つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 太祖
【定義】

すぐれた祖師に用いられる尊称。日本曹洞宗では、總持寺開山の瑩山紹瑾禅師を太祖と呼んでいる。

【内容】

「太」とは、はたはだ、非常に大きいなどの意味があり、ここで「太祖」はすぐれた祖師を意味している。「大祖」と混同されることも多い。
菩提達磨尊者、みづから震且国に降儀して、正宗太祖普覚大師慧可尊者面授す。 『正法眼蔵』「面授」巻