ふ

【 フーチ 】 ［00439］ ⇒　疫気*巻十六の九：方音「フーチ」。伝染病のこと。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 フェーフチ(灰吹) 】 ［00440］ ⇒　灰筒*巻十六の一：方音フェーフチ・灰吹のこと。煙草の吸殻を入れる筒。〔 ○ ‥『角・語』〕
【 ブサギマイ 】 ［00441］ ⇒　部下米（ブサギマイ）*12：沖縄鹿児島間ニ於ケル貢租運搬賃三百八十里ノ割ヲ三百里ノ割ニ改正セラル。八十里ノ運賃ヲ減シ生ゼシ剰余米ニシテ一ケ年米九十八石余ナリ。〔 ○ ‥『三一』P．434〕
【 ブジドウ 】 ［00442］ ⇒　夫地頭（ブジドウ）*3：地方ノ首脳役ニシテ地頭代ト人民トノ中間ニ立チ民治ヲ計ル補助役ナリ。一定ノ職責ナキモ重要ノ会議ニ参シ或ハ諮問ニ応スルモノナリ。 〔 ○ ‥『三一』P．99〕
【 フダアラタメ 】 ［00443］ ⇒　札改（フダアラタメ）6：元来耶蘇教ヲ取締ル為メ各島ニ於テ毎年一回各戸ヲ調査シ、首里ノ大与座即チ戸籍役場ニ提出報告セリトイフ。 〔 ○ ‥『三一』P．273〕
【 フタカヤテンノアム 】 ［00444］ ⇒　弐加也田之阿武（フタカヤテンノアム）*3：神職ニシテ、尚圓王叔母ノ子孫コレニ任ス。 〔 ○ ‥『三一』P．431〕
【 フチシャ 】 ［00445］ ⇒　普幾下（フチシャ）*卷五の七：フチシャ・がけ、きりぎし、または山腹のけわしいところ。転じてそういう地形の地名ともなる。 〔○ ‥『角・語』〕
【 ブチトウ 】 ［00446］ ⇒　夫地頭（ブチトウ）*3：一定ノ職務ナキモ、地頭代ト同格ナリ。 〔 ○ ‥『三一』P．150〕
【 ブヂトウ 】 ［00447］ ⇒　夫地頭（ブヂトウ）*1：間切ノ元老ニシテ、ソノ待遇地頭代ト伯仲ス。平常一定ノ職ナキモ、重要会議ニ参シ或ハ諮問ニ応スルモノナリ。 〔 ○ ‥『三一』P．392〕
【 ブヂトウ 】 ［00448］ ⇒　夫地頭（ブヂトウ）*3：一定ノ職ナキモ地頭代ト待遇ヲ同クス。地方ノ元老トモイフベキモノ。 〔 ○ ‥『三一』P．288〕
【 ブヂトウ 】 ［00449］ ⇒　夫地頭（ブヂトウ）*7：地頭代ト同様ノ待遇ニシテ、一定ノ職責ナキモ間切ノ重要政務ニ与ル。地方ノ元老役ナルヘシ。 〔 ○ ‥『三一』P．317〕
【 フチャギ 】 ［00450］ ⇒　葺揚餅（フチャギ）*巻十二の九：フチャギ・旧暦八月十五日月見の時に供える小豆を附した餅。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 ブラザース号 】 ［00451］ ⇒　異国船*巻二十の十：イギリス船ブラザース号か。 〔 ○ ‥『角・語』〕
【 ブロッサム号 】 ［00452］ ⇒　・凰杞餝ちオ巻二十の十一：イギリス船ブロッサム号か。 〔○‥『角・語』〕
【 フンシ 】 ［00453］ ⇒　風水*卷六の三：俗に「フンシ」という。万物は風と水と二つの気が完全に調和している地こそ最上の場所である。ここに家屋、墳墓を構えると子孫が繁栄するという。風水師は、墳墓・家屋・村落・都城を建設するに当って、災禍を避け幸福を招くために、竜脈によって地を相する。竜脈とは山脈・地脈・水脈の延々と連なり高低起伏するのを竜身にあてはめて解釈する。 〔 ○‥『角・語』〕