〜オッサンVS幼女 その2〜
初出スレ:6代目66
属性:男(34歳)×少女(9歳)
体は気合で出来ている。
血潮も気合で、心も気合。
幾たびの戦場を越えて…不敗とはいかんな。
…と言うのはさておき。
一しきり大暴れは済んだ。
ちょっとした力を持て余して威張り散らしているだけの下らんヤクザ衆など、我が敵ではない。
あとは賞金の懸かったリーダー格を連れ出して報酬と交換して終わりの簡単なお仕事です。
いやぁ体を鍛えるって素晴らしい。
これで後はもっと強い奴もいれば更に盛り上がるのだが。
金を受け取り、宿に戻り、夜食をつまみ、シャワーを浴び、一日の最後の整理体操を済ませ…
麗しの幼き痴女がすやすや眠るこのベッドに入らねばならん、のだよなぁ。
備え付けのベッドは二つある。が、現在使用しているのは片方のみ。
朝、目覚めた時に自分のベッドに俺が入っていないと怒るのである、こいつは。
だから一つしか使えない。
全くもって我がままな甘えん坊だ。
まぁ…結局一旦ベッドに入っちゃうと、片腕でわざわざこいつを引き寄せておく俺も、大概甘いんだがな。
「ん…。」
寝息が漏れてくる。
一体どんな夢を見ているのやら。
夢の中で逆レイプでも仕掛けられてんじゃねぇの、俺。
いやぁ俺が対象ってのは流石に自惚れが過ぎるか。
だが何か適当な淫夢とか平気で見てそうだ。
我ながら何とも失礼な妄想だが、こいつに限っては現実ですらやりかねん勢いがあるから困る。
―――――――――
口元に違和感を覚える。
と言うか顔に何か乗っている。
鬱陶しさのあまりに目を覚ましてみれば。
視界の大半を、奴のご尊顔が覆い尽くしていた。
「んぁ…おじさん。」
反射的にこいつの頭を両手で引っ掴み、突き放す。
「んむ。」
とりあえず上体を起こす。こいつの頭は押さえたまま。
外は…日が昇りかかってうっすら明るくなってきたぐらいか。
いつも俺達が目を覚ます時間よりも早い。
「…何やってんだ。」
問いかける。
いや、もうマジで何やってんのこいつ。
「ちょっと早く目、覚めちゃって。」
「それで?」
「ほっぺにちゅーしただけじゃ、おじさん起きないから。」
「ああ、それで?」
仕事帰りだったからな。俺の眠りも少々深かったのだろう。
「だからもっといっぱいしようか――ぉあ。」
両手で両頬を引っ張ってやる。
顔が面白い形になった。
「ぁーめーえー。」
こいつの睡姦行為に対する反撃を済ませて軽く溜飲を下げた後、解放してやる。
「ぬう…。」
あからさまに不機嫌な顔を向けてくるが、悪いのはこいつだ。
俺の方が許しを請う理由は無い。謝罪されるべきは俺。
「おじさん…キス嫌?」
まぁこいつが反省するはずもないんだが。
「口は駄目って言ってんだろが。」
言いながら、手の甲で口元を拭う。
…汁でベトついてた。
「なんでぇ?」
何でもクソもあるかこの腐れビッチが。
人が寝てる間に唇ベロベロ舐めやがって。
「お子様には早いんだよ。」
まぁ流石に心に思った言葉でそのまま罵倒するとガチ泣きされるので、現実に捻り出す台詞は選ぶ。
…そういう甘さが反省に繋がらんのかもしれんが。
「早いといけないの?」
「こういうのは大人になってきちんと好きな男の人作って、相手と合意の上でやるの。」
「おじさんのこと大好きだよ?」
「合意とれ。」
「じゃあちょうだい。」
「それが早ぇってんだよ。」
「大人になった後ならいいの?」
「25も下の女なんざ、俺からすりゃこの先何十年経とうが子供も同然だけどな。」
「…どういう意味?」
子供めんどくさい。
子供の相手めんどくさい。
「俺とお前じゃ年齢差がありすぎるの。
だから俺から見ればたとえお前が20歳過ぎても30歳過ぎても子供にしか見えないの。」
こいつが20過ぎた頃には俺は40半ば。
30過ぎた頃にはもう50半ば。
何かもう色々とまずい構図しか思い浮かばんぞ。
「…わたし、大人になれないの?」
「そうじゃなくて、お前が成長したらお前のことを『大人の女』と認めてくれるような、
俺以外の男を探せ、ってことなの。わかるか?」
「ややこしーよ。」
こいつ、賢いんだかアホなんだかよくわからん。
分厚い本をホイホイ読破するかと思えば、本質的な部分はどうしようもなく子供。
まぁ…どっちかと言えばアホなんだろうな。エロいこと大好きな。
つくづくなんつー拾い物をしとるんだ、俺は。
どうしてこうなった。
…そういや俺の弟の嫁の姉が、こいつの「お姉ちゃん」っていう縁はあったか。
その辺も原因の一部ではあったが、繋がりが濃いんだか薄いんだか。
「…ねぇ、何で子供は駄目なの?」
法律的に。
…とか言うと「何で法律はそう決められてるの」で返されるのがオチか。
いくら駄目と言ってもガンガン食い下がってくる。
もうどうしろってんだよこいつ。
「おじさんのこと好きだから、もっといっぱい抱きしめてもらって、もっとキスしたいのに。
そしたらすごく気持ちいいのに。それの何がいけないの?おじさんは嫌なの?」
…嫌ってハッキリ言った方がいいのかね、これは。
だが拒絶するとこいつは泣く。
そして余計にすり寄って甘えてきて許してもらおうとする。
いやまぁ、肯定しても調子乗ってやっぱり甘えてくるんだけどな。
こいつのコミュニケーション手段は「甘える」でほぼ全てが構成されている。
ほんとすげぇよこのビッチ幼女。
だから、どう対処するのが一番正しいんだかマジでわからん。
「おじさんに嫌われたら、一人じゃ生きてけないよ、わたし。」
まぁ俺の収入で生きている以上その通りである。
…人に嫌われないように生きてるのがバレると嫌われる、とかどっかで聞いた覚えもあるが。
「へいへい。」
で、結局何だかんだ言って。
俺も理性ではいくら厳しい態度を取ろうと思っても、こいつの泣きそうな顔を見ると反射的に頭を撫でてなだめてしまう。
別に女が嫌いとまでは言わない。
悲しい泣き顔を見せられるよりは、嬉しい笑顔を見せられる方が好きだ。
男同士のドツき合いがそれよりもっと好きなだけだ。
「ん。」
つまる所。
ややこしい言葉を逐一選んで長話を垂れ流すよりも、頭撫でて友好的な態度を示しておけば、
向こうは勝手に落ち着いて納得するから、最終的には手っ取り早いんだよな。
…めんどくさいわ。やっぱもうこれが一番正しい対処でいいよ、もう。
「まだ早いからもうちょい寝るわ。」
窓を差す。
若干明るくなってきたがまだまだ薄暗い。
昨夜は仕事もしたし、早めに無理矢理起こされたのも気に食わないので、もう少し眠っていたい。
「…ねぇおじさん。」
それでまーた何か残ってるって言うのかよこいつは。全く。
「もっとちゅーしたい。」
「めんどい。やだ。」
流石にもうそろそろ拒絶の一つでもかましてやりたくなった。
「むぅ。」
上体を再び後ろに倒し、仰向けになる。
とっとと二度寝に移りたい。
「じゃあさ。」
するとまぁ、こいつときたら今度は腹の上にまたがってきて、まだ何か言ってきやがんの。
女が無闇に男の胴体になんぞ馬乗りするな、と言いたくもなったが、
何が駄目なのか問いただされる未来しか見えないのでやめておくことにする。
「胸揉んで。」
…今なんと?
「揉んでよ。」
俺の合意を得るより早く、衣服の胸元に手をかける。
とりあえずそこから先は見ないよう、俺は目を閉じて顔も横に反らしておいた。
「揉んだらおっぱい大きくなるってお姉ちゃんが。」
またあの女の入れ知恵かよ。
「迷信だろ。」
「じゃあ試そうよ。」
痴女だ。痴女がおる。
幼女の皮被った痴女が俺にまたがっとる。
「揉んでよぉ。お姉ちゃんみたいな大きいおっぱいになりたいよぉ。」
あーそういや「お姉ちゃん」すげぇガタイしてたな。
俺より身長高かったっけ。180cmある俺より。どんな女やねん。
「ねー。」
腹の上の物体が胸まで移動するのを感知すると、今度は顔の側面に何か当たってきた。
あーなんか、若干骨が浮き出ながらも柔らかい人肌が直に触れる感触が。
「やめい。」
再び上体を起こす勢いも乗せながら、こいつの両肩を掴んで引っぺがす。
つい目を開いてしまうと案の定、上半身の前面を惜しげもなく晒した幼女の姿があった。
「これも駄目とか言うのー?」
「たりめーだ。」
まだ発達の兆しすら殆ど見えないような胸部を自分で撫でている。
「じゃあキス。」
「その二択以外ねーのか。」
俺の人生内で見られるであろう屈指のビッチが幼女だったとかどんな衝撃体験だよ。
ビビるわ。
「やってよー。人に揉んでもらう方がいいのにー。
おじさんがしてくれないから自分で揉むのもうやだー。」
風呂で自分の胸揉みまくってたのそういうことかよ。
「ねー。」
薄い胸をむにむに歪ませて先端の色が違う部分を強調している。
もうやだこのビッチ。
このままギャーギャー喚き続けるのを放置して二度寝を妨害され続けるか。
手短に要求を満たして再度一緒に眠るか。
二つに一つ。
第三選択肢は…思い浮かばん。
で、俺がとった答えは。
「後ろ向け。」
「ん?」
言われてこいつは体を持ち上げて角度を変え、俺に背中を向ける態勢になる。
なかなか素直だ。
何をしてもらえるか直感で理解している場合は。
「ん。」
両手で腰を掴んで俺の方に引き寄せる。
背後から抱きしめるような形となる。
そのまんま両手の位置を上の方にずらし。
「…ん…。」
何でキスじゃなくてこっちを選んだのか。
いやぁ…何となく?
わからん。ノリとしか。
…ちょっといじめてやりたかった、とか?
「ぁ、ぅ。」
俺は目を閉じている。
特に理由は無い。
見たくないとか罪悪感やら背徳感から目を背けたい、とかそんなこじづけはできるかもしれんが。
「外側」から見るだけでは女性らしい膨らみなど、まだまだ全然帯びていないのだが、
実際手で触れて「内側」まで探ってみると、思いのほか中身が詰まっている。
「ゃ…。」
引っ張ると結構伸びるところとか。
「は…。」
…白状しよう。
割と楽しい。
でもさっさと終わらせてさっさと寝たい。
俺の中の理性が確実にひび割れていっているのがわかるから。
「…ね、おじさん。」
上ずった声で呼びかけられる。
「勃ってる?」
次の瞬間、俺は手を離して再び仰向けの姿勢に戻っていた。
「もうちょっとやってよぉ。」
「もう勘弁して。寝る。」
再度言うが女が嫌いとは言わない。
むしろ見るぐらいなら好きだ。
綺麗なねーちゃん見て感動するぐらいの本能は流石に残っている。
思春期の少年みたいな存在よりは性欲を枯れさせているつもりとは言え、完全絶無に至る程じゃあない。
だからそりゃあ、
「女の局部をいじらされながら」
「女の喘ぎ声を聞かされ続ける」
なんて拷問を喰らえば、そりゃあ変な気持ちの一つも湧く。
言い訳がましいのは承知の上だ。
だが楽しんでいた俺もまた存在するのは事実だ。
だから体くっつけ過ぎて、こいつの尻のあたりに触れていた俺の股間はまぁ…
そういうことになって、気付かれるわな。
「うー。」
「駄目。終わり。」
寝ながらこいつの軽い体を持ち上げて、俺の真横に横たわらせ、腕を枕としてやる。
その後は、それ以上の文句はこなかった。
…あーいっそこっちから積極的に攻めた方がかえって大人しくなるのかね。
〜また続く〜
関連ページ/〜オッサンVS幼女〜 /〜オッサンVS幼女 その3〜
2012年03月09日(金) 16:54:12 Modified by ID:2C3t9ldb9A