加奈子先生

初出スレ:4代目703〜

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僕はよく13にしては大人びていると言われる。
優しいし、落ち着いているし、思慮深い、などだ。
僕自身は別にそうは思わないけれども、もしそうだとするなら、多分両親が遊び人なせいだ。
30半ばにしてまだ新婚気分らしく、しょっちゅう学校のある僕を置いて海外に行く。
自分で炊事洗濯をしなければならないと、幼稚園児でさえ落ち着いてくるものだ。
そんな僕は周りから特別扱いされる事が多い。
僕もそれに慣れていた。
でも新任教師の加奈子先生がじっと見つめてきた時、僕は少しどきりとした。

加奈子先生は多分お嬢様だと思う。
身のこなしや丁寧な話し方が、やはりお嬢様である母と似通っているからだ。
「さようなら。気をつけて帰ってね。」
生徒1人1人に丁寧にお辞儀をして見送っている。
微笑ましいけれど、何だか不安にも思えてしまう。それぐらいお嬢様だ。
「新藤くんも、気をつけてね。」
最後まで教室に残っている僕に、加奈子先生はとてもいい笑顔をくれた。
何だかやっぱり、僕には特別優しいみたいだ。

そんな加奈子先生はある日、思いつめたような顔で僕に相談を持ちかけてきた。
「嫌ならいいのよ、気にしないでね。」
しつこくそう断ってくるが、僕は相談を受ける事に決めていた。
心配だったからだ。
問題児は絡まれたか、揃って頑固な教師陣に虐められたか。
おっとりした加奈子先生を見ているとそれら全てが不安要素になる。
でも、先生の相談はもっととんでもない事だった。

「あのね、これから先生のする事を、見ていて欲しいの。」



加奈子先生は広間のような自室に僕を招いた。
そして恥ずかしそうにスカートと下着を脱ぎ去ると、茂みの中のクリトリスに触れたのだ。
「オナニー……?」
僕は訊ねる。耳年増な僕はそれが何なのか知っていた。
まぁ今時の中学生はみんな知識が豊富だけれども。
「さすがは新藤くん、こんな事まで……。」
加奈子先生は驚いたような、でも安心したような表情を作る。

それから先生はゆっくりと身の上を話し始めた。

加奈子先生はやはりかなりのお嬢様らしい。
今いる豪邸も先生が1人暮らしをする際に執事メイド付きで与えられたものだそうだ。
幼い頃から母の躾けが厳しかったと先生は言った。
それは異常なもので、なんと自慰行為すら母親の監視の下で行わされたらしい。
妙な自慰癖がつかないように、だそうだ。

加奈子先生は性に目覚めた13歳の頃から9年間、母親の前で自慰をした。
大学を卒業して教員免許を取り、ようやくそれから開放されたものの、
結局その母親の行為が娘の性癖を歪めてしまった。
『人に見られながらでないと自慰ができない』という風に。

それから加奈子先生は、自慰を見守ってくれる相手選びに大層悩んだ。
ネットで募集するのは相手の素性がわからず恐ろしい。
他の教員にお願いするなどとてもできない。
悩みに悩んでいたところ、僕に出会ったんだそうだ。


「はじめて見た時から、不思議な印象だったの。
 優しそうで、賢そうで、子供なのにすごく落ち着いてる。
 新藤くんの顔を見ていると、とても安心するの。
 13歳の子にこんな所を見せてしまうのは、とてもいけない事だと解ってる。
 でも私、もうおかしくなっちゃってるの。」

加奈子先生は話しながらクリトリスを撫で回していた。
よほどの期間我慢していたのか、次々に液が溢れてくる。
クリトリスも気持ち良さそうに尖っている。
父が母を抱いていた時と同じだ。そんな時母はとても幸せそうにしていた。
なら、加奈子先生も幸せになっているのだろう。

「いいよ。先生」
僕は言った。
「僕の前で好きなだけオナニーして。大丈夫」
加奈子先生はその僕の言葉に目を見開いて、嬉しそうに笑った。
そうなるだろうとは思っていたけれども、何だか少しこそばゆい。

僕は黙って加奈子先生の自慰を見守った。
クリトリスの皮のあたりを指先でゆっくりと撫で回している。
母のしていた事に比べれば随分と控えめだ。
あそこからの液もかなり出ているし、もどかしくないのだろうか。
「ねぇ先生、あそこには指入れないの?」
僕が聞くと、快感に浸っていた先生が首を傾げる。
「……?
 でもここは、殿方しか触ってはいけないのではないの?」
やれやれ。そんな知識では今時の中学生にからかわれる。

「僕は殿方だから大丈夫だよ」
僕はそう言って加奈子先生のあそこに指を入れた。
「あ、あ、新藤くん!」
加奈子先生が僕の手を掴むけれども、僕が笑うとおずおずと手を引っ込めた。


さて、しかし手を入れたところで、流石の僕だってそこからは未経験だ。
文字通り手探りでやるしかない。
あそこの中に指を入れると、中は暖かく潤んでいた。
さらに指を入れると結構強い締め付けが来る。
「よく締まるね、先生。」
僕は褒めるつもりで言った。でも加奈子先生はやっぱり不思議そうだ。
「しまる?中が塞がっているの……?」
どうも『閉まる』だと勘違いしているらしい。
「違うよ。男の人のペニスをよく締め付けそうだ、ってこと。」
僕が細くすると、加奈子先生の顔がみるみる赤くなっていく。
「え、ぺ、ペニス!?そ、それって殿方のあそこで、それがそこにって言う事は、
 ええとあ、あの子供を、」
「うん、子供を作ることだね」
僕は言い聞かせるように言った。ちょっと生意気かもしれない。
加奈子先生は真っ赤な顔で俯いた。
僕があそこの中でくりくりと指を動かすと、少し声を上げて反応する。
「うん、よく締まる。」
僕は言った。

「…………そ、その、締まるっていうのは、男の人にとって良い事なの?」
やがて加奈子先生がぼそぼそと聞いてくる。
僕は答えた。
「僕はまだ知らないけど、普通はよく締まるほど気持ち良いって聞くよ」
「それじゃあ、私のそこも、良いのかな?」
「うん。多分すごくね」
僕は正直に言う。加奈子先生は少し黙って、その後うふふ、と嬉しそうに笑った。
僕にはその笑顔がとても愛らしく見えた。

「ねぇ、新藤くん」
先生が僕の顔を見下ろして言う。
「なに?」
「……私におちんちん、入れてくれないかな。」
先生はひどく真剣な顔だ。僕は笑って答えた。
いいよ、と。


僕だって男だ、若くて綺麗な先生のあそこを触る間に、物はすっかり膨張していた。
「ふわ、すごい……」
トランクスを脱いだ瞬間に先生が顔を覆う。
凄いといわれる程じゃない、大人に比べればまだまだだ。
でも、女の人の始めてとしてはちょうど良いサイズかもしれない。
「ねぇ先生、これ……舐めてもらえるかな。」
僕はあそこを先生の鼻先に突きつけた。
ローションなどの潤滑剤がないので唾を代用するしかないからだ。

ちょっと引かれるかな、と思ったが、逆に先生は目を輝かせる。
「あっ、お口で奉仕するのね。フェチラオだったかしら、知っているわ!」
見知った事があってよほど嬉しかったんだろう、顔の前に手を合わせて大はしゃぎだ。
名前は間違っているけれどもとても言えない。

「では、しっ、失礼します」
加奈子先生は正座に直り、僕を見上げた後で丁寧に包皮を剥いた。
何だか初々しすぎる。
嗜虐心をそそるというのか、相手が横暴な男だと酷い目に遭いそうだ。
先生は僕の物を両手で挟み、ゆっくりと先に舌を這わせる。
「あ、あっ」
思わず声が出てしまった。粘膜に舌が触れるのは想像以上に気持ち良い。
先生はしばらく先を舐めた後、躊躇いがちに口内へ呑み込んでいく。
あそこの先が柔らかい輪っかに包まれるようだ。
たまらない。
口内へすべて飲み込んだ後、先生はゆっくりと頭を前後させる。
あそこの傘と幹部分を歯茎の微妙な硬さが往復して、追い討ちをかけるように先を舌がくるむ。
それが何度も何度も繰り返される。
けっして上手いわけではない。恐らくどこかで目にした事を真似ているだけだ。
でも先生の柔らかな唇はとても魅力的だった。

「…ひもひい?」
先生は1度口を離して聞いた。
入れたままでは品がないと思ったらしいけれど、どうせ唾液塗れで喋れていない。
「うん、気持ちいい。」
僕は答えた。本心だ。
さらに何度か唇で扱かれた時、玉袋の辺りが痺れる感覚に襲われる。
「せ、先生やめて!」
僕は先生にストップをかけた。まさに射精する寸前だ。
我ながらよく我慢できたと思う。
「……! お、おしょまつさまれした。」
加奈子先生は事態を理解し、口元を拭いながら言った。
なんて可愛いんだ、せっかくギリギリで耐えたものが噴き出しになる。


僕は先生をベッドに寝かせ、大きく脚を開かせてのし掛かった。
いわゆる正常位だ。
初めての子はバックスタイルの方が痛くないわよ、と母に言われていたが、
加奈子先生が顔を見ながらしたいと譲らないからだ。
「そ、それじゃ先生、いくよ。」
唾液で十分に濡れた逸物を加奈子先生のあそこに宛がう。
先生のそこも十分に潤っている。
「うん。もし痛かったら、直ぐにやめていいのよ?」
加奈子先生が僕の顔を撫でていった。
年上として心配してくれてるんだろうけど、それは先生の方だよと内心で笑う。
「じゃ、本当にいくね。」
僕はそう言って先生のあそこに固い物を沈めこんだ。
先生がきつく目を瞑る。
少しずつ沈めると、僕の物はきつい熱さに包まれる。
僕は気持ちいいけれど、相手がどうかわからない。僕の無知ゆえだ。
「先生、痛い?」
僕が聞くと、先生は口の端を無理に押し上げて笑みを作る。
本当は痛いのだろう。ごめんね、と僕は心の中で謝った。

慎重に腰を進める。そして半分ほどが入った頃だろうか。
「んいぃぃっ!!!」
急に先生が甲高い声を上げた。処女を失ったのだ。
それまで苦しげながらも笑みを作っていた顔が皺を刻む。
ピンク色の唇に歯を立ててしまっている。僕の好きな顔がこんなにも。
血の気が下りた。


「だ、大丈夫?先生、大丈夫っっ!?」
大丈夫な筈がないのにそんな事を叫んでしまう。
身体の下で年上の女性を傷つけてしまった、
それに気が動転する。
何がクールだ、何が知的だ。所詮はガキじゃないか。
このひとの初めての相手が大人だったら、こんな事にならなかったかもしれないのに。
僕は知らない間に泣いてしまっていた。
涙が頬を伝い落ちる。
「ごめんなさい、ごめんあさいっっ……!!」
繋がったまま先生に頭を下げる。
すると、繋がる前と同じようにふいに頬が撫でられた。

「……こら、新藤くん。なぁに泣いてるの?」
顔を上げると、視界には加奈子先生の優しい笑顔があった。
いい笑顔だ。僕の涙もつられて止まる。
「よし。泣きやんだね」
先生は笑ってそう言った。それは立派な教師の顔だった。
僕の背中に何かが駆け巡る。
「先生、う、動いてもいいですか?」
なぜか敬語になってしまっていた。
「いいよ、新藤くん。」
先生がそういうや否や、僕は先生の中に腰を沈み込ませる。
加奈子先生と繋がっている、今さらながらにそう実感してしまい、今にも出そうになっていた。
「ん、ん、ん!」
先生は僕が腰を押し付けるたびに息を弾ませ、僕を抱きしめた。
僕は先生の柔らかな身体に包まれながら腰をふかく打ちつけ、打ちつけ、目を瞑る。
あそこの中を凄まじい熱さが駆けた。
その熱さは加奈子先生の中へどくどくと注がれていく。
妊娠の元だから止めなければいけないのに、先生の膣内が気持ちよすぎて止められない。
先生が、好きすぎて。



よくやく全てを注ぎきった瞬間、鼻が通って先生のいい香りがした。
表現したいけれどとても無理だ。
名残惜しくて、繋がったままもう一度先生の身体を抱きしめる。
先生が笑った。何だかひどく恥ずかしい。
腰をひくつかせながらゆっくりと萎んだ物を抜く。
大量の白濁が先生の初物の証と混ざって桃色になって流れ出す。
僕はまた申し訳ない気分になった。
けれどもそこでゴメンと言ってはかえって先生に失礼になる。
だから僕は、
「 ――ありがとう。」
言おうと思ったんだけれども、先生に先を越されてしまった。
「お、おしょまつさまれした」
僕は赤くなってもごもごと呟く。
すると先生が頭を撫でてくれ、それがひどく嬉しかった。

僕はよく13にしては大人びていると言われる。
けれども僕は、やっぱり子供だ。


                      < おわり >




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2010年04月30日(金) 17:18:23 Modified by ID:Bo5P9jtb2Q




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