子育ての失敗を広く浅く、ゆるやかに追跡。

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『「クラシック音楽」はいつ終わったのか? 音楽史における第一次世界大戦の前後』(人文書院)

 


目次

はじめに 7

第1章 戦争の「前」と「後」―音楽史の亀裂としての第一次世界大戦 13
  1. アヴァンギャルドの誕生 14
  2. アメリカ・ポピュラー音楽の勃興 17
  3. 録音音楽の時代 22
  4. 音楽における国際主義 28
  5. 国有化される音楽? 31

第2章 モダニズムからアヴァンギャルドへ―大戦勃発前に起きたこと 39
  1. 戦争の予感 40
  2. 戦場となる演奏会場 45
  3. シェーンベルクと不協和音の解放 48
  4. ストラヴィンスキーとリズムの解放 51
  5. 未来派とノイズの解放 54

第3章 熱狂・無関心・沈潜―戦中の音楽状況 59
  1. 「精神の戦い」としての第一次世界大戦 60
  2. 総動員体制の中の音楽? 65
  3. 世代交代期としての第一次世界大戦 71
  4. 出兵した作曲家たち 78
  5. 亡命者たちの音楽 82
  6. 内なる戦争体験 84

第4章 社会の中の音楽―パウル・ベッカー『ドイツの音楽生活』をめぐって 89
  1. 音楽は社会が作る 90
  2. 音楽における資本主義への批判 95
  3. 音楽社会学的テーゼの反転―ベッカーからアドルノへ 102
  4. 最後の啓蒙主義者としてのベッカー? 106
  5. 音楽を通した国際的融和の希求 110
  6. 戦争がもたらしたもの 113

第5章 音楽史における第一次世界大戦とは何だったか―戦間期における回顧から 121
  1. 一九二〇年代の音楽と新古典主義 122
  2. ハインリッヒ・ベッセラー「音楽聴取の根本問題」と戦前音楽文化への批判 125
  3. ベッサーラーと「行動する音楽」の美学 130
  4. ベッセラーの思想とユーゲント運動 134

参考文献
あとがき
略年表

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