【定義】
学人が師家に教示を請うて、自己を益すること。もともとは儒教の『礼記』の言葉である「請業則起、請益則起」という言葉を禅宗が取り入れたといわれている。
【内容】
請益法については、『瑩山清規』「月中行事」などが参照可能だが、面山瑞方禅師『僧堂清規』(巻2)に次のように規定されている。
学人が師家に教示を請うて、自己を益すること。もともとは儒教の『礼記』の言葉である「請業則起、請益則起」という言葉を禅宗が取り入れたといわれている。
【内容】
請益法については、『瑩山清規』「月中行事」などが参照可能だが、面山瑞方禅師『僧堂清規』(巻2)に次のように規定されている。
参学、もし請益を願ふは、先焼香侍者に稟す、侍者住持に通ず。もし允さば、住持の指揮に因て時を定む。ををく定鐘後なり。侍者方丈に秉燭装香し、参学を引て入て外に出づ。或は住持の命に因て、椅の左に立つ。参学、当面に問訊焼香、大展九拝、収具して進で云く、某生死事大無常迅速、伏望、和尚慈悲方便開示と。肅を側立して垂誨を聞く。或は胡跪、或は坐す、住持の指揮による。開示了て、また焼香大展九拝、これ謝因縁なり。免ずれば触礼三拝す。次に室外にて侍者に触礼一拝して帰寮す。 カナをかなにし、句読点を改める。
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