あ
あ
【 アイツキ 】 ［00003］ ⇒ 相附（アイツキ）*4：書記補ノ如キモノ。 〔 ○ ‥『三一』P．159〕
【 アイツキヨリヤク 】 ［00004］ ⇒ 相附寄役（アイツキヨリヤク）*7：共ニ試補ノ如キモノニシテ、医官補ヲイフ。 〔 ○ ‥『三一』P．191〕
【 あかう樹 】 ［00005］ ⇒ 宇祖古樹*巻九の十四：俗に「ウスク」という。あかう樹のこと。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 アカタオヂヤゥ 】 ［00006］ ⇒ 美福門*4：アカタオヂヤゥ。 〔 ○ ‥『三一』P．176〕
【 アガマー 】 ［00007］ ⇒ 安嘉麻（アガマー）*8：女ノ召使。田舎人ヨリツトム。 〔 ○ ‥『三一』P．245〕
【 アクカミ 】 ［00008］ ⇒ 赤頭（アクカミ）*1：賤役。 〔 ○ ‥『三一』P．233〕
【 アクガミ 】 ［00009］ ⇒ 赤頭（アクガミ）*4：従僕。 〔 ○ ‥『三一』P．193〕
【 アゴモシラレ 】 ［00010］ ⇒ 大按司志良礼（オオアジシラレ）*卷四の三：オオアジシラレ・国王夫人の称号。国王には正室の外に、夫人、妻と称する者があり、その夫人は大按司志良礼、妻は阿護母志良礼（アゴモシラレ）と称した。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 アザナ 】 ［00011］ ⇒ 阿佐那（アザナ）*4：時刻ヲ報スル信号旗ヲ司ルモノ。賤役。 〔○‥『三一』P．170〕
【 アザナ 】 ［00012］ ⇒ 島添阿佐那（シマソエアザナ）*卷三の十九：シマソエアザナ・アザナは高処で、単にサナともいう。首里城内東西高処の中、西側を島添阿佐那という。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 アジ 】 ［00013］ ⇒ 按司（アジ）*4：従一品官ナリ。封建時代ノ藩主ノ如シ。尚真王中央政権ヲ布キ首里ニ移居セシム。 〔 ○ ‥『三一』P．69〕
【 アタイ 】 ［00014］ ⇒ 家宅に植ゑる*巻八の十八：宅地内の農作地すなわちアタイに植える。新作物の試作は畑地では行わないようである。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 アタイザ 】 ［00015］ ⇒ 当座（アタイザ）*4：従五品ノ親雲上。 〔 ○ ‥『三一』P．210〕
【 アダニ 】 ［00016］ ⇒ 阿種（アダニ）*巻十の五：アダニまた「アダン」ともいう。植物名。 〔○ ‥『角・語』〕
【 アタリ 】 ［00017］ ⇒ 当（アタリ）官*1：御書院当トイフ。正五品官ニシテ国王公界向ノ諸用辨達并ニ風俗巡察ス。 〔 ○ ‥『三一』P．66〕
【 アタリ 】 ［00018］ ⇒ 遏達理（アタリ）官*3：当官ニシテ従五品官。 〔 ○ ‥『三一』P．23〕
【 アタリカン 】 ［00019］ ⇒ 遏達理官（アタリカン）*巻一の十八：アタリカン・当官のこと。→原文編「解説」〈位階役職〉 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 アタリサ 】 ［00020］ ⇒ 当座（アタリサ）*5：従五品官。 〔 ○ ‥『三一』P．116〕
【 アタリセロ 】 ［00021］ ⇒ 当勢頭（アタリセロ）*3：従五品官。 〔 ○ ‥『三一』P．108〕
【 アタリソウシ 】 ［00022］ ⇒ 遏達理双紙（アタリソウシ）*卷五の五：アタリソウシ 御書院当の管掌することについて記した冊子。 〔○‥『角・語』〕
【 アダン 】 ［00023］ ⇒ 阿種（アダニ）*巻十の五：アダニまた「アダン」ともいう。植物名。 〔○ ‥『角・語』〕
【 アダン籍地 】 ［00024］ ⇒ 障潮の阿 ・・露巻十六の七：防潮林として植えられたアダン籍地。 〔○‥『角・語』〕
【 アツカヒ 】 ［00025］ ⇒ 扱理(アツカヒ）*1・横目*2：風紀ヲ取締ル役目ナリ。 〔 ○ ‥『三一』P．123〕
【 アツカリ 】 ［00026］ ⇒ 扱理（アツカリ）*14：其筋ノ吏員。 〔 ○ ‥『三一』P．157〕
【 アツカリ 】 ［00027］ ⇒ 扱理（アツカリ）*6・掟（ウツチ）*7・ 目差（メサシ）*8：地方ノ小吏。 〔 ○ ‥『三一』P．118〕
【 アヘン戦争 】 ［00028］ ⇒ 耆英*巻二十一の十四：清代、満州正藍旗人、アヘン戦争の際、伊里布、牛鑑らと、対英和議の条件について折衝、全権として南京条約に調印した。 〔○‥『角・語』〕
【 アマゴイ 】 ［00029］ ⇒ 塢饕的巻十九の十：俗に「アマゴイ」と唱う。中国人は埣鼎忘遒襦・蟷蓋翕造寮召紡海・嵶佑如・艙飮・鳳・魑Г觸蝓・〔○‥『角・語』〕
【 アマミキヨ 】 ［00030］ ⇒ 東之御志慶由真（オシキヨマ）*4：稲ノ刈入レガ済ンテ「シキヨマ」才初ヲ国初ノ神アマミキヨニ奉ル報本返始ノ祭ナリ。 〔 ○ ‥『三一』P．92〕
【 アムシラリイ 】 ［00031］ ⇒ 阿母志良礼（アムシラリイ）*12：神職ナリ。阿母ニ母ノ義アリ。志良礼ニ治メルノ義アリ。 〔 ○ ‥『三一』P．198〕
【 アヤフネ 】 ［00032］ ⇒ 紋船（アヤフネ）*8：琉球貿易船ノコト。文船トモイフ。 〔 ○ ‥『三一』P．66〕
【 アラリヤエアンジ 】 ［00033］ ⇒ 阿応理屋恵按司（アラリヤエアンジ）*8：神職ニシテ祝女ノ上ニアリ。今帰仁城ノ神職。 〔 ○ ‥『三一』P．174〕
【 アルセスト号 】 ［00034］ ⇒ ・凰杞饒テ鸚肘巻二十の八：イギリス船アルセスト号・ライラ号。 〔○‥『角・語』〕
【 アヲノヤマ 】 ［00035］ ⇒ 奥山（アヲノヤマ）*附巻一の七十四：アヲノヤマ・那覇川口にある小島。〔 ○ ‥『角・語』〕
【 アンガナシ 】 ［00036］ ⇒ 阿武加那志（アンガナシ）*1：地方ニ於ケル神職ノ上位。尚圓王姉ノ子孫之レニ任ス。 〔 ○ ‥『三一』P．431〕
【 アンガナシ 】 ［00037］ ⇒ 阿武加那志（アンガナシ）*5：地方ニ於ケル女神官ノ最高。 〔 ○ ‥『三一』P．259〕
【 アンガナシ 】 ［00038］ ⇒ 阿母加那志（アンガナシ）*5：地方ニ於ケル祝女ノ最上位。 〔 ○ ‥『三一』P．90〕
【 アンジ 】 ［00039］ ⇒ 按司（アンジ）*1：王ノ支家。従一品官。政務外ノ閑職ニ就ク。 〔 ○ ‥『三一』P．190〕
【 アンジウッチ 】 ［00040］ ⇒ 按司掟（アンジウッチ）*1：中央ヨリ派遣スル座敷官。 〔 ○ ‥『三一』P．73〕
【 アンダ 】 ［00041］ ⇒ 安駄（アンダ）*10：法司官以上ノ乗ル加籠。 〔 ○ ‥『三一』P．198〕
【 アンダ 】 ［00042］ ⇒ 安駄（アンダ）*5：最高ノ乗物。轎子。 〔 ○ ‥『三一』P．232〕
【 アンナン 】 ［00043］ ⇒ 占城（チャンバ）*卷四の六：チャンバ・二世紀末から十七世紀末まで中部ウ゛ェトナムのアンナンにあった国。 〔○‥『角・語』〕
阿
【 阿応理屋恵按司 】 ［00530］ ⇒ 今帰仁ノ神職。前ニ出ツ。 〔 *1 ‥『三一』P．231〕【 阿応理屋恵按司（アラリヤエアンジ） 】 ［00531］ ⇒ 神職ニシテ祝女ノ上ニアリ。今帰仁城ノ神職。 〔 *8‥『三一』P．174〕
【 阿護母志良礼 】 ［00532］ ⇒ 大按司志良礼（オオアジシラレ）*卷四の三：オオアジシラレ・国王夫人の称号。国王には正室の外に、夫人、妻と称する者があり、その夫人は大按司志良礼、妻は阿護母志良礼（アゴモシラレ）と称した。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 阿口通事（ウコウトウジ） 】 ［00533］ ⇒ 福州人。琉球ノ外交顧問。 〔 *1 ‥『三一』P．265〕
【 阿口通事（ウコウトウジ） 】 ［00534］ ⇒ 琉球ノ外交顧問。 〔 *5 ‥『三一』P．104〕
【 阿佐那（アザナ） 】 ［00535］ ⇒ 時刻ヲ報スル信号旗ヲ司ルモノ。賤役。 〔 *4 ‥『三一』P．170〕
【 阿佐那（高阿佐那） 】 ［00536］ ⇒ 高阿佐那（タカアザナ）*6：城内東ノ鐘楼ナリ。鐘ノ番人詰所。 〔 ○‥『三一』P．234〕
【 阿佐那（東西阿佐那） 】 ［00537］ ⇒ 東西阿佐那*1：御城ノ鐘楼ニシテ、東ハタカアザナ、西ハシマソヘアザナトイフ。 〔 ○ ‥『三一』P．165〕
【 阿司多部 】 ［00538］ ⇒ 法司官*1：三司官トモイフ。三人ノ国務大臣。俗ニ阿司多部トイフ。 〔 ○ ‥『三一』P．68〕
【 阿司多部 】 ［00539］ ⇒ 法司官*2：阿司多部（アシタビ）又三司官トモイフ。有位者ノ投票ニ依リ選挙任命セラル。 〔 ○ ‥『三一』P．130〕
【 阿種（アダニ） 】 ［00540］ ⇒ アダニまた「アダン」ともいう。植物名。 〔 *巻十の五 ‥『角・語』〕
【 阿武加那志（アンガナシ） 】 ［00541］ ⇒ 地方ニ於ケル女神官ノ最高。 〔 *5 ‥『三一』P．259〕
【 阿武加那志（アンガナシ） 】 ［00542］ ⇒ 地方ニ於ケル神職ノ上位。尚圓王姉ノ子孫之レニ任ス。 〔 *1‥『三一』P．431〕
【 阿母（大阿母） 】 ［00543］ ⇒ 阿母加那志*8・二加也田阿母*9・君南風*10・大阿母*11：何レモソノ地方神職ノ頭目。 〔 ○ ‥『三一』P．155〕
【 阿母（二加也田阿母） 】 ［00544］ ⇒ 阿母加那志*8・二加也田阿母*9・君南風*10・大阿母*11：何レモソノ地方神職ノ頭目。 〔 ○ ‥『三一』P．155〕
【 阿母加那志 】 ［00545］ ⇒ 阿母加那志 *8二加也田阿母 *9・君南風 *10・大阿母 *11： 何レモソノ地方神職ノ頭目。 〔*8 ‥『三一』P．155〕
【 阿母加那志（アンガナシ） 】 ［00546］ ⇒ 地方ニ於ケル祝女ノ最上位。 〔 *5 ‥『三一』P．90〕
【 阿母志良礼（アムシラリイ） 】 ［00547］ ⇒ 神職ナリ。阿母ニ母ノ義アリ。志良礼ニ治メルノ義アリ。〔 *12 ‥『三一』P．198〕
【 阿蘭陀船 】 ［00548］ ⇒ 英船、サマラン号か。 〔 *巻二十一の八 ‥『角・語』〕
愛
【 愛惜喇庫哈番 】 ［00550］ ⇒ 満州八旗中ノ職名ナランカ。 〔 *3 ‥『三一』P．87〕【 愛惜喇庫哈番（アシラクハパン） 】 ［00551］ ⇒ 満州八旗中ノ官名ナランカ。 〔 *6 ‥『那��：尚質』P．59〕〔153〕
挨
【 挨 】 ［00552］ ⇒ 近ツク。 〔 *6 ‥『三一』P．290〕【 挨到 】 ［00553］ ⇒ 近ツキ到ル。又ハ迫ル、逐フ。 〔 *7 ‥『三一』P．293〕
【 挨陞 】 ［00554］ ⇒ 進級ヲアセルコト。 〔 *9 ‥『三一』P．282〕
【 鯵辧淵吋鵐・・・ 】 ［11100］ ⇒ 名譽、又ハ威力ノサカンナルコト。 〔 *19 ‥『那� Ы媾�』P．15〕〔109〕
梓
【 梓里 】 ［00555］ ⇒ 故郷。 〔 *1 ‥『三一』P．490〕扱
【 扱理 (アツカヒ） 】 ［00557］ ⇒ 扱理(アツカヒ） *1・横目*2： 風紀ヲ取締ル役目ナリ。 〔 *1 ‥『三一』P．123〕【 扱理 】 ［00556］ ⇒ 自奥渡上扱理（オクドゥヨリカミノサバクリ）*卷四の二：オクドゥヨリカミノサバクリ・奥渡より上は国頭から与論以北の大島諸島の地域をさし、扱理はその事務取扱役である。 〔 ○‥『角・語』〕
【 扱理（アツカリ） 】 ［00558］ ⇒ 其筋ノ吏員。 〔 *14 ‥『三一』P．157〕
【 扱理（アツカリ） 】 ［00559］ ⇒ 扱理（アツカリ）*6・掟（ウツチ）*7・ 目差（メサシ） *8： 地方ノ小吏。〔 *6 ‥『三一』P．118〕
【 扱理（自奧渡上之扱理） 】 ［00560］ ⇒ 自奥渡上之扱理*5：官職名。 〔 ○ ‥『三一』P．65〕
綾
【 綾船 】 ［00561］ ⇒ 紋船使*卷四の四：紋船はまた文船、綾船とも書く。「舳に青雀黄竜を画く故に以て名と為す」と『島津国史』に書かれているが、琉球より薩摩への聘問のために派遣される船で、その使者が紋船使である。 〔 ○ ‥『角・語』〕【 綾門 】 ［00562］ ⇒ 中山坊*5：中山門ニシテ俗ニ綾門トイフ。今ナシ。 〔 ○ ‥『三一』P．54〕
安
【 安嘉麻（アガマー） 】 ［00563］ ⇒ 女ノ召使。田舎人ヨリツトム。 〔 *8 ‥『三一』P．245〕【 安挿 】 ［00564］ ⇒ 安着。 〔 *11 ‥『三一』P．303〕
【 安挿 】 ［00565］ ⇒ 安着。 〔 *13 ‥『三一』P．210〕
【 安挿 】 ［00566］ ⇒ 安着。 〔 *13 ‥『三一』P．439〕
【 安挿 】 ［00567］ ⇒ 安着。 〔 *7 ‥『三一』P．142〕
【 安挿 】 ［00568］ ⇒ 安着ノコト。 〔 *2 ‥『三一』P．104〕
【 安挿 】 ［00569］ ⇒ 安着ノコト。 〔 *3 ‥『三一』P．140〕
【 安挿 】 ［00570］ ⇒ 安堵スル。 〔 *6 ‥『三一』P．455〕
【 安挿 】 ［00571］ ⇒ 安堵セシム。 〔 *1 ‥『三一』P．450〕
【 安村 】 ［00572］ ⇒ 六名*附巻四の百四：知花・松島・安村・知念・津波古・大里の六人。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 安駄（アンダ） 】 ［00573］ ⇒ 最高ノ乗物。轎子。 〔 *5 ‥『三一』P．232〕
【 安駄（アンダ） 】 ［00574］ ⇒ 法司官以上ノ乗ル加籠。 〔 *10 ‥『三一』P．198〕
【 安頓 】 ［00575］ ⇒ 配置スル。落付ク。 〔 *3 ‥『三一』P．393〕
【 安頓 】 ［00576］ ⇒ 配置スルコト。 〔 *14 ‥『那� �封』P．14〕〔108〕
【 安頓 】 ［00577］ ⇒ 配置スル又ハ落付ク。 〔 *5 ‥『三一』P．440〕
【 安頓 】 ［00578］ ⇒ 落着ク。 〔 *3 ‥『三一』P．477〕
【 安頓 】 ［00579］ ⇒ 落付ク又ハ配置スル。 〔 *4 ‥『三一』P．378〕
【 安頓（アントン） 】 ［00580］ ⇒ 落付ク。 〔 *3 ‥『三一』P．258〕
【 安南 】 ［00581］ ⇒ 四駅舘 *4：清朝ノ時、朝鮮、琉球、安南ノ貢使ノ会スル所ナリ。 〔 ○ ‥『三一』P．265〕
【 安里八幡宮 】 ［00582］ ⇒ 八幡*巻十五の二十一：安里八幡宮のこと。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 安流利渉 】 ［00583］ ⇒ 海上平安ノコト。 〔 *4 ‥『那� �諭祭』P．14〕〔108〕
【 安牘 】 ［00584］ ⇒ 官文書ヲイフ。 〔 *23 ‥『那�ぁУ�遊』P．71〕〔165〕
按
【 按 】 ［00585］ ⇒ 照シテ、準シテ、応シテノ意。 〔 *2 ‥『三一』P．383〕【 按察司 】 ［00586］ ⇒ 一省ノ司法官。 〔 *1 ‥『三一』P．44〕
【 按察司 】 ［00587］ ⇒ 三司官*1：布政司、按察司、都統。 〔 ○ ‥『三一』P．45〕
【 按察司 】 ［00588］ ⇒ 都布按三司*18：都統。布政司。按察司。 〔 ○ ‥『三一』P．32〕
【 按察司 】 ［00589］ ⇒ 都布按三司*巻二の十二：都司、布政司、按察司で、福建三司と呼ばれる。都司は軍政、布政司は政治財政を掌り、按察司は官吏の善悪、風教を訪察する。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 按司 】 ［00590］ ⇒ 王子 *2・按司 *3：王ノ近親。 〔 *3 ‥『三一』P．156〕
【 按司 】 ［00591］ ⇒ 王子*2・按司*3：王ノ近親。 〔 ○ ‥『三一』P．156〕
【 按司 】 ［00592］ ⇒ 王子銜*巻六の十四：位としての王子。按司の功勲ある者を充つ。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 按司 】 ［00593］ ⇒ 具志川按司*巻七の三：久米島具志川間切を所領とする按司。→一七二（本文） 〔○‥『角・語』〕
【 按司 】 ［00594］ ⇒ 恵祖世主（エソヨノヌシ）*巻一の八：エソヨノヌシ・「世」の支配者すなわち按司にあたる。恵祖と伊祖は共に方音「イーズ」。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 按司 】 ［00595］ ⇒ 御系図奉行職*巻八の五：鎖之側所轄の系図座の長で、はじめ王子一・按司一・親方一の三奉行（後、按司・親方二奉行）がいた。家譜に関すること、および修史を掌る。 〔○ ‥『角・語』〕
【 按司 】 ［00596］ ⇒ 従一品。 〔 *3 ‥『三一』P．434〕
【 按司 】 ［00597］ ⇒ 従一品。 〔 *7 ‥『三一』P．381〕
【 按司 】 ［00598］ ⇒ 百按司墓（ムムンジャラバカ）*巻二の十四：ムムンジャラバカ・諸按司墓のこと。〔 ○ ‥『角・語』〕
【 按司 】 ［00599］ ⇒ 寨（サイ）官*6：寨ハ山地ニ木柵ヲメグラシテ防衛トシタモノデ、地方ノ按司ヤゥナモノナランカ。 〔 ○ ‥『三一』P．21〕
【 按司（アジ） 】 ［00600］ ⇒ 従一品官ナリ。封建時代ノ藩主ノ如シ。尚真王中央政権ヲ布キ首里ニ移居セシム。 〔 *4 ‥『三一』P．69〕
【 按司（アンジ） 】 ［00601］ ⇒ 王ノ支家。従一品官。政務外ノ閑職ニ就ク。 〔 *1 ‥『三一』P．190〕
【 按司（阿応理屋恵按司） 】 ［00602］ ⇒ 阿応理屋恵按司（アラリヤエアンジ）*8：神職ニシテ祝女ノ上ニアリ。今帰仁城ノ神職。 〔 ○ ‥『三一』P．174〕
【 按司（阿応理屋恵按司） 】 ［00603］ ⇒ 阿応理屋恵按司*1：今帰仁ノ神職。前ニ出ツ。 〔 ○ ‥『三一』P．231〕
【 按司（佐司笠按司） 】 ［00604］ ⇒ 佐司笠按司（サシカサアンジ）*5：島尻ニ於ケル神職ノ上位。 〔 ○‥『三一』P．60〕
【 按司（佐敷按司加那志） 】 ［00605］ ⇒ 佐敷按司加那志（サシキアンジガナシ）*9：国王ノ妃。 〔 ○ ‥『三一』P．198〕
【 按司（佐敷按司加那志） 】 ［00606］ ⇒ 佐敷按司加那志*5：王妃ヲイフ。 〔 ○ ‥『三一』P．193〕
【 按司（司雲上按司） 】 ［00607］ ⇒ 司雲上按司（ツカサクモウヘアンジ）*4：女ノ神職。 〔~?‥『三一』P．103〕
【 按司（総地頭） 】 ［00608］ ⇒ 両総地頭*9：一間切ニハ必ス按司若クハ王子ノ総地頭ト親方ノ総地頭アツテ管理スル故斯クイフ。 〔 ○ ‥『三一』P．92〕
【 按司（唐ノ按司） 】 ［00609］ ⇒ 冊封天使*4：王号ヲ封スル勅使ニシテ、俗ニ唐ノ按司トイフ。 〔 ○ ‥『三一』P．162〕
【 按司ノ位 】 ［00610］ ⇒ 加冠*1：年十五歳ニ至レハ元服ノ手続ヲ了シ按司ノ位ヲ得。 〔 ○ ‥『三一』P．173〕
【 按司家 】 ［00611］ ⇒ 総地頭*15両総地頭、即チ按司家ト総地頭家ヲイフ。 〔 ○ ‥『三一』P．157〕
【 按司家 】 ［00612］ ⇒ 総地頭官*6：俗ニ両総地頭トイフ。一ハ王子又ハ按司家、一ハ総地頭家ニシテ一間切ヲ領ス。 〔 ○ ‥『三一』P．182〕
【 按司家ノ公私ノ御用 】 ［00613］ ⇒ 儀者（ギーシヤ）*7：按司家公私ノ御用ヲ辨ズルモノ。 〔 ○ ‥『三一』P．130〕
【 按司使者 】 ［00614］ ⇒ 王子使者*14・按司使者*15：慶祝弔祭ノ為メ薩州及ヒ江戸ヘノ使節ヲイフ 〔 ○‥『三一』P．335〕
【 按司地頭 】 ［00615］ ⇒ 松川地頭（マツガワジトウ）*巻一の五：マツガワジトウ・松川村を所領とする脇地頭。地頭には、按司地頭、総地頭、脇地頭があるが、前二者が一間切（現今の村に当る）を所領するのに対して、脇地頭は間切内の一村（現今の字に当る）を所領する。 〔○‥『角・語』〕
【 按司地頭ト総地頭 】 ［00616］ ⇒ 両郡主*13：按司地頭ト総地頭。 〔 ○ ‥『三一』P．264〕
【 按司奉行 】 ［00617］ ⇒ 戯師*巻十の十五：踊奉行のことである。踊奉行は普通五人構成である。按司奉行一・親方奉行一・親雲上奉行三から成り、玉城朝勲は親雲上奉行であった。 〔○‥『角・語』〕
【 按司掟（アンジウッチ） 】 ［00618］ ⇒ 中央ヨリ派遣スル座敷官。 〔 *1 ‥『三一』P．73〕
【 按照 】 ［00619］ ⇒ 準ずる。準拠する。 〔 *1841 ‥『角・公』〕
【 按臨 】 ［00620］ ⇒ 御来臨。 〔 *3 ‥『三一』P．428〕
案
【 案（文案） 】 ［00621］ ⇒ 文案*7：ツクエ。几案。 〔 ○ ‥『三一』P．85〕【 案ニ在リ 】 ［00622］ ⇒ 公文書ニ用ル用語ニシテ、手続ヲ了セリ、 又ハ御承知ノ筈ナリトノ意。 〔 *4 ‥『三一』P．279〕
【 案牘 】 ［00623］ ⇒ 官署ノ文書。 〔 *4 ‥『那�◆�天香』P．30〕〔124〕
2007年01月03日(水) 00:45:05 Modified by tutenze