曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

釈尊降誕の日(一般的に4月8日)に、誕生仏の像に甘露水に擬した甘茶などをかけて、湯浴みさせ供養することを浴仏、あるいは潅仏という。なお、一般的に「花まつり」といわれる釈尊降誕会を浴仏会ともいう。
浴仏の上堂に云く。今日、我が本師、釈迦牟尼如来、毘藍園裏に降聖す。 『永平広録』巻1-42上堂

なお、道元禅師も大仏寺におられた時(寛元4年4月8日)に、釈尊に湯浴みをさせて供養したことが知られている。
作麼生か是、伝法報恩底の道理。下座し、大衆と与に同じく仏殿を詣でて、如来清浄法身を拝浴す。 『永平広録』巻2-155上堂

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

管理人/副管理人のみ編集できます