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 ウィキペディアによるセルゲイ・プロコフィエフの解説は、ここ
 ウィキペディアによる”ピアノ・ソナタ 第7番「戦争ソナタ」 変ロ長調”の解説は、ここ
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ピアノ・ソナタ 第7番「戦争ソナタ」 変ロ長調



第1楽章 Allegro inquieto
ソナタ形式。リストのソナタのような前衛的な形式ではなく、古典的なソナタ形式に比較的忠実であるが、その一方でいくつかのモチーフが密接に絡み合い、緻密で複雑な構造をもつ。演奏時間は7〜8分。一部を除いてほとんど無調志向であり、強烈な不協和音が曲全体にちりばめられている。テンポの速い第1主題と、Andantinoで奏される温かみのある第2主題が対照的である。最後は速度を上げて一度高揚したあと低音で静かに曲を閉じる。

Glenn Gould - Prokofieff, Piano Sonata No. 7 in B-flat min: I Allegro inquieto. Andantino (OFFICIAL)

第2楽章 Andante caloroso
冒頭の主題はシューマンの「リーダークライス」Op.39-9「悲しみ」に由来(プロコフィエフの伝記作家ダニエル・ジャッフェの指摘)し、その歌詞への連想から暗に体制批判が示される。活動的な1楽章とは対照的で美しい緩徐楽章である。中間部ではラフマニノフらが得意とした、鐘を模倣した部分が多い。中間部で次第に盛り上がりを増していき、最高潮に達したのちふたたび静かに鐘のように音が鳴り響く。その後冒頭の主題が回帰し、消えていくように曲は3楽章へとつながれる。

Glenn Gould - Prokofieff, Piano Sonata No. 7 in B-flat min: II Andante caloroso (OFFICIAL)

第3楽章 Precipitato
7拍子で書かれており、形式はA-B-C-B-Aの対称形になっている。演奏時間は3楽章の中でも最も短く、わずか3分半程度である。打楽器的な楽章で、演奏者には正確なリズム感が要求される。また絶え間なく左手の変ロ音が鳴り響く。クライマックスは全3楽章の中でも最も盛り上がる部分であり、猛烈な突進で曲を閉じるが、この部分が非常に演奏至難であることが云われており、難曲たる所以にもなっている。

Glenn Gould - Prokofieff, Piano Sonata No. 7 in B-flat min: III Precipitato (OFFICIAL)

Sviatoslav Richter - Prokofiev - Piano Sonata No. 7 in B flat major, Op. 83

関連楽曲

ピアノ・ソナタ第6番 イ長調 op.82(1940年)
ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 op.83(1942年)
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