子育ての失敗を広く浅く、ゆるやかに追跡。

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グレン・グールドを聴く夏目漱石 (五柳叢書)

 


目次

第1章 グレン・グールドを聴く夏目漱石 5

『草枕』の誕生

 「小説家失格者」子規と「小説家」漱石の誕生
 『草枕』の「風雅の技法」と『春風馬堤曲』
 漱石の「近代画家論」
 『草枕』十三章−妙音と雑音

グレン・グールドと漱石

 二十世紀小説としての『魔の山』と『草枕』
 グールドの「テイク2」

『草枕』を朗読するグールド

 緩やかさあるいは速度という困難な解決
 始まりという現象学−『吾輩は猫である』と『荒地』の推敲過程
 「非現実的な都市」ロンドンと『草枕絵巻』

第2章 書き出しの現象学 75
第3章 T.S.エリオットとエズラ・パウンド―『荒地』の推敲過程 109
第4章 色幻論 145
第5章 数詞の幻化作用 157
第6章 断章による表現技法 177
第7章 来るべき書簡 197
第8章 漱石と中也の『海潮音』批判 217

あとがき 242

関連本

  • 「草枕」変奏曲―夏目漱石とグレン・グールド
  • 漱石とグールド―8人の「草枕」協奏曲
  • 『草枕』(夏目漱石)
  • 草枕(英文版)―The Three-Cornred World

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