日に既に一通りやり終えていたし、洗濯物は雨のせいで乾くはずもない。
すると、やることと言ったら……
「まぁ、まずは電話連絡。それから朝ご飯だな」
竜児は台所に戻った。
竜児と愉快な母と、彼の愛する彼女は、どんな朝でも、元気にご飯を欲しがるだろうから。
ちなみに、付け加えておくと、インコちゃんはとっくに気絶している。
気が小さいやつなのである。
台風は、彼の精神を一撃でもって夢の世界に連れ去ったのだった(黙祷)
竜児が料理を作り終えようとする頃に、アパートのベルが鳴った。
「ん?」
この時間、この嵐の中、誰が尋ねてくるのか。
エプロンに手を拭いた竜児は、玄関のドアの鍵を開けた。
するとすぐに小さな影がドアの隙間から入り込んで来た。
このサイズ、見間違えようもない。
「大河?」
「うぅぅぅ」
大河は、びしょぬれだった。
「またか!」
「そうよ! またよ!」
大河は幾分怒った顔で竜児に小さく怒鳴った。
ボロアパートの防音性については熟知しているのだ。
「どうしたんだ? こんな朝にそんな濡れて。まさか、歩いて来たのか?」
「外がうるさくていつもより早く起きちゃったのよ。それで家には誰もいなかったし。
することないし……、竜児に会いに来たのよ」
大河は少しだけ恥ずかそうに言った。
いくらもう親公認の仲の恋人でも、まだ恥ずかしさは残っているのだ。
「この雨の中をか? 隣りのマンションとは訳が違うんだぞ!」
「それよりこれってまた台風なの?」
「ああ……。って大河、おまえこんな濡れて、シャワー入ってこい」
そんなのいいわよ、と言い放った大河だが、くしゅんと小さくくしゃみをした。
「……風邪、ひくぞ」
鼻をすする大河。じとーっと竜児を見る。
「で、台風なの?」
「ああ、直撃だってさ。学校も休みらしい」
「ふーん。まぁしょうがないわね。凄い雨と風だったもの。
ここに来るまで何度も吹き飛ばされそうになったわ。
手強い敵だったわ。でももちろん私は勝ったけれど」
「まったく……、無茶するなよ」
その時、大河はその竜児の言葉に、ほんの少しだけ、欠片のように怒った声色が混じっていることに気付いた。
大河としては恋人である竜児に会いに来たかっただけで、自分では来れると思って出て来たのだが、
彼はそれをどう思うか、ということを考えるほどには、もう恋人である期間は長いのだ。
そう、その意味はきっと……。
「ごめん……」
一方驚いたのは竜児である。そしてきつい言い方になっていたかと、反省。
どうにもぶっきらぼうになるのは、竜児も自覚している悪い癖なのだ。
「え、いや、別に……」
お互い、気まずいやら恥ずかしいやらで意味もなく視線をそらす。
「やっちゃんは?」
玄関に棒立ちだった大河は、話題を変えるようにそう言った。
思い出したように靴を脱ぐ。
「それが、さっきお店が危ないからって出かけたよ」
「お好み焼き弁財天国? うわぁ、靴びちょびちょ」
「ああ、爺ちゃんからもらったタクシー券でな。俺が言ったんだ。
こんな酷い雨、歩いては行かせないって」
竜児は素早く新聞紙とキッチンペイパーを用意する。
「あんたにしては気がきくじゃない」
「俺は一緒に行くって言ったんだが……、あいつが大河と一緒にいろ、って言うからな」
竜児は素早く大河の靴にそれを詰め込んで、水を吸い取らせる。
可愛いブーツも、びしょぬれでは可哀想である。
「朝飯作って、行くつもりだったんだ、おまえの家」
「……遅いわよ、馬鹿犬。先に来ちゃったじゃない」
「それは……、悪かったよ」
竜児は大河の頭にその手をおいて、ぐしゃぐしゃとなで回した。
「風呂、入ってこい。朝飯はもうすぐだ」
「うん! お腹ぺこぺこだもん! 今朝は食うわよぉ」
「おぅ」
と言いながら、炊飯器の中のお米が足りるか不安になってきた。
でもまぁ、大丈夫だろう。
時間は一日たっぷり、あるのだから。
*** ***
風呂から上がってきた大河は、何回見ても、そしてバスタオルで体を隠してなお、
さらにさらにバスタオルどころでないものを見たことがあるにもかかわらず、
竜児の心臓の鼓動を早くした。
その軽く湿った肌、上気した頬、ほつれた髪のつくうなじ、綺麗で長い濡れ髪。
そして愛しく小さく、整った大河の顔。
「竜児ぃ、お腹減ったぁ」
「お、おぅ」
「……? 何ぼうっとしてんの?」
「い、いや、なんでもねぇ。できてるぜ、ご飯も三合炊いたぜ」
大河のその幸せそうな顔。
それだけで、竜児はとても幸せになるのだった。
*** ***
「ふぅ。おなか一杯」
竜児手作りの、そして暖かいご飯は、あるいはじっくり入ったお風呂よりも、大河の体を暖めた。
「ごちそうさまでした」
大河は小さくお辞儀する。
「おそまつさまでした」
竜児も、その凶悪な顔に笑みを浮かべながら、そう言った。
さぁ、これからこの女を食ってやるぜ、などと思っているのではない。(たぶん)
ただ大河の満足そうな顔に、頬が緩んでいるだけなのだ。
大河も、そんなことは百も承知だった。
そして、このまったりした食後の時間が、大河はとても好きだった。
*** ***
「竜児ぃ、竜児ぃ、ねぇねぇ」
「ん?」
食後、テレビを暇そうに見ていた大河ーーすでに濡れたレインコートやふりふりのドレスは着替えて、部屋着のジャージ姿だーーが竜児の部屋にやってきた。
竜児は一人で勉強していた。北村ではないが、彼も勉強には真面目な人間なのである。
「暇なんだけど」
竜児は小さく溜め息をついた。
「俺、勉強してるんだが」
「竜児の愛しい彼女が暇だっつってんのよ」
「あー、うーん」
竜児は机に広げている問題集に目をやる。まだ途中である。
「じゃあ、11時まで待ってくれ」
「えー」
と言いながら大河は時計を見た。
あと1時間くらいである。なんやかんやで、朝からごろごろして3時間くらいを過ごしたのだ。飽きるのもまぁ当然である。
「しょうがないわね、じゃあ11時にご飯を作りなさい」
「わかったよ、じゃあ昼飯作ってから、な」
「OK。まだ私、やり終えてないゲームあったのよね」
「わかったわかった、ゲームでもなんでも付き合うから」
……こうして。
時間は過ぎて行くのである。
*** ***
昼飯は高須特製、リゾットであった。
もちろん、大河好みの味である。
「竜児の料理、やっぱ美味いわ」
「そりゃあどうも」
大河はこれまた満足そうな顔でお茶の間に寝っ転がっていた。
実際のところ、大河にしてみたら、竜児の作る料理ほど美味いものはないのである。
自分で作る料理は論外のこと、お店で食べる料理だって、竜児の方が美味しいと思える。
ただでさえプロ顔負けの料理で、さらに彼が自分のために愛情をかけて作ってくれて、
その上、惚れた男の手料理である。
これで不味い訳がない。
「これで三食一緒に食べるようになったら、私は太るんじゃないかしら」
「それは俺が決して認めん。というか防ぐから安心しろ」
竜児は苦笑いだった。かつて自分が食生活を管理しなかったせいで、大河がころころと丸くなったことを、彼は忘れていなかった。あれは思い出すに恐ろしい悪夢である。
「私も、またクラスメイトに追いかけられて学校中は知るのはごめんよ」
どうやら、大河自身もそれを思い出していたようだった。
笑い話に出来るくらい、大河も角が取れたということだろう。
「ねぇ、じゃあゲームしようよ」
大河はごろごろと転がって、竜児の視界に入った。
「おぅ、しょうがねぇな」
「何ィ? 彼女とやるゲームが楽しくないだってぇ?」
「違ぇよ」
竜児は笑う。大河も笑う。
「あ、そうだ、もらいもんのパイナップルジュースあるんだった。飲むか?」
竜児は立ち上がりながら、そう言った。無論、大河は頷いた。
ぐーたらを決め込んだ大河は、こんなもんである。
竜児は冷蔵庫からそれを取り出し、二つのコップに注ぐ。ちゃぶ台に置く。
「うむ、よしよし」
大河はだらしなく横になりながら手を伸ばした。
「おいおい、気をつけよろ」
「わかってるわよ」
危なっかしげにそれを見つめている竜児だが、むろんそこは大河クオリティである。
「あ!」
倒した。
「おおおおいいいい」
「あらら、溢れちゃった」
竜児は慌ててキッチンから布巾とキッチンペイパを持ってくる。素早く吸い取る。
「おい、ジャージにも付いてるじゃねぇか」
「あら、遺憾だわ」
「遺憾だわ、じゃねぇよ」
竜児は溜め息をつく。そうだ、こいつはドジッ子大河なのである。
横になりながら飲み物を飲むような、器用な真似が出来るやつではないのである。
「それ、脱げ、洗濯するから」
「わかったわよ、代わりの服ちょうだい」
大河はそのまで脱ぎ出した。慌てて竜児はそっぽを向く。
例えそんな仲になったって、無表情でいられるわけがないのだ。
「ええい、仕事を増やしおって」
「それがあんたの役目よ」
竜児はタンスからすぐに泰子の部屋着を取り出し、眼を背けたまま大河に差し出す。
「そんなもんは彼氏の役目じゃねぇ」
そんな問答をしてるうちに、さらなる事態が起きた。
まぁ考えてみればありえない話ではないのだが。
停電である。
「きゃ! うえ! 電気消えたっ!?」
「うおっ! え! 停電!?」
「うわ、真っ暗!」
どこかで送電線が切れたんだろう。今の外の状況では仕方がないだ。
無論、隣りのマンションのおかげである。
さらに言うなら、凄まじい雨と風を引き起こしている、台風の厚い雲のせいだ。
「きゃ、見えない」
「あれ、大河おまえどこだ!?」
「え、あ、待って、今服脱いでるとこって、あっ」
接触。
そして、転倒。
沈黙。
大河は気付いた。今の自分は、竜児に押し倒された格好でいることを。
竜児も気付いた。今の自分は、脱ぎかけの大河を押し倒してることを。
「……馬鹿犬。なに私を押し倒してんのよ」
「わ、わりぃ」
竜児はそう言うけれど、大河の上からは離れようとはしなかった。
大河もまた、それ以上、何も言わない。
二人とも、何も言わない。
沈黙。
だが、決して静寂ではない。
「外、凄いね」
「ああ」
二人は自然と窓に顔を向けた。
雨は強く窓ガラスを叩き、風は窓をガタガタと揺らしている。その音が、他の音すべてを塗りつぶしていた。
聞こえない。
目の前にある、お互いの息づかい以外は何も。
「ねぇ」
大河は竜児の下のまま、両手で竜児の頬を触った。
その手は柔らかくて、小さくて、暖かくて、女の子の手だ。
この手がかつて手乗りタイガーと恐れられた、暴力を振るっていた手とは思えないほど、可憐な手だった。
そして、優しく竜児の顔をこちらに向ける。
竜児は否応なく大河のその大きな眼と見つめ合うことになった。
「ねぇ、こんなに外がうるさいとさ……部屋の中まで響いてくるよね」
「おう」
竜児は小さく頷いた。
「そしたらさ、隣りの部屋の音も聞こえないわよね」
「そうだな」
竜児は気付いていた。大河の瞳の中に、いつもとは違う、熱い色があることを。
「それってさ――」
大河の言葉は、途切れた。
竜児が止めたのだ。
「……んっ」
――ああ、熱い。
大河は必死にそれを受け止めた。
――なんて熱いんだろう。
――竜児の唇が、こんなにも熱い。
何度経験してもキスは慣れない。
慣れる日がくるんだろうか。
なんの胸の高まりも持たず。
この行為ができる日が来るんだろうか。
竜児が優しく、舌を入れてくる。大河もそれに、応えた。
そんな日が来るんだとしたら、それは素敵な日かもしれない。
――だけど、このドキドキは、失いたくない。
――慣れたくない。
――このドキドキは、いつまでも、新鮮に。
――感じていたい。
ゆっくり、竜児が顔を離す。
重なり合うような雨の音。
共鳴するような風の音。
「……馬鹿犬、エロ犬……」
竜児は何も言わない。
また、そっと顔を近づけて、大河の首に口づけ。
「ん……、これだから……、盛りのついた犬は」
大河は憎まれ口ってわかっていても、そう言葉が口をついて出る。
これが大河なのだ。
どこまで言っても拗ねてひねて――。
だが、竜児だけは知っている。
そんな上辺の取り繕いなんかとっくに見通して。
大河自身を知っている。
もう一度、竜児が顔を離した。
竜児は熱の浮いたような顔で大河の瞳を覗き込んでいた。
「なぁ、大河――」
「竜児、いいよ」
竜児は地面に着いていた右手を、ゆっくりと大河の頬に。
そして軽く、本当に軽く、壊れ物を触るような手つきで撫でて。
「好きだ、大河」
と言った。
大河は優しく笑う。
昔はできなかった笑い方だ。
そして、竜児が一番好きな笑い方。
「竜児、好きよ」
*** ***
「雨と風、だいぶ弱くなったね」
「おう」
二人は昼間っからひいた布団の中から、外を見ていた。
「もうそろ夕方だもんね」
「そうだな」
「もうデきないわよ。静かになっちゃったし」
「俺だって無理だ」
竜児は苦笑い。
「私だって無理よ。腰が痛くて痛くて。ホント、竜児ってアレの最中は性格変わるわよね」
「すまん」
「いいわよ、嫌いじゃないし」
竜児は優しく大河を抱きしめる。
その豊かな髪に軽く顔を埋めて。
「大河って、なんでだかいい香りするよな」
「なに気持ち悪いこと言ってんのよ」
大河は意地悪そうな笑みで竜児を振り向いた。
「悪かったな」
「でも」大河は竜児の両手を優しく握る。「竜児に包まれてると落ち着くわ」
「そうか」
竜児はぎゅっと抱きしめた。
「ねぇ、やっちゃんもうそろそろ帰ってくるんじゃない?」
「まぁ、そうだな」
「でも……、さ、もうちょっとだけ、このままで」
大河は小さな声で。
「嵐はもうすぐ過ぎ去るから」
囁いた。
58 嵐はもうすぐ sage 2010/10/02(土) 16:40:28 ID:w1F0XYK5
以上、「嵐はもうすぐ」投稿終了です。
個人的には竜虎、次いで竜児×亜美が好きですが、今回は竜虎で書いてみました。
改めて読み返し、筆力がないな、と思います。
それでも、多少なりとも楽しんで頂けた方がいれば、幸いです。
ではでは。またいつ書くかはわかりませんが、いつか( *・ω・)ノ
48 名無しさん@ピンキー sage 2010/10/02(土) 16:01:31 ID:w1F0XYK5
今日、思いついて中編を書いてしまった。
途中でヘタレてエロまで行けなかったけど、もしよろしければ投下したいと思います。
題:「嵐はもうすぐ」
趣旨:ちょっと珍しく(?)竜虎もの。
容量:約9レス
作中時期:原作本編終了後を想定
昔2編くらいショートを書いた事があるくらいで、はっきり言って下手かもしれませんが、よろしくお願いします。
もし、よろしければ3分後から投稿致します。
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