内容
媛山真由「いつまでついてくる気だ。物陰に隠れていないで姿を現せ」
浦汐千羽「へ。気付かれていたのね。尾行には自信があったんだけどな。」
媛山真由「いや、なかなかのものだったぞ。私で無ければ気がつかなかっただろう。」
浦汐千羽「まあね、あたしってよく知らないおじさまの後をついて、ふらふら碁会所とか料理教室とか行っちゃうから、尾行には慣れてるの。」
マミコン「千羽ちゃん、それはただのストーカーよ。」
媛山真由「で、わざわざ尾行までして、何のようだ。」
浦汐千羽「それは、これよ!ドミノッピザーラッピザハット!」
チャバネ「しねーッ!!
チャバネインパクトォー!」
媛山真由「くっ、いきなり何をする。」
チャバネ「何って決まってるでしょ、闇討ちよ!」
媛山真由「いきなり闇討ちを仕掛けてくる魔法少女など聞いたことが無い!」
チャバネ「うっせーぼーけ!これが魔法少女チャバネよ、世界中のおじさまはみんな私のものなんだから、あんたなんかに、おっぱいの小さい女の気持ちの何が分かるっていうの!!」
媛山真由「…何を言っているんだこの子は」
マミコン「ごめんなさい。この子ちょっと残念なヒロインなんです。」
チャバネ「私が悪いんじゃない、全部世間が悪いのよ!」
媛山真由「やれやれ、話して通じる相手では無さそうだな。ならば!」
マミコン「あ、あの薬は!千羽ちゃん!逃げて!」
チャバネ「うわぁ!地面がチーズみたいにどろどろに!、あ、足が!動けないー!」
媛山真由「フン、まるでGホイホイにつかまったゴキブリだな。大人しくしたほうがいい。動けば動くほど溶けたチーズのような粘液がお前を辛め取るぞ。」
チャバネ「ううーぐぐぐ、くぁー!なんなのよこれー!」
スタッフの反応
要約
- チャバネが自業自得のうえ小物丸出しで捕まってる
- 変身直後のセリフが「死ねーッ!」や「闇討ちよ!」だったり、敵に「まるでゴキブリだな」と言われるヒロインなんて無い
- 正々堂々の裏を行っている
- ぐるっと1周回って回ってあるい意味正々堂々としている
- 「おっぱいの小さい女の気持ちの何が分かるっていうの!」←ここが千羽の萌えポイント
全文
千和長「はーい」
シュガー「つかまったね」
千和長「つかまったね、しかも自業自得な理由で捕まったね」
シュガー「そうだね」
千和長「なんかうっかり敵にやっつけられたとかじゃなくて、完全に小物丸出しで捕まったよね」
シュガー「でもすごいインパクトはあったわ私。」
千和長「インパクトすごいあったし、」
シュガー「だってなんか変身直後のセリフが「しねーッ」ってさ、そんなヒロインは確かに無いわ」
千和長「しかもさ、尾行してて、「これよ!」って、急にインパクト出しちゃってるからね。何にも無くね、正々堂々って言葉の裏を行ってるよね、。そんな、「何をするいきなりって」言われて「決まってるでよ、闇討ちよ!」って聴いたこと無いタイプのヒロインだね。」
シュガー「逆に言うと闇討ちにすらなっていないわよね、ある意味正々堂々と」
千和長「そうだね、ある意味正々堂々としてるから、ヒロインっちゃヒロインの」
シュガー「そうね、ぐるっとまわって」
千和長「ぐるっと1周回って回ってヒロインっぽい感じのあれになってて、久しぶりに「ドミノッピザーラーッピ」って言ったと思ったらコレですよ。で、言うに事欠いて「おっぱいの小さい女の気持ちの何が分かるっていうの!」っていうこの捨て台詞。」
シュガー「ちょっとヒロインっぽいよね、切なさを吐露してるのよ。」
千和長「そうだね、せつない気持ちになるよね」
構成
丁「ここが萌えポイントですよ」
千和長「・・・・・・うん」
シュガー「今の、今の間は何?今の間は!」
千和長「だってさー、ヒロインがさ、敵にさ、「まるでゴキブリだな」って言われるの聞いたことないんだもん。聞いたこと無いんだもん。「ゴキブリだな」って言われるヒロイン。」
シュガー「逆よね」
千和長「逆だよね普通。何かやればやるほど「あーっぽいな」って思える千羽の魅力って事で今回は閉めさせていただきたいと思います。」
備考
千羽の「碁会所とか料理教室とか行っちゃう」というセリフは、千和長が碁会所に行ったり、おじさん限定料理教室に行こうとしたりした経験が元になっている