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タグ検索で禅戒は18件見つかりました。
禅戒問答
務めた[[一丈]]元長禅師が記した、[[禅戒]]論を展開する著作。全1巻、寛保2年(1742)撰。なお、本編と続編からなっている。 &color(blue){''【内容】''} この著作は、仮名書きで書かれ、禅戒に関する21問答(本編14問、続編7問)を記録したものである。なお、本書は一丈禅師独自の立場で書かれており、後に議論を招くこととなった。本書の見解に対し、[[面山]]瑞方禅師は『[[仏祖正伝大戒訣或問]]』で疑義を呈し、[[乙堂]]喚丑禅師も写本の奥書で本書の内容を議論したいと願っていたが、そ…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c1%b5%b2%fc%cc... - 2008年10月11日更新
禅戒
]にて論じられた。思想的内容の詳細は[[禅戒一如]]項参照のこと。 &color(blue){''【著作】''} ここには『[[曹洞宗全書]]』「禅戒」巻、及び『[[続曹洞宗全書]]』「[[宗源補遺]]・禅戒・[[室中]]」巻に収録されている著作の全てを挙げておく(一部は別の巻に入る。『[[仏祖正伝菩薩戒作法]]』は「[[宗源]]」に、[[経豪]]『[[梵網経略抄]]』は「[[注解]]」)。 ''・[[梅山]]聞本『梅山和尚[[戒法論]]』(1417年まで成立か?)'' ''・[[卍山]]道白『卍山…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c1%b5%b2%fc... - 2023年05月21日更新
菩薩戒童蒙談抄
[学僧]]・[[寂室]]堅光が著した[[禅戒]]論に関する著作、全1巻、文政2年(1819)に刊行された。 &color(blue){''【内容】''} 本書は寂室が、彦根の清涼寺に於いて、[[仏祖正伝菩薩戒]]の本旨を、出家者のみならず、一般の在家信者にも会得させるようにと願い、和文をもって平易に書き記したもの。内容は、[[菩薩戒]]の意義と、[[懺悔]]、[[十六条戒]]について解説したものであり、『[[十善戒法語]]』と合わせると、寂室の[[戒律]]観が理解可能である。また、十六条戒が「普遍化」…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%ca%ee%bb%a7%b2... - 2010年03月05日更新
英泉
不明である。享保9年(1724)に、[[禅戒]]論の一である『[[尸羅敲髄章]]』(全1巻)を著した。 なお、[[面山]]瑞方『[[永福面山和尚広録]]』巻22には、「尸羅敲髄の尾に跋す」という跋文が収録されているが、これは甘露英泉の死に様を聞いた面山が、その様子などを手元の『尸羅敲髄章』版本に、私的に書き加えたものであり、内容は、他者批判が強すぎた者の末路というもので、或る種の警告・自戒として示されている。閲覧等には注意されたい。…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%b1%d1%c0%f4... - 2008年03月06日更新
禅戒鈔
''} [[万仭]]道坦が記した、[[禅戒]]論を展開する著作、詳しくは『仏祖正伝禅戒鈔』という。全1巻、宝暦8年(1758)自序刊。 &color(blue){''【内容】''} 本書の内容だが、[[宗門]]所伝の[[禅戒]]については、[[道元]][[禅師]]の『[[教授戒文]]』で明らかにされたところであるが、更に[[経豪]]の『[[梵網経略抄]]』にも、『梵網経』の抄と『教授戒文』の抄とを挙げている。よって、道元禅師の真意を知るために、万仭は『梵網経略抄』の中から、『教授戒文』の抄だけを採り…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c1%b5%b2%fc%ee... - 2008年10月11日更新
巨海禅師戒説
'} [[巨海]]匡津の著になる、[[禅戒]]論関連の著作のこと。全1巻、安永8年(1779)に跋刊。内容は、[[師資面授]]し[[相承]]してきた[[血脈]]の意義を明らかにし、[[五戒]]・[[十善]]の要旨を示した。また、加賀藩主の前田候に献じられている。『[[続曹洞宗全書]]』「[[禅戒]]」巻で見ることが出来る。…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%b5%f0%b3%a4%c1... - 2010年02月19日更新
洞済一轍
]]と臨済宗とが[[相承]]している[[禅戒]]について、その理念が相似していることを指して、洞済一轍という。 ''禅家室内に仏祖嫡伝する所の十六事條、洞済一轍の禅戒儀なり。いわゆる達磨大師所伝の一乗戒なり。 [[卍山]]道白[[禅師]]『[[禅戒訣]]』'' &color(blue){''【内容】''} 特に道元禅師が[[明全]][[和尚]]から臨済宗黄竜派の戒脈と、如浄禅師から曹洞宗の戒脈とを相承したため、その両者を並列していたときもあり、現行の『[[血脈]]』は、多くそのような形状をしてい…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c6%b6%ba%d1%b0... - 2009年06月22日更新
尸羅敲髄章
僧、[[甘露]][[英泉]]が著した[[禅戒]]論に関する著作。全1巻、享保9年(1724)に刊行された。 ''&color(blue){【内容】}'' 著者の英泉については、江戸・福寿院の寛公の門人だったということ以上のことは不明とされているが、この著作を見る限り、インド以来の戒律に通じていたようである。この著作は、[[道元]][[禅師]]が伝えられた[[禅戒]]の真義を説き、護持せんとするためのものである。そのために、諸宗派の戒([[尸羅]])の真髄を敲き、[[禅宗]]に於ける禅戒観の問題、特に黄…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%d5%f9%cd%e5%da... - 2008年03月06日更新
禅戒篇
[[指月]][[慧印]]が記した、[[禅戒]]論を展開する著作。全1巻、元文2年(1737)に序が書かれた刊本がある。著作自体は、享保20年(1735)に書かれたものである。 &color(blue){''【内容】''} この著作は、江戸時代の学僧である[[指月]][[慧印]]が、享保20年に撰述したもので、戒源・得戒・伝持・戒次・戒伝・戒義・勧戒・受法・修懺・戒蔵という10章から成り立っている。 初めの戒源では、[[禅戒]]は信が基本であると述べており、続く[[得戒]]では[[自誓受戒]]を否定…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c1%b5%b2%fc%ca... - 2008年03月15日更新
説戒要文
曹洞宗全書]]』「[[宗源補遺]]・[[禅戒]]・[[室中]]」巻に収録されるに当たって、重複箇所が削除された。 &color(blue){''【内容】''} 本書の撰者や撰述年代は不明なるも、『[[巨海禅師戒説]]』の作者である巨海匡津のことや、文政9年(1826)の記事があるため、それ以降の編集であると分かる。実際の説戒では『梵網経』、及び『[[教授戒文]]』の所説を中心に(実際には[[万仭]]道坦『[[禅戒鈔]]』からの引用)、譬喩因縁談が見られ、他にも資料が多く、説戒師を勤めた自分自身か、説戒…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c0%e2%b2%fc%cd... - 2011年02月07日更新
説戒略要
'【定義】''} 玉洲大泉師が記した、禅戒論を展開する著作。全1巻、写本で伝わった。 &color(blue){''【内容】''} この著作には、序や跋、識語などが確認されないので、撰述年代は明らかではない。ただ、著者の玉洲は[[卍山]]師の[[法系]]である。 内容だが、[[仏戒]]・伝来来由・受戒信得・道場周旋・懺悔指揮・登壇用心・血脈相伝・縵外説戒・[[三帰依]]・[[三聚浄戒]]・[[十重禁戒]]・説戒難易などについて述べたものである。特に、[[十六条戒]]は、『[[教授戒文]]』に対して…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c0%e2%b2%fc%ce... - 2010年10月05日更新
大戒要文
''} [[月潭]]全龍が記した、[[禅戒]]論に関する著作、全1巻。 &color(blue){''【内容】''} この著作は、[[仏祖正伝菩薩戒]]の[[十六条戒]]について、各種の[[経論]]や[[祖師]]の語を引用して註釈を加えたもの。現在では、『[[曹洞宗全書]]』「[[禅戒]]」巻にて見ることが出来る。…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c2%e7%b2%fc%cd... - 2008年03月10日更新
少林一心戒普説
''} [[蘭陵]]越宗が記した、[[禅戒]]論を展開する著作。全1巻、寛政11年(1799)刊。 &color(blue){''【内容】''} この著作は、蘭陵が安永2年(1773)11月に、越後村岡の徳昌寺の[[授戒会]]に於いて撰述し、[[完戒]]の日に自ら序を付して、[[法嗣]]の竹庵に付与したものである。最初は[[室中]]に秘蔵されていたようだが、伝写の間に錯誤を生ずることを懸念した竹庵が、寛政11年に跋文をしたためて、上梓した。 内容だが、[[日本曹洞宗]]では、中世以来[[禅戒]]が…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%be%af%ce%d3%b0... - 2008年03月22日更新
十善戒法語
のテキストは『[[曹洞宗全書]]』「[[禅戒]]」巻で見ることができる。…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%bd%bd%c1%b1%b2... - 2008年04月10日更新
叢林薬樹
''} 石雲[[融仙]]が記した、[[禅戒]]論を展開する著作。全2巻、享保4年(1719)に刊行。 &color(blue){''【内容】''} この著作は、江戸時代の禅戒論の一翼を担った[[卍山]]道白の著作である『[[対客閑話]]』に対して、[[独菴]]の[[門人]]であった石雲[[融仙]]が経律論の[[三蔵]]や、或いは先徳の文疏を根拠としながら、その一節ごとに反駁したものである。 ''叢林薬樹成る。昔、耆婆子、一枝の薬王樹を以て、病者を照らし、則ち、その心・肝・腸・胃、歴然として病魔…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c1%d1%ce%d3%cc... - 2008年03月04日更新
禅戒訣
'} [[卍山]]道白師が記した、[[禅戒]]論を展開する著作。全1巻、元文5年(1740)に刊行された。 &color(blue){''【内容】''} この著作は、卍山師が[[本師]]である[[月舟]]宗胡の『[[教授戒文]]』に賦した偈を元に、行った[[普説]]があったのだが、この普説をさらに、卍山の弟子の[[三洲]]白龍が編纂したものである。内容は、[[菩薩]]の[[大戒]]をもって、[[禅門]]の[[一大事]]とし、大小乗の戒の優劣を論じて、さらに天台宗の円頓戒との異同を弁じたものである。 …
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%c1%b5%b2%fc%b7... - 2008年10月03日更新
仏戒俚語
義】}'' 江戸時代、推翁禅扣が記した禅戒論の著作。天保12年(1841)に刊行された、全1巻。 ''&color(blue){【内容】}'' 著者である推翁については、生没年など何も分かっていないが、本書については、推翁が天保12年に、京都の行解庵で著述したものである。内容は、十六条の[[仏戒]]について、[[懺悔]]・[[三帰戒]]・[[三聚戒]]・[[十重禁戒]]・[[捨身]]・[[血脈]]・[[勧戒]]・[[戒壇]]と八章に分けて、和文でもって一般に広く示そうとしたもの。 なお、同著の末尾…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%ca%a9%b2%fc%d0... - 2008年04月12日更新
戒法論
があるため、江戸時代より前では唯一の[[禅戒]]論になる。 禅戒論に含まれてしまっているが、内容は『仏祖正伝菩薩戒作法』に関する口伝を集めた物であり、事前の準備物や、当日の進退作法について、事細かな指示がある。なお、口伝集であることは、以下のような文面からも知られる。 ''相伝のこと、[[西天]]二十八代嫡嫡相承して[[将来]]す。初祖、二祖に伝う、その旨、秘なり。笔跡を留めるべからず。唯、[[面授]]口訣するのみ。その後の祖祖相伝し、即今這裏の儀式に至る。'' 現在、テキストは『…
https://seesaawiki.jp/w/turatura/d/%b2%fc%cb%a1%cf... - 2008年03月05日更新