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カーブ進入速度は116キロ JR福知山線脱線事故

http://www.kobe-np.co.jp/kyodonews/news/0000182060...
2006/12/02 14:07

 尼崎JR脱線事故で、快速電車が現場カーブに進入した速度が時速116キロだったことが2日、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会などの分析で分かった。

 事故調委はこれまで、時速115-117キロとの調査結果を公表していたが、JR西日本にも協力を求めデータを分析。誤差を調整し速度の特定にこぎつけたという。

 快速電車は現場手前の直線で制限速度超過後、いったんブレーキをかけているが、その後は現場までかけていない可能性が高いことも判明した。

 事故調委は年内にも、これまでにまとめた調査経過や認定事実を公表。事故原因をどのように分析するのか、有識者らの見解を聞く意見聴取会を年明けに開く見通し。

 最終報告は事故発生から2年となる来年4月下旬を目標に、取りまとめ作業を進めている。

 事故調委が昨年9月に公表した中間報告などによると、脱線した快速電車の高見隆二郎運転士=死亡、当時(23)=は、半径約300メートルの右カーブに、制限時速70キロを大幅に上回る速度でブレーキをかけず進入。約1秒後にブレーキをかけたが電車は左に傾き、1両目と2両目が現場マンションの手前約60メートルにある線路脇の電柱に衝突。そのまま横転してマンションに突っ込んだ。

 高見運転士は現場カーブの手前約1・4キロの直線で、制限時速120キロを上回る124-125キロまで加速。この時点でブレーキをかけたが、その後は現場カーブに進入するまでブレーキ作動の記録は残っていないという。
2006年12月04日(月) 06:52:23 Modified by umedango




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