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【定義】

出家した途端に、袈裟が自ずとその僧の身体を覆い、出家者に相応しい姿になること。出家因縁の不思議さ、功徳の広大なる様子を示すために用いる。
しるべし、仏化すでに身心にかうぶらしむるとき、頭髪自落し、袈裟覆体するなり。もし諸仏いまだ聴許しましまさざるには、鬚髪剃除せられず、袈裟覆体せられず、仏戒受得?せられざるなり。しかあればすなはち、出家受戒は、諸仏如来親受記なり。 『正法眼蔵』「出家」巻

なお、このような因縁は、既に阿含経典に見えることである。
時に、弗迦娑復た仏に白して言く「我れ今、仏法に於いて出家せんと欲す」。仏、即ち喚びて言く、「善来?比丘」。鬚髮自から落ち、袈裟身に著き、即ち沙門と成り、阿羅漢を得る。 『大般涅槃経』、『大正蔵』巻1

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