曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

總持寺2世である峨山韶碩禅師には、特に勝れた法嗣が25名いたとされているが、この中でも太源?宗真・通幻寂霊・無端祖環・大徹宗令・実峰?良秀の5人が主導的な立場となって、その後の總持寺運営に尽力した。そのために峨山五哲と称された。また、峨山五哲はそれぞれ總持寺の境内地に観応2年(1351)に普蔵院妙高庵洞川庵伝法庵如意庵という支院を建てて「五院」となした。

その後、總持寺住持は、この五院の住持が輪番で登る(輪住制)こととなり、全国各地に作られたこれら五院の末寺、及びその系統の寺院は輪番地として、五院に入る資格を得た。

なお、五院は明治8年(1875)に廃寺となり、その末寺は總持寺直末に組み入れられるなどした。

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