つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 行住坐臥
【定義】

行は歩くこと、住はとどまること、坐は坐ること、臥は寝ること。この4つで人間の動作のすべてを表し四威儀とする。行為の根本を示す言葉。
たとへば重き宝をぬすまんと思ひ、強き敵をうたんと思ひ、高き色にあはんと思ふ心あらん人は、行住坐臥、事にふれをりにしたがひて、種々の事はかはり来れども、其れに随ひて隙を求め、心に懸るなり。 『正法眼蔵随聞記』巻3-11