子育ての失敗を広く浅く、ゆるやかに追跡。

 村上春樹の音楽本のページに戻る

 音楽の森のページに戻る

『小沢征爾さんと、音楽について話をする』


 目次

始めに―小澤征爾さんと過ごした午後のひととき 村上春樹 10

第1回 ベートーヴェンのピアノ協奏曲第三番をめぐって 27

 最初にブラームスのピアノ協奏曲第一番/カラヤンとグールド、ベートーヴェン・ピアノ協奏曲第三番/グールドとバーンスタイン、ベートーヴェン・ピアノ協奏曲第三番/ゼルキンとバーンスタイン、ベートーヴェン・ピアノ協奏曲第三番/なんといってもドイツ音楽がやりたかった/五十年前、マーラーに夢中になった/新しいベートーヴェン演奏のスタイルとは?/インマゼールのピアノ、古楽器演奏のベートーヴェン/再びグールドについて語る/ゼルキンと小澤征爾、ベートーヴェン・ピアノ協奏曲第三番/内田光子とザンデルリンク、ベートーヴェン・ピアノ協奏曲第三番

インターリュード1:レコードマニアについて 93

第2回 カーネギー・ホールのブラームス 99

 カーネギー・ホールでの感動的なコンサート/サイトウ・キネンとブラームスを演奏すること/後日の短い追加インタビュー:ホルンの息継ぎの真相

インターリュード2:文章と音楽との関係 129

第3回 一九六〇年代に起こったこと 135

 バーンスタインのアシスタント指揮者をしていた頃/スコアをどこまでも読み込む/テレマンからバルトークまで/春の祭典・裏話みたいなもの/小澤征爾指揮・三種類の『幻想交響曲』/一人の無名の青年になぜそんなすごいことができたのだろう?/後日の短い追加インタビュー:モーリス・ペレスとハロルド・ゴンバーグ

インターリュード3:ユージン・オーマンディのタクト 185

第4回 グスタフ・マーラーの音楽をめぐって 187

 先駆けとしてのサイトウ・キネン/バーンスタインがマーラーに取り組んでいた頃/そういう音楽が存在したことすら知らなかった/マーラー演奏の歴史的な変遷/ウィーンで狂うということ/三番と七番はなんだか「あやしい」/小澤征爾+サイトウ・キネンの演奏する『巨人』/楽譜の指示がなにしろ細かい/マーラー音楽の世界市民性とは?/小澤征爾+ボストン交響楽団の演奏する『巨人』/マーラー音楽の結果的な前衛性/今でも変化し続ける小澤征爾

インターリュード4:シカゴ・ブルーズから森進一まで 271

第5回 オペラは楽しい 279

 もともと僕くらいオペラから縁遠い男はいなかった/フレーニのミミ/カルロス・クライバーのこと/オペラと演出家/ミラノで浴びたブーイング/苦労よりは楽しみの方がずっと大きい

スイスの小さな町で 315

第6回 「決まった教え方があるわけじゃありません。その場その場で考えながらやっているんです」 333

あとがきです 小澤征爾 373 

Wiki内検索

管理人/副管理人のみ編集できます