つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 再拝
【定義】

三拝から一拝引いて、二度礼拝すること。世俗における礼拝法ともされる(無著道忠『禅林象器箋』巻10「第十類 礼則門」「再拝」項)。
一、檀那〈再拝す、若しくは戒者、搭袈裟展坐具三拝す〉 『洞谷記』「陞座罷礼賀次資」項

このように、瑩山禅師は「再拝」の作法を、「檀那」が行うべきものであるとした。つまりは、俗人である。ただし、戒を受けた者であれば、搭袈裟し三拝するように促している。その意味で、檀那にも、戒を受けた者、受けていない者で違いが出ることが分かる。