第66回TREEセミナー(2013年7月18日)
最終更新：
treeseminar 2013年11月08日(金) 12:24:32履歴
第66回TREEセミナー予定 
7月18日(木曜日) 17:00〜18:00
場所:理学部�更羇�2階5207教室（東邦大学理学部へのアクセス）
場所:理学部�更羇�2階5207教室（東邦大学理学部へのアクセス）
タイトル：狩猟の四方山話（しゅりょうのよもやまばなし）
青木 豊 Yutaka Aoki
(一般財団法人自然環境研究センター 鳥獣被害防止部 上席研究員)
要旨
古くは、ロバート・ルイス・スチーブンソンが書いた子供向け海洋冒険小説「宝島」。
最近では、映画「ロード・オブ・ザ・リング」など、子供の冒険心をかき立てる作品は、いつの時代にも存在している。
子供の頃に聞いた、囲炉裏やストーブを囲んだ猟師たちの四方山話は、これらの名作に勝るとも劣らないものだった。
野山を駆け巡り、野生の鳥獣との駆け引きに競り勝つ様子は、身近な人たちの姿と重なり、世界的な名作以上にその世界観に惹きつけられる。
狩猟の世界で活躍する姿を夢見ることは、まさに人間のDNAに根ざした本能であり、避けることのできないものだった。
しかしながら、日本の経済的発展は狩猟を過去のものへと押し流してしまい、社会常識という流れに乗って教育公務員となったが、
柴犬との出会いが再び私を狩猟の世界へと引き戻した。
そこには、忘れ去られようとしている狩猟文化と野生鳥獣の逆襲ともいえる農林業被害が待っていた。
今そこにある危機への対応は、これまでの狩猟文化の範疇を超えて、新たな対応が求められている。
今の私は、職能的捕獲従事者（プロハンター）であるとともに、新たな狩猟文化の研究者でもある。
ポスター:第66回
尚、セミナー終了後に1時間ほど、懇親会もございますので、そちらにも是非ご参加下さい
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