つらつら日暮らしWiki〈曹洞禅・仏教関連用語集〉 - 檀信徒必携
【定義】

正式名称は『曹洞宗檀信徒必携』。曹洞宗檀信徒が日々信仰生活を実践するための手引書で、曹洞宗宗務庁?出版部より刊行されている。初版は昭和33年(1958)で檀信徒の質疑に答えるべく編集されたものの、その後、社会情勢や檀信徒の意識の変化などに鑑みて、昭和37年(1962)に改訂第一版、昭和62年(1987)に修訂第一版、そして、平成19年(2007)に改訂第二版が刊行され、現在に至る。

内容は、日々唱える経文・偈文等を収録し、また、全9章に及ぶ解説が掲載されている。

【内容】

掲載されている解説全9章は、以下の通りである。

・第1章 私たちと仏教――心豊かに生きる――
・第2章 曹洞宗――生をあきらめ死をあきらめる――
・第3章 坐禅――ただひたすら坐る――
・第4章 仏像――祈りと願いの形――
・第5章 仏教行事とお寺の法要――仏教に親しむために――
・第6章 人権・平和・環境(グリーンプラン)――ともに生きるために――
・第7章 先祖供養――命のつながりに手をあわせて――
・第8章 葬儀――親しきものの死を受けとめて――
・第9章 檀信徒として――寺院檀信徒――