【定義】
祖は、始祖・宗祖の意。宗は
宗門・宗風の意。仏教・禅宗の根本を開いた人、またはその教えの意。特に、
過去七仏を指すこともある。
しかあればすなはち、千年万年、百劫億劫といへども、この面授、これ釈迦牟尼仏の面現成授なり。この仏祖現成せるには、世尊・迦葉、五十一世・七代祖宗の影現なり、光現成なり、身現成なり、心現成なり、失脚来なり、尖鼻来なり。一言いまだ領覧せず、半句いまだ不会せずといふとも、師、すでに裏頭より弟子をみ、弟子、すでに頂ネイより師を拝しきたれるは、正伝の面授なり。 『正法眼蔵』「面授」巻
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