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【定義】

〔椶里海箸任△襪、詳しくは「眼」は目全体のことであり、「睛」は真ん中の黒い部分である。
肝心要のこと。
道元禅師の『正法眼蔵』の巻名の一。95巻本では63巻、75巻本では58巻。寛元元年(1243)12月17日、越前禅師峰にて学人に示された。

【内容】

眼睛が、尽十方界そのものであるとされる道元禅師は、まさに仏祖仏祖である事実こそ眼睛であるとされる。
衲僧仏祖なり。大悟をえらばず、不悟をえらばず、朕兆前後をえらばず、眼睛なるは仏祖なり。

そこで、もし尽十方界そのものが眼睛であるとすれば、眼睛はただ眼睛とだけ呼ばれるべきであり、仏祖たる学人が修行している事実は、他の一切にはならずただ眼睛となる。
おほよそ隨衆参去、隨衆参来、おのれづからの眼睛なり。眼睛は自己にあらず、佗己にあらざる道理あきらかなり。

さらにいえば、眼睛であるということは、まさに仏法の最も肝心なところであり、修行僧が仏祖としての修行し、坐禅をし、嗣法することが可能であるということも、まさに眼睛そのものであるからという解釈も成立していく。
いはゆる十方仏は眼睛なり、眼中華は十方仏なり。いまだ進歩退歩する、打坐打睡する、しかしながら眼睛づからのちからを承嗣して恁麼なり。眼睛裏の把定放行なり。

以上に見たような、眼睛と仏祖の関係を、道元禅師は本師である天童如浄や洞山良价の言葉を引いて明らかにされていくのである。

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