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【定義】

仏法を正しく得ている明眼の師のこと。邪師に対する言葉。なお、道元禅師は正師を得ることこそ、仏道を得るための最大の必要条件であるとする。

【内容】

道元禅師は、日本から始まった修行生活で、常に師を求めていた。最終的には中国天童山の如浄禅師の下で身心脱落することになるが、そのような労苦をして、道元禅師に正師の重要性を痛感させている。『学道用心集』の第5則は「参禅学道は正師を求むべき事」と題されている。
若し無上の仏道を学ばんと欲はば、遥かに宋土の知識を訪うべし、迥に心外の活路を顧みるべし。正師を得ざれば学せざるに如かず。夫れ正師は、年老耆宿を問わず、唯だ正法を明らめ、正師の印証を得るなり。文字を先とせず、解会を先とせず、格外の力量有り、過節の志気有り、我見に拘わらず、情識に滞らず、行解相応す、是れ乃ち正師なり。

そして、『正法眼蔵』の各所でも正師を得る必要性を強調されている。
さらに草鞋を買来買去して、正師をもとめて嗣法すべし。 『正法眼蔵』「面授」巻

また、瑩山禅師も以下のように定義される。まさに、道元禅師の『学道用心集』の定義に通じることが理解できる。
可知、其の正師と云へるは正に仏心印を伝授せる知識参学し、正師の印可を受たるを真の正師と云うなり。 『洞谷開山瑩山和尚之法語

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