曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

坐禅堂を省略した呼称で僧堂を意味することがある。なお、僧堂と区別して坐禅禅定)専門の建物を意味するときもある。
可山祖翁、初め禅堂を建てて、規縄を資け始む。 『見聞宝永記

【内容】

僧堂は、坐禅・睡眠・食事と大衆の生活全般を行う場所となっているが、禅堂はその中でも特に坐禅だけを行う場所だとされている。また、日本曹洞宗では江戸時代初期に黄檗宗が『黄檗清規』を伝えるや、この禅堂と食堂斎堂)を分ける形式が流行ったため、本来の僧堂の形式に戻すべきではないかと、清規全般を見直そうとする「古規復古運動」が、面山瑞方や玄透即中(永平寺50世)などを中心に推進された。

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