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 ウィキペディアによる”舞踏組曲(Sz.77)”の解説は、ここ
 ウィキペディアによるバルトークの解説は、ここ

舞踏組曲(Sz.77)


Muzsikás: Gyimes music and Bartók: Dance Suite(+原曲)

全体は5つの舞曲と終曲と言う6つの部分からなっており、その間を「リトルネロ」と題された間奏が様々に変奏されながら現れて繋ぐ形をとっている。なお、各曲の解説での「〜風」と言う表現は、バルトークが先のベウへの手紙の中で旋律がどこに由来するものかを説明したものである。

第1舞曲 Moderato
三部形式。ファゴットが狭い音程間の「部分的に東洋・アラブ風」の旋律を導き出して始まる。やや盛り上がって終わると、ハープのグリッサンドで雰囲気は一変し、リトルネロに入る。ハンガリー民謡風の静かな旋律がヴァイオリンに乗って現れる。

第2舞曲 Allegro molto
三部形式。ヴァイオリンが荒々しいリズムに特徴があるハンガリー風の旋律を奏する。怒濤のような舞曲が静まると、ハープのグリッサンドで再び雰囲気は一変してリトルネロに入る。今度はまずクラリネットが旋律を奏する。

第3舞曲 Allegro vivace
ロンド形式。ハンガリー・ルーマニア(特にリズムで)・アラブのそれぞれの要素を持つ舞曲が、華やかなオーケストレーションで次々に現れる。ロンド主題の音階は五音音階に基づく。リトルネロなしで休みなく次の曲に続く(譜面には"atacca!"(そのまま続ける!)と書かれている)。

第4舞曲 Molto tranquillo
ほぼ三部形式。バルトークお得意の「夜の音楽」を思わせる静かな舞曲で、アラブ風の旋律が静穏な弦楽器の密集和音の中から出現する。その雰囲気を引き継ぐように、リトルネロもまた静かに、切れ切れに出現する。

第5舞曲 Comodo
「非常に原始的な舞曲でどこに由来するとも言えない」とバルトークが述べている。わずかに盛り上がって終わるが、そのリズムなどは終曲への序奏としての役割が大きい。

終曲 Allegro
第5舞曲のリズムで弦楽器が低弦から4度間隔で積み重なっていくと金管楽器が合いの手を入れるように(『中国の不思議な役人』の冒頭部に用法が似ている)登場し、その後各舞曲やリトルネロが次々と再帰してくる。最後は第3舞曲のテーマから派生した動機で曲を華々しく閉じる。

楽譜



Bartók: Dance Suite, Solti & LPO (1952) バルトーク 舞踏組曲 ショルティ

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ピアノ編曲版




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