日本人の英語 (岩波新書)
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uedam1984b 2016年09月21日(水) 18:28:34履歴
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日本人の英語 (岩波新書) 
目次
1 メイド・イン・ジャパン――はじめに
母のコートと私のラジオ／英文説明書もメイド・イン・ジャパン／英語を支える論理／日本人にとっての問題点／英語の頭脳環境へ
2 鶏を一羽食べてしまった――不定冠詞
aは名詞につくアクセサリーではない／「数えられる物」と「数えられない物」／ビールがうまくなった
3 あの人ってだれ?――定冠詞
theも名詞につくアクセサリーではない／「話題」か「注目のまと」か／余分なthe症候群
4 間違いの喜劇――単数と複数
25通りの可能性／冠詞と数は環境で決まる
5 思いやりがなさすぎる――純粋不可算名詞
純粋不可算名詞と純粋可算名詞／可算性の純粋さを汚さぬために／英語の意味的カテゴリーで考える／英語の数意識／電子レンジと冷凍庫／飼っている猫は一匹
6 文脈がすべて――冠詞と複数
shynessとthe shyness／the＋〈中村先生〉もありうる／一つしかない天と地と宇宙の始まり／the＋〜ing＋of＋名詞
7 慣用の思し召し――さまざまな前置詞
「〜で」はいつもbyとは限らない／受動態のbyは動作主を導く／多様な前置詞でより豊かに
8 意識の上での距離――onとin
inとonの空間関係／一貫している論理／時間表現のinとon／意識の上での距離
9 「かつら」と「かもじ」――offとout
二次元関係と三次元関係／休暇と失業／回転軸の違い／イディオムのニュアンス
10 明治な大学――名詞+of+名詞
A of B／上野動物園のパンダ／...of...の五つのタイプ
11 もっと英語らしく――動詞+副詞
慣用表現の鍵は副詞／awayがもつ共通の意味／比喩的なacrossとそうでないacross
12 点と線――完了形と進行形
「日曜日に何ばかりしているのですか？」／英語は「時」、日本語は「相」／勉強の成果は？／過去の五つの形
13 泣きつづける彼女――未来形
未来の三つの形／「毎日毎日」を感じさせる進行形／泣き続ける進行形／現在完了形の意識と使い分け
14 去年受賞したノーベル賞――関係詞の二つの用法
制限的用法と非制限的用法／句読点を正しくつける／前置詞と関係代名詞／どの語が先行詞か
15 アダルトな表現をめざして――先行詞と関係節
先行詞問題／先行詞が遠すぎる時／文章をよりアダルトに／関係副詞も活用しよう
16 慎重とひねくれ――受動態と能動態
受動態の使い過ぎを避けよう／慎重さも大切だが・・・／主語と述語の距離／放っておけない「離れすぎ問題」
17 知識から応用へ――副詞
応用の段階へ／「特に・とりわけ」問題／愛されている「したがって」
18 したがってそれに応じる――副詞と論理構造
「したがって」というよりは「〜に応じて」／consequentlyとaccordingly／as a resultとconsequently／大げさすぎる”Therefore,・・・”
19 「だから」と「だからさ」の間――接続詞
マイナーな論理的表現／さまざまな接続詞／therebyとthus／論文にふさわしいhence
20 自然な流れを大切に――おわりに
一人の男の子と戦争したとき？／英文の順序と流れ／Genji Hikaruなんて、あんまりだ／心中するのは決まった相手一人とだけ／最後の問題は「流れ」
あとがき
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