【定義】
三時諷経の一。夕暮れに行われることから
晩課諷経と呼ばれる夕の勤行。基本的に
日本曹洞宗の修行道場では午後五時頃、
薬石前に行われる。
【内容】
日本曹洞宗の『昭和修訂
行持軌範』では、以下のような内容を定めている。
午後五時(日の短い時は四時頃)、殿鐘上殿は常のように行い、諷経や進退も朝課に同じ。もし、その晩に仏祖への献湯諷経があれば、晩課の前にこれを勤めるか、晩課を省略しても良い、とされている。
【読誦する経典】
・『大悲心陀羅尼』
・『甘露門』
・適宜の経呪を選んで読経させる(『修証義』など)。
【回向文】
・
普回向
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