【定義】
釈尊
降誕の日(一般的に4月8日)に、誕生仏の像に甘露水に擬した甘茶などをかけて、湯浴みさせ供養することを浴仏、あるいは潅仏という。なお、一般的に「花まつり」といわれる釈尊降誕会を浴仏会ともいう。
浴仏の上堂に云く。今日、我が本師、釈迦牟尼如来、毘藍園裏に降聖す。 『永平広録』巻1-42上堂
なお、
道元禅師も
大仏寺におられた時(寛元4年4月8日)に、釈尊に湯浴みをさせて供養したことが知られている。
作麼生か是、伝法報恩底の道理。下座し、大衆と与に同じく仏殿を詣でて、如来清浄法身を拝浴す。 『永平広録』巻2-155上堂
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