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ベートーヴェンの交響曲 (講談社現代新書)


目次

まえがき ベートーヴェンの「圧倒的感動」 玉木正之 3
プレトーク 「ベートーヴェンの交響曲の魅力」 金聖響VS玉木正之 11

第1番 ハ長調作品21「喜びにあふれた幕開け」 27
 何かが始まる予感/音楽の美しさを味わう純粋音楽/ベートーヴェンの青春の音楽

第2番 ニ長調作品36「絶望を乗り越えた大傑作」 39
 ベートーヴェンの遺書/堂々たる二つの音/大指揮者の時代の演奏/メトロノームを活用したベートーヴェン/コンサート・ホールの残響とテンポ/指揮者の運動神経

第3番 変ホ長調作品55『英雄』「新時代を切り拓いた『英雄』」 59
 第1楽章ですべてを支配する2連打/ピリオド奏法と現代奏法/古楽器による演奏の流行/ベートーヴェンの悪筆/一音一音の積み重ね/ストーリー性濃厚な第2楽章/ロックンロール状態の第3楽章

第4番 変ロ長調作品60「素晴らしいリズム感と躍動感」 83
 カルロス・クライバーの第4番/明るい音楽オタク/古典派とロマン派/様式美のソナタ形式/不滅の恋人のメロディ/おもしろいヘミオラのリズム

第5番 ハ短調作品67「完璧に構築された究極の構造物」 101
 「運命」はひとまず忘れて/指揮者が緊張する第5番/フェルマータは停留所/計算しつくされたバランス/音の変化が自然に引き出す、アゴーギク/メロディ・メーカーではなかったベートーヴェン/3本の堅く太い柱ミ・レ・ド/ブラームスの悩み/指揮者の脳内に響く音

第6番 ヘ長調作品68『田園』「地上に舞い降りた天国」 137
 ヨーロッパの田園風景/音楽で見せてくれる風景/ベートーヴェンの高い志と人間性/革新的だった5楽章の交響曲/ある日突然好きになった『田園』

第7番 イ長調作品92「百人百様に感動した、狂乱の舞踏」 157
 数字の持つイメージ/国民的作曲家となったベートーヴェン/独特の「間」はコブシのようなもの/ベートーヴェン円熟の40歳/悲しみから喜びまで/リピート記号の解釈/冷静かノリノリか

第8番 ヘ長調作品93「ベートーヴェン本人が最も愛した楽曲」 187
 献呈者なし、の謎/クラシックの中の古典回帰/妙味に富んだ音楽/形式を自在に操る天才

第9番 ニ短調作品125『合唱付』「大きな悟りの境地が聴こえてくる」 203
 師走の風物詩は日本のみ/宗教心の発露/孤独な心を救済してくれる音楽/智天使ケルビム/カオスからコスモスへ/古さと斬新さ/あまりにも美しい天国の調べ/常識と「音の事実」/人間の声という楽器/「歓喜」の和音による終結

アフタートーク 新しいベートーヴェン像を求めて 金聖響VS玉木正之 243
あとがき 金聖響 254

<<激動の時代の激動の生涯>>年表 玉木正之 260

監修 平林直哉

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