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【定義】

5つの、辛みのある野菜のこと。大蒜(おおにんにく)・革葱(おおにら)・慈葱(ひともじ)・蘭葱(にんにく)・興蕖(こうく)をいう。なお、道元禅師は『宝慶記』にて、如浄禅師から初心の弁道に於いては、五辛を食べてはならないと指示を受けたと示し、また『衆寮箴規』でも、五辛を衆寮の近くにもってきてはならないと示している。『梵網経』では、五辛を食べることを、四十八軽戒の一として誡めている。
若仏子「五辛を食することを得ざれ。大蒜・革葱・慈葱・蘭葱・興蕖となり。この五種、一切の食の中に食することを得ざれ。もし故らに食せば、軽垢罪を犯す」と。 第四軽戒

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