曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

禅宗寺院の役職で、六頭首の一。蔵は『大蔵経?』及び「経蔵」を意味しており、寺院内にある経典や論書を管理する僧である。最近では「知蔵」という。なお、現在の図書館司書のような役割もあった。また、「看経」の時には、蔵主の許可を要する。

なお、道元禅師は波多野義重公から、永平寺に『大蔵経』が納められてから蔵主を置いたことが確認され、その請するときの上堂を行ったことが確認される。
蔵主を請する上堂に、云く。仏、大千を化するに教迹来る。拳頭一たび挙して雲雷を作す。無辺の義海朝宗の処、八万の法門打得開す、と。 『永平広録』巻6-467上堂

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